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開成教育グループ


2015 年 11 月 2 日 のアーカイブ

模試シーズンが到来

2015 年 11 月 2 日 月曜日

秋も深まってきました。受験生の秋と言えば「模試」ですね。11月は毎週模試だ~、という人も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は模試を受けるにあたっての「見落としがちな点」についてアドバイスをしたいと思います。

まずは、マーク式模試についてです。マーク式模試は、基本的にはセンター試験対策となります。センター試験本番では鉛筆でマークをしますが、みなさんは模試に鉛筆を持って行っていますか?私の受け持ちの生徒を見ていると、まだまだセンター試験の演習中に鉛筆を使ってマークをしている生徒が少ないのが現状です。

マーク式模試は、ここから2回程度しか受験機会がありません。その次はセンター本番!模試は本番の予行演習ですから、本番にやることは必ず模試でも実践しましょう。意外とシャーペンを鉛筆に持ち替えてマークするのは慣れが必要です。

次に、記述式模試です。記述式模試では、京大模試・阪大模試・神大模試・大阪市大模試など大学別の模試を受験する人も多いかと思います。
記述式模試のポイントは、模試返却後の見直しとなります。マーク式の模試では、模試受験後すぐの見直しがポイントですが、記述式模試は、模試受験後に軽く見直しをしておいて、1ヶ月程後に返却される添削された答案のチェックをしっかりと行ってください。実際には模試の返却は12月となりますので、センター試験明けに記述式模試の答案をチェックしてもOKです。

最後に、これも見落としがちですが、模試には本番に持っていく「時計」を持って行ってください。模試会場には時計が設置されていることもありますが、センター試験などの本番では、時計は設置されていないのが通常です。試験時に時間がわからないと、得点にまで大きく影響します。模試の際にも、入試当日に持っていく時計を必ず用意してください。

以上が、受験生が見落としがちな模試のポイントです。模試を有効活用し、本番の得点力が最大限にアップするよう、受験生としての「実りの秋」にしましょう☆

開成ハイスクール数学科 前田佳邦