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開成教育グループ


‘ブログ’ カテゴリーのアーカイブ

七・五・三に行ってきました!

2013 年 11 月 5 日 火曜日

早いもので娘が2歳になりました。
先日、七五三に行ってきました。

子育てをしての発見は、子どもと過ごしていると季節の行事や季節の移り変りを感じることができるということです。

たとえば、最近の娘のお気に入りは「どんぐり拾い」です。
独身のときは、秋になっても「どんぐり」など視界に入りませんでした。しかし、娘と公園を歩いていると、娘が見つけますし、私も娘のためにいろいろと公園を観察します。カマキリも見つけますし、バッタも見つけます。これまでの生活では見えなかったものが発見され面白いです。

娘は身長が80cmくらいなので、その視線になって公園を見てみると、自然のいろいろな変化を発見することができます。また、娘の行事を通じて、季節を感じることができますし、季節ごとの行事の意味についても考えたりできます。

子育ては大変なことも多いですが、今後も新しい発見がありそうで楽しみです。
また、大切なお子さんの受験期を預かっている身として、日々の授業で生徒たちに「新しい発見をさせてあげる手伝い」ができるように、日々精進したいと考えています。

開成ハイスクール数学科 前田佳邦

センター試験「国語」の勉強法

2013 年 10 月 28 日 月曜日

 この時期、国語の勉強に手詰まりの人、また自信をなくしている人はいませんか。センター試験における国語の特性は、80分での時間配分の難しさでしょう。現文・古典問わず、時間内に完全な解答を導きだすのは至難の業です。そこで、読む速度のアップや、設問を効率よく処理する必要があります。そのため、この時期に過去問を継続して解くことは必須となります。そこで、過去問を解く際に、どのように時間を配分するかです。
 最も基本的な形は、評論文25分、小説20分、古文20分、漢文15分といった配分です。もちろん、苦手な科目のバランスによって、各自で時間の微調整が必要となりますが、自分の理想の時間配分を見極めることも過去問演習をする際の重要な課題です。
 さらに、国語は「継続的」な学習を行わないことには、なかなか成績に反映されません。したがって、本当に国語の成績で行き詰っている受験生は、毎日国語に触れる必要があります。だからと言って、国語に費やす時間は短くてOKです。例えば、今日は評論文を1題とか、明日は古文を1題といったように、科目をピックアップしながら解いていっても構いません。1題にかかる時間は平均20分ですから、1日のうちに20分の時間を確保し、解き続けてください。逆に、伸びない勉強法の典型は、1週間に1度だけ2時間かけて、といった方法です。これでは折角の勉強時間もなかなか実を結んでくれません。
 現在、国語の成績不振に悩んでいる人は、上記のことをぜひとも参考にしてみて下さい。国語は日々の積み上げが、必ず試験当日に結果をもたらしてくれます。継続は力なり。頑張りましょう!
 
 

開成ハイスクール国語科 重留英明

受験生の秋

2013 年 10 月 21 日 月曜日

 理由ははっきりしていないが、気温の変化がどうやら影響しているらしい。また、騒がしかった夏が終わることで切なくなり、高校生活も終わりに近づいてしんみりした気持ちになる。気温はだんだん下がり、人恋しくなる…。

 そうしたことが重なって、どうも気力が維持しづらくなる受験生が出てくる。

 たとえば、頑張っているのに思ったよりも模試などの成績が上がらなかった生徒は、「自分が怠けている」「努力不足だ」と勘違いしてしまう。その結果、以下のような悪循環が生まれる。
<成績低下→不安や焦り→勉強時間を増やす→睡眠時間を削る→疲労の蓄積→能率・集中力の低下→成績低下>

 自分に思い当るところがあるなら、次の対処法を実践すれば大丈夫だ。

 (1)日中に強い眠気がないほどの睡眠時間を確保する
 (2)疲労が限界に達して集中力や能率が落ちてきたら、思い切って気分転換をする

 「いや、それでも自分に休んでいる暇なんか…」という人は、もっと自分のことを客観的に見る必要がある。自分を知ることは受験に最も必要な能力の1つだ。そのためにも、気分転換は一人ですべきだ。友達といると、どうしても周りに目がいってしまう。おそらく、今悩んでいる人のほとんどが、友達と自分を比べているのではないか?友達といると、自分が見えなくなることがある。だから、意図的に一人になることも必要なんだよ。

 みんな悩んでいることは同じなんだ。私も受験生の時は同じように悩んでいたし、成績が上がった友達を見て焦っていた。後からその友だちに聞いた話では、彼も勉強する私を見て焦っていたらしい。みんな同じ気持ちを抱えながら受験を戦っているんだよ。 
 

開成ハイスクール英語科 津留天然

新指導要領と数学(その6)

2013 年 10 月 15 日 火曜日

 みなさん、こんにちは。暑い夏が終わり、実りの秋がやってきました。高3生のみなさんは、夏の努力が実り始める時期です。今後も、ペースを乱すことなく、努力を続けてください。
 さて、前回(7月22日)に引き続き、今回も新指導要領と数学の話を続けたいと思います。今回、紹介するのは、螺旋(らせん)です。螺旋階段って聞いたことがあると思いますが、あのグルグル回っているものです。

 小学校以来、算数・数学に出てくる図形といえば、「円」か「三角形」だったわけですが、高校の数学の数学Ⅲでは、それ以外に「式と曲線」として、さまざまな曲線を扱う方法を学びます。たとえば、上で挙げた螺旋の長さを実際に計算できる!ということを学びます。
 (この曲線の長さが計算できる、ということが新指導要領で追加されました。)円周の長さとか、扇形の円弧の長さの計算の仕方などは既に習ったと思いますが、より複雑な図形に対しても、長さが計算ができてしまうというのは、驚きですね。
 ところで、螺旋にはいろいろな種類が知られています。上で挙げたのは「ベルヌーイの螺旋」という名前がついている螺旋で、少し面白い性質をもっています。今回もピヨ彦君に登場してもらってアニメーションで説明します。

 さて上の図のように、ピヨ彦君が学校の一点を見つめているとしましょう。そして、その視点を変えないで、ぐるぐると学校の周りを周りながら近づいていくとします。すると、そのときのピヨ彦君が動いていく跡が「ベルヌーイの螺旋」になるのです!

 いかがでしたでしょうか。数学っていうものは、いろいろなものを表現するのに、非常に役に立つものなんだなあ、と感じてもらえたでしょうか?なお、上で挙げた「ベルヌーイの螺旋」ですが、自然の中でも視ることができて、例えば、隼などの鳥が獲物を狙う時に「ベルヌーイの螺旋」の形で飛行しながら近づいていくそうです。常に獲物を一定の方向に見ながら飛ぶせいだとか・・・。また、その他に「渦巻銀河」なども「ベルヌーイの螺旋」の形をしているそうです。
 では、そういった鳥の動きや宇宙に想いを馳せながら、もう一度、ピヨ彦君の螺旋運動をご覧ください。

 
開成ハイスクール数学科 村上豊

模試三昧

2013 年 10 月 7 日 月曜日

 みなさん,こんにちは。夏休みが終わって早1ヶ月が経ちました。生活習慣は元に戻りましたか,いや,そもそもみなさんは、夏休みの間も規則正しい生活してましたよね。

 さて,3年生にとって高校生活もあと残すところ半年となり,センター試験まであと100日ほどとなりました。例年この時期の日曜日は模試を受けることが多く,毎週模試三昧となる生徒が多く見られます。模試が終われば,自己採点をしますが,前の模試より点数が下がっていると落ち込んでいる生徒も中にはいて,判定が帰ってくるとさらに現実を突きつけられたかのように暗くなっています。

 模試の判定は,あくまで基準であり,E判定で受かった人,A判定で落ちた人ももちろんいます。私の友人は,志望校の判定がずっとAでしたが,2次試験で3点差で落ちてしまいました。A判定やE判定で一喜一憂したくなる気持ちはわかりますが,その気持ちを抑えて粛々と模試のやり直しや基本事項の覚え直しをやりましょう。夏休みの間で,1~3年の復習をやり終えている人は,最後の大詰めの作業になります。これを繰り返し,そして模試で調節をすることで本番に備えることができます。
 今のうちは知識を蓄えて,本番でこれを発揮し,希望通りの大学生活を迎えられることを切に願っています。
 

開成ハイスクール数学科 鈴木悠太

気分転換も必要

2013 年 9 月 30 日 月曜日

 高校1・2年生の多くは定期テスト前、高校3年生のみなさんは、夏の取り組みが具体的な成果となって表れる時期ですね。日々やるべきことはたくさんありますが、時には一息ついてリフレッシュし、また前進できるように、心のメンテナンスにも注意をしてください。どんな状況でも頑張り続けるのは困難なことかもしれません。しかし、明確にやるべきことがある以上、ペースを大きく乱すことはできません。十分に頑張りぬくためには、時に気分転換も必要です。

 私は音楽の大好きな高校生でした。音楽というより、アーティストから発せられる歌声に心を打たれ、その曲、そのアーティストに心酔していました。いつしか音楽から離れてしまっていたのですが、ここ最近、また音楽を聴くようになりました。以前、好んで聴いていた歌声を聞くと、心は安らぎ、「また頑張るぞ」という気にさせてくれます。

 心の位置を真ん中に戻してくれるものはありますか?
 疲れを癒し、前向きにさせてくれるものは何ですか?
 それは、この先もあなたのそばにあって、頑張る力を与えてくれることでしょう。

開成ハイスクール数学科 光畑雄策

私の大学受験(その7)

2013 年 9 月 24 日 火曜日

(2013年1月7日「私の大学受験(その6)」からの続きです。)

こんにちは。

センター試験当日。私は学生服を着て会場へ赴きました。高校の制服が学生服で、学校で勉強するときはもちろん、帰宅後も着替えるのが面倒くさく、制服を着たまま勉強を続けていたので、私服で試験に臨むのは居心地悪く、神聖な入試に対して失礼なようにも思われたのです。
道具の準備も万全です。筆記用具は、自分の知識・能力を紙の上に具体化するものとして、いわば「体の一部」であり、その準備も怠るわけにはいきません。新しい鉛筆を10本、すべて両端を削り、ペンケースの中で折れないようにキャップをはめる。新しい消しゴムを2個、紙のケースを剥がし、机から滑り落ちにくくしておく。それから…、物差しが持ち込めないので、鉛筆の側面に1センチ間隔で印を刻み、その代用物とする。それでも不安だったので、文房具店へ行き、あれこれ物色ののち、刃先がちょうど1センチの小さなカッターナイフを購入。その1センチを目安に直線の長さの見当がつくはず。
もちろん、数学の試験で、長さを測っただけで解答が得られるような、そんな単純な問題など出題されるわけがありません。でも、そこまでして、点数が欲しかったのです。学生服もカッターナイフも、入試に対する私のこだわり、「心づくし」であり、すべての可能性を吟味し、少しでも有利な条件を整える、そのための一つ一つだったのです。
これまでの自分の努力を、微塵もムダにしたくなかったから。本当に頑張ってきた自分自身に、すべて報いたかったから。

前夜の雪が解け残る池沿いの道を一歩一歩、試験会場の大阪大学へ向かう私の頭には、もう一点の曇りもありませんでした。その同じ道を、今は通勤で毎日歩きながら、あの頃の、あの受験勉強を、なんとも清々しく思い出すのです。

センター試験の結果。777点。
つづく

成長を感じて

2013 年 9 月 17 日 火曜日

 こんにちは。私の担当する草津駅前教室では、夏期特別授業を終え、本当に高3生たちが「変わったな」という印象を受けています。
 夏前は単語を全然覚えていなかったAくんが単語テストできちんと得点できるようになったこと。神戸大志望のBさんは、私に過去問の添削を求めて私のもとに毎日来るなど、本当にみんな頼もしくなりました。

 そんなみなさんを全力で支援するために、開成ハイスクールの高3開講教室では、「高3志望校突破ゼミ」という特別講習を実施します!本講座は各教員の「志望校合格をより確実にするために」という熱い気持ちから生まれました。
 私大対策・センター対策の英語・数学・国語など、みなさんの志望に応じて弱点補強をできる最大のチャンスとなります。

 私自身もセンター対策のリスニングの講座を西田辺・阿倍野・鶴橋・草津・安曇川の各校舎で担当します。冬の伸びを確実なものとするために、秋で弱点補強を怠らないでくださいね。

 すべては来春を笑顔で迎えるために!

開成ハイスクール英語科

あっという間の夏休み

2013 年 9 月 9 日 月曜日

 みなさん、夏休みはいかがでしたか?今年は今まで以上に夏休みが短くなったように感じています。実際に大阪市内の多くの中学校が、8月26日から2学期がスタートしました。中学生のみなさんにとってみれば、貴重な夏休みが短縮されて残念だったでしょうし、「なんで夏休みが終わったのに夏期講習があるの?」などといった声も聞こえてきました。そして、高校の夏休みはというと、学校での夏期講習や補習授業で、高3生は、実質3週間くらいしかなかったのではないでしょうか?「学生にとって8月は全部夏休み」というのは、もう過去の常識のようです。
 しかし、夏休みが短く感じるのはそのせいだけではないように思います。部活や講習会に追われながらも、友人と楽しく過ごした思い出話を聞いていると、学生の夏休みというのは本当に充実している素晴らしい時間なんだなあと感じました。
 今後は文化祭、高2生は修学旅行とイベントが盛りだくさんだと思います。そして高1生のみなさんは文理選択を含めた進路の決定という大切な時期に差し掛かってきています。志望校なんてまだまだ…なんていっていると、あっという間に、進路決定の用紙の提出期限が迫ってきて慌てふためくことになりますから、今のうちに気軽に相談して欲しいと思います。
 
 
開成ハイスクール英語科  濱田健太郎

輝く未来の人間

2013 年 9 月 2 日 月曜日

 この夏休み、卒業生がたくさん教室に遊びに来てくれました。その中に、今年、横浜国立大学(建築)に合格したH君がいました。大学生活はかなり充実しているそうで、彼は終始笑顔でした。 
 彼は、1回生にしてすでに本格的に建築を学んでいます。写真を見てみると、その生き生きした表情や作品が伝わってきます。将来、立派な建築士になってくれそうです。
 ふと、彼の昨年の状況が頭をよぎりました。彼は高校のバスケットボール部の主将でした。勉強と部活の両立はかなり大変で、精神的にまいっている状態が続いたこともありました。
その中で本当によく受験勉強を頑張ったと思います。

・失敗を最大限に生かすこと
・何事も継続して取り組むこと
・自分の精神状態を常に良い状態にキープすること

 これらは、彼が受験勉強の中で実践してきたことです。この3つは、スポーツをする者にとっても重要なことでしょう。彼はそれを理解し、完璧に実践し、文武両道を体現しました。そして、しんどいことや過酷な環境から、逃げることはありませんでした。社会に出ても、必ず活躍できるに違いありません。

 輝く未来の人間を再確認した日でした。

開成ハイスクール英語科 大道 英毅