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開成教育グループ


人生のターニングポイント episode 1 私の場合

みなさんこんにちは。
人はみな、人生の中でいくつかの岐路に立たされます。私たちはみな、その分かれ道で進むべき道に悩み、自分で決めた道を歩んでいきます。時にその選択を誤る人もいれば、逆に大成功を収める人もいます。今回は、そんなことについて語ってみたいと思います。

私はよく生徒から、「先生は、なぜそんなに英語ができるの?」とか「先生、英語の発音いいですね」などと言われます。テスト対策で世界史や古文の質問に答えていると、「私は先生みたいに賢くないよ!」なんて言われたりもします。
しかし、今でこそみなさんの前に立って偉そうにものを教える立場にいますが、私の子ども時代は、「優等生」とはほど遠いものだったのです。小学校時代は落ち着きがなく、いつも担任の教師に叱られていましたし、中学校に入っても大した成績はとれていませんでした(英語はそこそこ成績がよかったのですが、まさか英語を教えることを職業とするなんて、当時は夢にも思っていませんでした)。
そんな私のターニングポイントは、ひょんなことから訪れました。中3に上がり、新しい英語の担当教師に、「英語のスピーチコンテストに出て見ないか」と言われました。正直「面倒くさいなぁ」と思っていましたが、「まぁやってみるか」といった軽い気持ちで参加を決めました。
それからというもの、6月から本番の11月まで、ほぼ休みのない練習を余儀なくされました。毎日1時間のマンツーマンの練習と帰宅後50回の音読練習は今でも忘れません。開始当初は意識が低かったため、学校での練習もサボっていましたし、家での練習は皆無でした。当然、担当教師に呼ばれて喝を入れられる羽目になるわけですが、その時の恩師の言葉が今でも忘れられません。

「このコンテストの練習を頑張れるかどうかで、この先に待っている、しんどいことから君が逃げずに立ち向かえるかどうかが試されているんだよ。任意参加なんだから,やめるんだったらやめてもいいけど、私は君に逃げてほしくない。君だったら絶対に県大会でトップを取れる。」

この日を境に私は変わりました。この練習への参加もそうですし、受験勉強においても以前は全くと言っていいほど手をつけなかった数学にも、少しずつ取り組むようになりました。他人の言うことを素直に受け入れるようにもなれたと思います。

結果、参加した滋賀県の3大会で2つの優勝と1つの準優勝を勝ち取り、高校に入っても英語の弁論を続け、県大会1位、近畿大会準優勝までのぼりつめました。これは上で述べた恩師の言葉がなくては絶対に成し遂げられなかった結果です。

その恩師のように、「自分の言葉で子どもの人生を変え、いい方向に導いてやりたい」と強く思う気持ちが、今の自分を支えています。この言葉があるからこそ、しんどいときも、楽しいときも頑張れるのだと思います。

私は塾講師という仕事を通して、みなさんの人生の「ターニングポイント」となれるよう日々頑張っています。「成績が上がらない」とか「今の自分をどうにかしたい」と思っている人は、是非相談に来て下さいね。

開成ハイスクール英語科


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