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開成教育グループ


2012 年 5 月 のアーカイブ

定期テストが終わって…

2012 年 5 月 28 日 月曜日

 皆さんこんにちは。滋賀県では、1学期中間テストが終了し、生徒たちはほっと一息ついているところです。生徒たちの反応を見ていると、当然のことながら、うまくいった人、高得点が期待できる人が多いようです。
 高1生にとっては高校で初めての定期テスト。一般的には、特に数学のテストで失敗をする場合が多いようです。中学校でのテスト勉強のイメージで準備をすると確実に時間が足りなくなり、演習量が不足し、解法が暗記できず、結果、点数が上がらない、というのがよくあるパターンです。これを回避するには、テスト1週間前から本格的に勉強を始めるのではなく、週単位で授業が進んだ分だけ傍用問題集(サクシードや4 STEPのような問題集)をやっておき、テスト前にもう1~2周やることが必須です。
 3学期制の高校では、あっという間に期末テストを迎えることになります。特に数学の問題集を反復して演習できなかった人は、早めに準備をして、次回で大幅に成績アップしてもらいたいものです。
 もちろん英語は、各教室で配布される対策プリントを(最低2回は)しっかりやり込めば大丈夫!!絶対点数がとれる内容になっています!!

開成ハイスクール英語科

自分を変えること

2012 年 5 月 21 日 月曜日

 早いもので、もう5月も下旬です。新入生の皆さんも、クラブ活動を本格的に開始し、予習復習のリズムもなんとか整い、新生活が板についてきたように思います。日に日にたくましくなっている姿を見ると、ちょっと嬉しくなったりもしています。入学当初は頼りなかった生徒でも、今では授業日以外にも、ほぼ毎日自習に来るようになりました。そんな生徒に「頑張っているなぁ。」と声をかけたところ、「いやいや、他の人はもっとやっているから、もっともっとやらなあかんねん。」と、頼もしい答えが返ってきました。

 もう既に体感されているとは思いますが、高校は、中学生の時と比べて試験範囲がハンパなく広く、しかも、内容も格段に難しくなっていますから、それに備えるためには相当の努力が必要となります。決してへこたれることなく、定期テストで最良の結果を出せるよう、私たちもテスト直前対策などでみなさんをしっかりサポートしていきます。

 各高校では、新入生対象の合宿や校外学習等の特別な活動が行われているようです。バーベキューやビーチバレーをしてクラスの親睦を深めたり、クラスメイトと寝食を共にすることによって、クラスの力というものが生まれてきたのではないでしょうか。同じ一年を過ごすのであれば、いい雰囲気のクラスの方が勉強もはかどることは間違いありません。今後も様々な活動があると思いますが、自身の高校生活の充実の為にも、ぜひ積極的に学校行事に関わっていってもらいたいと思います。

 色々な環境の変化を敏感に感じ取れる皆さんは、これからも自分を変える機会が多々あります。自分を変えることに恐れをなすことなく、今後も成長を続けてほしいと願っています。  

 定期テストの結果を楽しみにしつつ…。

 開成ハイスクール英語科 濱田 健太郎

努力は報われない?

2012 年 5 月 14 日 月曜日

 定期テストが近づいてきました。勉強は進んでいますか?
 西田辺教室でも、天王寺高校・三国丘高校・生野高校・住吉高校・今宮高校・八尾高校・東高校・西高校・桃山学院高校・関大北陽高校・阿倍野高校の生徒はテスト対策期間に入りました。高校の定期テストは中学生の頃に比べて、範囲が膨大な量に及びます。計画を立てて、悔いの残らないようやり切って下さい。
 
 話は変わりますが、先週、卒業生とたまたま地下鉄で出会い、一緒に難波で食事をして帰りました。最初は気づかず、声をかけられたとき全くわかりませんでした。多少、オッサンになっていたので…(失礼)。
 彼は社会人3年目です。グループのリーダーに抜擢されたらしく、さっそく自慢してきました。ただ、私はうれしかったです。彼は、苦労を重ねた生徒だったから。
 彼を担当している時、いつも宿題が中途半端で、反復学習も嫌がりました。成績も最初は全然あがりませんでした。それも3年生で。
 あるとき、彼は私にこう言い放ちました。「努力なんて報われない」と。痛烈な言葉でした。
私は頭にきて1時間ほど説教してしまいました。「おまえは本当に努力しているのか?」と。
彼は泣いていました。苦しさの涙だったのかもしれません。それを見て、少しやりすぎたかなとも思いましたが、次の週から彼は少し変わりました。
 ある日、教室に忘れ物があって、誰のかな?と思って裏を見ると、彼のものでした。汚い字で書いてありましたが、授業で私が言っていたこともメモされていました。ノートの最後には、勉強の計画とノルマが立てられていました。
私は胸が熱くなりました。

 入試当日を迎えました。結構できたと言っていました。しかし、結果は…。
不合格でした。後でわかったのは、3点足りなかったということ。
 私は落ち込みました。そして、塾講師なら誰でも感じるだろう罪の意識を感じました。

 その彼が、今は大手の食品会社で営業をしています。そして、彼は、難波での食事の席で、こう言い放ちました。
 「先生、努力はやっぱ報われるわ。受験勉強のときはわからんかったけど、社会に出てみて受験勉強で自分と戦ってきたことが今生きている。やっぱりひたむきにコツコツやらなあかんことは、社会にでてもたくさんあったわ。今、そのことを痛感してんねん。今回リーダーになれたのも、上司が俺の努力を評価してくれたからや。何回も営業先に足をはこんで拒否されても再度チャレンジする。アカン場合もあるけど、それが次に生きてくるねん」と。
 私は今までのことが蘇ってきて、不覚にも泣いてしまいました。彼は「努力することを」を私よりもわかっているのかもしれません。

 少し幸せを感じられた日でした。

 開成ハイスクール英語科 大道 英毅

私の大学受験(その2)

2012 年 5 月 7 日 月曜日

(こちらは2012年3月12日のブログの続きです)

 こんにちは。

 経緯はさておき、ようやく決まった私の志望大学、神戸市外国語大学。改めて、その大学案内を読んでみました。実はそこにこそ、この大学を私が「本気で」志望する、心のそこから合格したいと熱望する要因を見つけたのです。それは、7:3という数字でした。私には、そこだけが光り輝いて見えました。7:3。女子学生と男子学生の人数比。まさにパラダイス!
 結局、私はこの7:3のために、毎日8時間の勉強を、学校のないときは1日14時間の勉強を続けることができたのです。
 寝不足が続き、学校で倒れて意識を失ったこともありました。過労で血尿が出たこともありました。ストレスで苛々し、母親と喧嘩して2日ほど家出をしたこともありました。近所の公園の花火がうるさいと怒鳴り込み、逆に袋叩きに遭ったこともありました。それでも、7:3を決して忘れることはありませんでした。
 そう、私にとって大学受験は、激しく燃え上がる恋愛のようなものでした。あの人に会いたい。そのためにはどんな艱難辛苦も乗り越える。体裁を繕った、かっこいい理由、理屈なんて、どうでもいい。その大学を志望する理由、その中身、内容が問題なのではなく、身を焦がす思いの深さ、自分を突き動かす衝動の強さこそが、唯それだけが、過酷な勉強を耐え抜き、不可能を可能にし、最終的に合格を手にする原動力となる。私は今でもそう信じています。

 確かに受験勉強は「しんどい」ものです。しかし、決して「辛い」ものではないはずです。なぜならそれは、自分の真の願望を成就する過程だからです。眩いほどに輝く未来の確信が、常に存在するからです。ところが、受験勉強の「しんどさ」を、「辛い」と感じてしまう場合があります。勉強の「しんどさ」に意味を見出せなくなったときです。人は、意味のない「しんどさ」を外から強要されたとき、それを「辛い」と感じるのです。
 志望の理由ではなく、その強さこそが求められるのです。受験勉強の「しんどさ」を超える、「どうしても合格したい」という思い。さらにそれが、「自分は合格しなければならない」というMission(使命感)にまで高揚したとき、その受験生は、すでに合格しているのかもしれません。
 7:3。それが私にとってのMissionとなりました。

つづく

登園スタイル☆

2012 年 5 月 1 日 火曜日

娘が10ヶ月の誕生日を迎えました。
夜鳴きをしたり、離乳食を食べなかったり、熱を出したりと子育ては大変です。子育ての大変さを知ると、世のお母さん、お父さんは苦労してわが子を育てているのだと実感します。
まだ0歳ですが、娘もいずれは高校受験、大学受験を迎えます。その際に、保護者としてどういった先生に指導してもらいたいのか、そういったことを最近考えるようになりました。できれば将来、指導すべき科目の内容はもちろんのこと、その他の知識や教養、物の考え方まで指導してもらえる、尊敬できる先生に出会ってほしいと思っています。
私も多くの尊敬できる先生と出会い、刺激をもらって成長してきました。高校生という多感な時期の生徒と向き合い指導をしているので、私も生徒にとって特別な先生になれるように日々努力していきたいと考えています。

開成ハイスクール数学科 前田佳邦