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開成教育グループ


ガッカリを力に変える。

センター試験まで残り約1か月。入試本番まであとわずかになりました。この時期になると、一生懸命に勉強しているにもかかわらず、期待していた結果が得られず、ガッカリしている生徒を見受けます。「このままの勉強法でいいのか」「第一志望校に合格できるだろうか」と急に自信が揺らいだり、不安になったりするものです。

 

しかし、決して落ち込んだり、不安になったりしている自分を、メンタルが弱いと思わないでください。そのような状況になることは、何も悪いことではありません。それは、一生懸命努力した証だからです。どんなに準備しても試験当日には何が起こるのかわからない。だから、きちんと準備をしている人だけが、模試で期待していた結果が得られずガッカリしたり、試験本番に対して不安を感じたりするのです。中途半端な気持ちで受験勉強をしていたら、結果が出なくてもガッカリすることはないと思いますし、不安になることもないと思います。

 

もちろん、結果は出ないよりは出たほうが絶対にイイですね。この1年、何もかも犠牲にして、受験勉強に取り組んできたならなおさらです。では、どうしても試験直前に不安で、居ても立ってもいられないときはどうすればいいのでしょうか?
それは、今まで頑張ってきた自分を褒めてあげることです。自分自身が自分の期待に答えられなかったときにするもの。これがガッカリです。自分自身が自分の期待に答えられるかどうかわからないときになるもの。それが不安です。そのような状況になったら、自分の現状をきちんと受け入れて、その上で自分自身を責めることなく、今まで頑張ってきた自分を褒めてあげてください。ここまで頑張ってきた自分にホメ言葉を投げかけてみてください。「本当によく頑張っている!」「私が一番勉強をしている!」と。そうすると不思議と気持ちの整理が付くようになります。そして、「不安になるのは、今まで一生懸命に勉強をやってきて、合格点が取れる力がついてきた証拠なんだ。」と発想の転換をすれば、さらに気持ちも落ち着いてくると思います。

 

結果が伴わなくてガッカリしても、不安に押しつぶされそうになっても、一生懸命頑張った自分を認めることができれば、ガッカリすることはもう終わり。捲土重来を期して、次の行動に向かうことができるはずです。

 

坂田 和彦


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