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2014 年 1 月 27 日 のアーカイブ

私の大学受験(その8)

2014 年 1 月 27 日 月曜日

(2013年9月24日「私の大学受験(その7)」からの続きです。)

こんにちは。

神戸市外国語大学へ、いよいよ出願。センター試験の得点率は、どの学科もボーダーラインを超えているようです。もちろん、専攻すべき特定の言語など念頭にあるわけもなく、あろうことか、サイコロを転がして学科を決める始末。
サイコロの目が示したのは、ロシア学科。これが、その後の私の人生の、紆余曲折をもたらす要因となろうとは…。
閑話休題。
センター試験を経て、その得点に安堵はしたものの、二次試験に向けての勉強においては、「油断」などまったく生じませんでした。むしろ、この期間が、私の受験勉強で最も充実したものであったように思われます。熱望する大学に、もう少しで手が届くという確信・安心感が私に余裕をもたらし、精神を安定させ、その冷静さが容量を高めたようです。切羽詰って追い詰められた状態よりも、むしろ平静な状態こそが、勉強効率を向上させるに必要なことだったのです。
同じく合格するならば、最高にドレスアップした自分を見てもらいたい、という欲も生じました。入試の枠や基準などにとらわれず、自ら思うまま、英語力を伸ばせるところまで伸ばしたうえで合格したい、という欲動。そしてそれが、本当に志望する大学に対する「礼儀」であるとも思われました。
一生のうちで、受験勉強という純粋な期間を過ごせるのも、わずか1ヶ月を残すのみ。その貴重な一日一日を、慈しみ、噛みしめ、味わいながら過ごさずにはいられませんでした。
つづく