2025年10月20日 
				
					
私立と違って、入試日も結構自由な(?)国立大学附属中学校ですが、次年度の入試日程が出そろったようなので、一覧表にしてみました。
 学校名 日程の順番で・・・
神戸大学附属中等教育学校    1月19日午後
大阪教育大学附属池田中学校   1月17日
大阪教育大学附属天王寺中学校  1月17日(1次)1月20日(2次)
大阪教育大学附属平野中学校   1月24日(1次)1月26日(2次)
奈良教育大学附属中学校     2月5日 
奈良女子大学附属中等教育学校  1月22日
京都教育大学附属桃山中学校   1月17日
滋賀大学教育学部附属中学校   1月10日
国立の中学校は都道府県立と異なり、府県をまたいでの受験も可能ですので、複数校併願は可能です。受験料はいずれも5,000円です。出願期間も各校異なりますので、受験をお考えの方はそれぞれ募集要項をご確認ください。
				 
        
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				2025年10月17日 
				
					
先日食堂のパン売り場がリニューアルしたニュースでお伝えした浪速中学校高等学校ですが、まもなく第2回目の中学入試プレテストが開催されます。
そこで現状の実力を知ることは重要ですが、要はその結果を元に、どのような対策を行うべきか、という方が大切になります。というわけで、29日には対策勉強会も行われます。どちらも土曜日の午前中ですので塾の授業にも間に合います。というわけでセットで参加することをお勧めします。新しい校舎もお楽しみに。
				 
        
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				2025年10月16日 
				
					
突然ですが、クイズです。以下の地名、読めますでしょうか。
①乙訓郡向日町
②物集女街道
③鶏冠井町
正解は文末にあります。
98年前の1927年に乙訓郡向日町(今の京都府向日市)に高等女学校として開校した京都西山高校は、古くからの街道である物集女街道と西国街道が合流するあたり、つまり町の中心部にある学校です。戦後も女子校でしたが、2005年に通信制を併設、2022年からは男女共学となっています。
女子ソフトボールや陸上競技、女子バスケットボール、女子バレーボール、女子サッカーなど女子の強化クラブが多いのでも知られていますが、男子バスケットボール、男子サッカーなど男子の強化クラブも増えてきました。女子校時代から茶道、華道などの文化部もあり、男子の入部も可能です。
こちらの学校から10月のオープンスクールのご案内をいただきました。中1、2年の参加もOKだそうです。お申し込みは学校HPからどうぞ。
クイズの答え
①おとくにぐん むこうまち 向日市になっても、競輪場は京都向日町競輪場、JRの駅名も、向日町駅のままです。お隣の神足(こうたり)駅が長岡京駅と変わったのに、なんでだろう。
②もずめかいどう 百舌鳥、つまり今の堺市の豪族が古墳時代に移り住んだため、この地名がついたとGoogleのAIは言うとります。知らんけど。
③かいでちょう 京都西山高校とは関係ないのですが、近くにある地名。楓と井戸が多かったので、楓を鶏のとさかに例えて字を当てたと、これまたAIが言うとります。ほんまかな。
このあたりも歴史のある地域だけに難読地名が多いです。向日市の東、京都市伏見区には羽束師(はづかし)、その南の久御山町には東一口(ひがしいもあらい)という難読地名もあります。由来は各自の責任でお調べください。
				 
        
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				2025年10月15日 
				
					
今年も大阪住吉区の建国中学・高等学校からオープンスクールのご案内が届きました。韓国系の学校ですが、半数ほどは日本国籍の生徒が在籍しており、日常的に日本語、韓国語、英語が飛び交っている国際色の豊かな学校です。チラシには「韓国系インターナショナルスクール」と書いてありますが。学校教育法第一条に規定されている学校ですから、卒業すれば普通に大学進学することが可能です。授業体験だけでなく、クラブや給食の体験もセットになっています。この学校ならではの雰囲気を一度体験してみましょう。
				 
        
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				2025年10月14日 
				
					
私立大学受験の場合、公募制推薦から考えると11月から3月まで様々な日程が用意されているのですが、合格の権利を保持するためには入学金の支払いが必要です。併願の組み立てによっては入学金の二重払い、三重払いが発生するケースもあります。そんな中で6月に文部科学省から私立大学に対して、入学しない場合は入学金を返還する方が望ましいという通知が出されたのですが、例えば桃山学院大学は23万円の入学金のうち、18万円は返還すると発表するなど、対応が広がりつつあります。
追手門学院大学の場合、そもそも入学金が16万円とお安いのですが、今年の公募制推薦では入学手続き締切日、つまり入学金納入の期日が1月8日と大幅に遅くなりました。これによって他大学の公募制推薦の併願として受験して合格した場合、その他大学の結果を見てから入学金を納めればよいので、入学金の二重払いが発生しないことになります。
というわけで、お得な併願作戦の一つとして使えますよ、というお話でした。
				 
        
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				2025年10月10日 
				
					
「文部科学省は8日、学士課程と修士課程を5年一貫で修了できる大学を増やすため、制度を改める方針を示した。2025年度内に省令を改正し、26年度からの導入を目指す。特に学部卒業で社会に出ることが多い文系学生の大学院進学を促し、高度人材を増やす狙いだ。」(日本経済新聞Web版 10月8日12:14配信)
文部省(当時)は1991年に大学院重点化方針を打ち出し、大学院設置の自由度を高めました。これにより大学院が急増していくのですが、1996年の予算措置によってさらに大学院の定員が増加していきます。文部省と科学技術庁が統合し、文部科学省となった2001年頃から国際競争力強化を目的に博士課程中心の大学院教育改革を進めますが、残念ながら大学院への進学率は伸び悩んでいます。
特に文系分野では学部卒と修士卒の初任給の差が小さく、むしろ大学院卒の方が年齢を理由に就職には不利になるケースがあるということや、進行している少子化によって大学などの高等教育機関、研究機関が縮小していく中で、研究者としてのポストも限られるということが伸び悩みの理由として考えられます。
こういう中で、今回の文科省の方針は、大学院の学費の節約+年齢ハンディの回避、という点では評価できますが、出口としての研究者としてのポストが増えない限りは、大学院進学希望が増えるのは考えにくいと思います。MBAを取得して金融系企業でのコンサルティング業務、法科大学院を出て企業の法務関連業務といった、具体的な道筋が見えている分野もありますが、早く大学を卒業して就職し、具体的な業務を覚えたいという学生の方が多いような気がします・・・。
				 
        
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				2025年10月9日 
				
					
神戸市長田区にある神戸野田高校の歴史については、2年前に書いたこちらのブログを読んでいただきたい(↓)のですが、
【1週間丸ごと】神戸野田高等学校 部活動体験week【部活動】 « 学校選びの道しるべ|開成教育グループ 入試情報室 学校・入試情報ブログ
実は、女子校時代の1947年に中学校を併設しましたが、高校募集に特化するため1970年に募集停止し休眠状態となっていました。しかし、この度中学校復活の設置許可の申請を行ったようです。募集再開は2027年度とのことですので、認可されれば57年ぶりの復活、共学校としては初の中学募集開始となります。
(学校HPはこのような状態。)
2026年9月からは神戸市の公立中学校の課外活動の地域展開(地域移行)に伴い、中学校ごとの部活動は無くなりますが、伝統的に強いソフトボール、ダンス、女子バレーといった運動部はもちろん、文化部も盛んなこちらの学校では中学生でも伸び伸びと学校の中で部活動ができそうです。学校に隣接する旧県立総合衛生学院(専門学校)の跡地も昨年入手し、全天候型多目的グラウンドとして整備するとのことで、運動部の環境もさらに充実するというわけですね。これは楽しみです。
				 
        
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				2025年10月8日 
				
					
3年前にもこのエントリーで紹介した関西学院大学の「ランバス支給奨学金」の申し込みが間もなく始まります。申請書類のダウンロードは既にできるようになっています。
この奨学金の面白いところは、受験前に予約できる、というところです。学費の支払いに不安がある場合、先に申請して、奨学金の権利を確保しておいてから受験するかどうか考えることができます。もちろん関西学院大学を受験しなくてもいいです。もったいないけど。因みに当然といえば当然ですが、大学そのものに不合格になったらいただけません。
ランバスさんとそのお墓については3年前のこちらのブログ(↓)をお読みください。いやぁ、すごい人がいたものだ。
【締め切り早いですよ】関西学院大学「ランバス支給奨学金」【11月中に申請してね】 « 学校選びの道しるべ|開成教育グループ 入試情報室 学校・入試情報ブログ
そんないいシステムがあるのだったら申請しておくべきだった、と後で後悔しないように、関西学院大学を考えている受験生は早めにお申し込みください。
				 
        
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				2025年10月7日 
				
					
阪急京都線相川駅近くの大阪成蹊大学にはデータサイエンス学部がありますが、この分野にも、もっと多くの高校生に関心を持ってもらおうということでしょうか、この大学の先生だけではなく、外部の先生方を審査員に招いてのコンテストが2026年2月8日に開催されます。出場するのは個人でもグループ(3名まで)でも良いらしいのですが、身の回りの様々なデータを掛け合わせた分析と、その利用方法などを5分以内のプレゼンで競う、というものです。
しかし、いきなりこのヒントだけで戦えといわれても、しり込みしてしまう高校生がいるのでは?と思っていたら、12月と1月にそのヒントとなるセミナーが開催されるらしく、こちらでデータの集め方や分析方法、仮説と検証の組み立て方などのヒントがいただけるそうです。ここで得たことを利用して、探究レポートを作っておけば、総合型選抜でも使えるのでは?(こっそり内緒話ですけど、他大学でも使えるのでは?)
というわけで、ひとまずここから参加してみてはいかがでしょうか。
				 
        
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				2025年10月6日 
				
					
関西圏の私立中学校ではプレテストも始まり、中学募集関連イベントもそろそろ後半戦となってきました。上本町の清風中学校でも第2回目、第3回目の説明会が開催されます。
こちらの学校では建学の精神や教育方針を理解したご家庭のご子息に入学して欲しいということで、毎回学校長による「熱い」説明がございます。その後クラブ紹介など、生徒さんが中心となったプレゼンテーションがあります。男子小学生の皆さん、生き生きとした男子校の生徒さんの姿を見て、受験勉強のモチベーションを上げてみてはいかがでしょうか。
				 
        
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