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開成教育グループ


秋の桜

高校3年生の皆さん。11月になりました。推薦入試も、本格化してきました。また、センター試験まであと10週間です。気合を入れ直して取り組んでおられることでしょう。

すっかり秋の気配になってきましたが、先月、季節外れの桜の開花のニュースを聞きました。秋の桜と言えば、「秋桜」という熟語。高校生の皆さん、ちゃんと読めますよね? そう、コスモスです。ちびまる子ちゃんの大好きな「モモエちゃん」の歌にも「秋桜」がありましたね。その中に出てくる「小春日和」が秋の日和だというのを、私はあの歌で初めて知りました。ところが、この秋の話題は、本物の桜が開花したということです。どうやら全国いろいろな所で見られていた現象らしく、9月の台風上陸の影響が大きいらしいですね。

 

今年は、台風や地震など、何かと自然災害が発生した夏だったと言えるのでしょうか。「自然の猛威」などとよく言われますが、考えてみたら、私たち人間だって〈自然〉の一部であるわけです。それなのに、人間は〈自然〉を手なずけ克服しようと試みてきました。あるいは支配し操作できると思いあがっていたのかもしれません。だから、〈自然〉が私たちに牙をむいてきたような思いになるのでしょうか。

 

皆さんの住んでおられる所では、大丈夫だったでしょうか。私は、9月の台風21号の時に、10時間以上の停電を経験しました。最初は、すぐに復旧するだろうと高をくくっていましたが、なかなか電気が点かず、結局、電気が回復したのは夜中でした。深夜まで復旧作業に携わっておられた方々に感謝するとともに、電気のありがたさが改めて感じられました。

それと同時に、別のことも考えさせられました。私たちの生活が、いかに不安定な世界に立脚しているのか、ということです。「電気があるのは当然」というのが単なる思い込みだったこと、そして、それを忘れていた自分自身の呑気さにも気付きました。

当然のように存在すると思っている前提そのものが、実は危うい存在なのだということを、日頃から意識しておく必要があります。

 

高校生の皆さん。「入試がやってくる」「勉強しなければ…」と焦る日々が続いている人もいるでしょうが、それが途切れることなく続いている日常こそ、本当は貴重なありがたい状況なのかもしれませんよ。

 

開成ハイスクール英語科 井上 敬友


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