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開成教育グループ


「人生に意味を」

みなさんこんにちは。
今年の夏、ふと学生のときに使っていたSNSに久しぶりにログインしたところ、
過去の書きためた文章の中から、みなさんに紹介したいものが見つかったので、今回紹介したいと思います。
私は大学で文学部英文学科に所属していたのですが、卒業までの4年間で「文学」に関する講義を受講したのは8単位くらいで、「読書嫌い」な学生でした(卒業単位の半分は音声学・音韻論で音声実験をし、もう半分は心理学という「文学部らしからぬ」学生をしていました。)が、そんな私でも魅力を感じる作家がいます。
今回は『星の王子さま』で有名なフランスの作家、サン=テグジュペリの有名な一節を紹介したいと思います。

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木が花をひらくためには
木を刈り込むだけでは充分だといえない
春がこなければならない

離陸するためには
飛行機を軽くするだけでは充分だとはいえない
海風が吹かなければならない

人間とはなにか
もっともよくそれを発見することのできるのは
砂漠のまんなかでのことである

人間の偉大さというものは、
人類全体の運命だけから考えられるものではない
ひとりひとりの個人は、またひとつの世界なのだ

肉体を抱くことではない、羽毛とも、光ともいえる
そのからだを借りていた重たさのない天使を抱くことこそ
愛するということだったのだ

われわれが区別されるのは
理屈から生み出される方法によってであり
目的によるのではない
われわれは戦争に際してたがいに敵対しあいながら
そのじつ、おなじ約束の地をめざして出発しているのである

偉大な人というものは
種子をまかれるまえに耕されているものなのだ

人生に目ざめるにはどうすればよいのか
自分自身をあたえることだ

絶対に自分が正しいと主張できる人がいるだろうか
人間の眼にみえる領域とは、微少なものなのである
言葉は不完全な道具にすぎない

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サン=テグジュペリ 『人生に意味を』より引用
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サン=テグジュペリの作品は子どもでも読める作品が多いのですが、その解釈は実に多様で、反戦的意味合いを持つものや哲学的な意味合いを持つものまで多岐にわたります。

受験生に私がこの一節から感じとってほしいことは…
① 人間の真価は,逆境でこそ問われる
→とうとう「アラサー」と呼ばれる世代になってしまいましたが、大学受験で頑張ったことで得られる自信が大人になってからも活きてるなぁと痛感しています。周囲をみても、肝心なときに頑張ることができた人、苦労して壁を超えてきた人は、困難に直面したときの動き方がうまく、人生成功している人が多いように思えます。

② 自分の眼前に広がっている世界は自身が選択して見ている世界であり、全体ではない
→人間も結局は主観的な生き物なので、自分が置かれている状況で物事を判断してしまいがちです。私自身もそういうところが多いので偉そうには言えませんが、やはり年齢が若いみなさんと接していると「もうちょっと視野を広げたらいろいろうまく回るのにな」と感じることが多いです。
特にしんどいとき、道に迷ったときこそ、周囲の信頼できる人の言うことに耳を傾けてみてはどうでしょうか。

「人は一人では生きていけない」「人生は一回きり」これは間違いのないことだと思います。
大学受験も人生の一大イベントです。せっかくなら辛いだけのイベントではなく、今後みなさんの人生の糧となる受験をしてほしいな、と考えています。
私の仕事はみなさんが受験という大きな壁を超えるお手伝いをすること。
何かあったら各教室の頼れるスタッフに気軽に声をかけてみてください。

ハイスクール英語科


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