ご褒美制度で計画を立てよう!
2012 年 12 月 17 日 月曜日日増しに寒さが増し、いよいよセンター試験まであと30日ほどとなりました。そして、現高校2年生にとっては、いよいよ大学受験に向けて、本格的な取り組みのスタートです。
今回は、達成できる計画の立て方について書きたいと思います。
まず、ノルマ制度をやめて、「ご褒美制度」を導入しましょう。
来週の月曜までに数学の問題集をやらないといけない場合、通常は、やるべきことを書き出して、優先順位をつけてやっていきますが、少し発想を変えて、楽しいイベントから計画を立てましょう。それは、テレビかもしれないですし、友達と遊びに行く予定でも構いません。とにかくまずは、ご褒美を設定します。
例を示しながら、ご褒美制度について説明します。
①日曜の夜21:00から見たいテレビを設定する。
②日曜の夜までに勉強が終わる計画を立てる。
③②を終わらせるように必死で勉強する。
④①のテレビを見る。
といった流れです。
この方法の良いところは、やる気がでるところです。
もちろん、③で勉強が終わらなかった場合は、④のテレビを見ることはできません。目標が達成できない場合は、当然ですがご褒美はもらえません。
この方法は、みなさんが小学生くらいのときに、お母さん、お父さんがよく使っていた方法ではないでしょうか。「これをやったらお菓子を食べていいよ」といった具合です。同じことを、自分自身にやってみてはどうでしょうか。勉強も頑張れますし、(勉強はやったので)テレビも気兼ねなく見ることができて楽しいです。ご褒美の味は格別ではないでしょうか。
開成ハイスクール数学科 前田佳邦