小学4年生

一週間の学習計画の確立
4年になると学習時間も増えて、
おけいこ事との両立が心配。
4年の間は準会員ですすめていただきます。よってこの時期に1週間の学習計画をしっかり立ててみてください。準会員は週テストがありませんので、1週間の時間を使って、じっくり取り組めます。それならば、塾のない日に、おけいこをする時間はやり繰りできますね。
さらに上手に両立するには、「日曜日をうまく活用する」とよいでしょう。1週間の復習を日曜日にしっかりやると、次週から気持ちよくスタートできます。時間を上手に使う工夫さえすれば、おけいこ事との両立は十分に可能です。
指導内容
算数
本格的な受験生としての学習を始める学年です。小4以降は、小学校の学年をこえて大幅な先取り学習をします。まず小数・分数の意味とその計算方法を学びます。四則に基づいた文章題を継続して指導し、今後、重要となる、速さ・割合/分数・差集めの入門をします。また、場合の数や規則性の学習を通じて「数え上げること」についての訓練を始めます。図形問題では角度・面積・体積などを習得します。
計算能力の向上・文章題の基本パターンの習得・基礎図形の習得
国語
本格的に受験を見据えた学習が始まります。2,000字程度の文章を読み、50字程度の解答の作成が、この学年では求められます。単純な物語や説明文だけでなく、やや観念的な文章も扱います。漢字の学習もただ覚えるものから、同音異義や同訓異字の使い分けといった意味の理解へと進化します。また、三字/四字熟語・ことわざや慣用句といった語彙・語句知識においても、5年生で学ぶ広範な知識への準備をここでします。
語彙力を増やし、「書く」習慣を身につける。
実施テスト
【準会員】月例(組分け)テスト / 全国統一小学生テスト
準会員生は基本的に月例テスト(4週分の単元内容を総合的に網羅した総合テスト)を受験いただきます。
全国統一小学生テストは6月と11月の年2回開催される四谷大塚主催の実力テストです。知識内容と思考内容がふんだんに出題されます。(開成ベガ4年生は必須参加となります。)
合格までの歩み
G・Nくん(T小学校卒/開成ベガ高槻本部教室出身)の場合
小学4年 |
ご両親が芸術系のお仕事をなさり、本人もいろいろなものを作ったり描いたりするのが大好きでした。授業に来ると「〇〇〇を作っていた!」とよく話してくれました。また、好奇心が旺盛で、とりわけ理科への関心が高く、お母さまは「どのようにしてわが子の長所を伸ばしていけばいいか」を常に考えていらっしゃるご様子でした。 |
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小学4年冬期講習 |
実力練成コース授業内での彼の反応のよさ、理解度の高さから、算数担当教師と国語担当教師は彼の持っている能力や好奇心を伸ばすには、スタッフや設備が充実している国私立中学への進学が適当だと考えました。そこでお母さまに中学受験コース開成ベガへの変更を提案させていただきました。開成ベガで学習することに一抹の不安があったので、まず「腕試し」にベガの冬期講習に参加されました。 |
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小学4年2月 |
★開成ベガへ移籍 開成ベガの小4冬期講習に参加した結果、彼は授業内容の深さにとても魅せられ、また開成ベガでやっていけそうな自信を深めて、2月から開成ベガに変わりました。算数と国語の2科目での慎重なすべりだしでしたが、まもなく理科と社会も追加し4科目を受講する万全な体制に切り換えました。 |
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小学5年~6年 |
★問題発生 理科大好き少年だったので、当然のごとく理科の成績がよく、こころが折れそうな苦しい時でも理科への自信が精神的支柱になり、他の科目を牽引する原動力になりました。とにかく足を引っ張ったのが「国語の漢字テスト」と「社会の確認テスト」で、なかなか合格点をクリアーできずに、ほぼ毎週のように居残って再テストを受けていました。 |
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小学6年秋![]() |
★先生のアドバイス 学校行事の準備委員を務めたり、学校の宿題に追われたりといった忙しさに加えて、塾の課題をこなそうと睡眠時間をけずり、体調をくずして塾を欠席してしまうこともありました。また「社会を受験科目からはずそうかなぁ」「もともと難関校を目指していなかったし……」と口にするようなこともありました。しかし、保護者や教師の励ましで、受験へのモチベーションを高めることができました。 |
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小学6年冬 |
あれだけ苦手できらいな科目だった社会科が、気づいてみると得点力が養われ得意科目になり、高得点をたたき出せる科目になっていました。これも、彼があきらめずに努力を続けた結果です。そして、予定どおり4科目型で受験に臨み、みごとに高槻中学に合格しました。彼にとって、中学受験という経験が「努力は報われる」というすばらしい体験になりました。中学に進学してもこのチャレンジ精神を忘れずに、がんばってください。おめでとう!! |
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