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開成教育グループ


2015 年 11 月 9 日 のアーカイブ

覚えることと理解すること

2015 年 11 月 9 日 月曜日

「単語がどうしても覚えられないのですが」という質問をよく受けることがあります。覚えることは大変なことですが、とても重要なことです。高3生にとっては入試まで追い込みの時期、ここから重要なのは知識の確かさです。入試で問われるのは、「これを知っていますか?」という知識と「これを知っているならこうなりますよね?」という知識を基にした考える力なのです。あやふやな、うろ覚えの知識を確実に使える本当の知識に変えていく作業がこれから最も重要なものになります。そのためには、できるだけ多くの問題を解き、必要とされる知識を再確認することが必要です。よく模試の後などで「○○はまだ覚えてなかったからできなかった」などと言う声を聞きますが、それこそ良いチャンスなのです。「覚えていればできる」と気づいたのですから。
では、覚えるためには何かコツがあるのでしょうか。それは、「何かに結びつける」ことです。例えば、“cat”=「ねこ」を覚えた時に、「キャット」という音や「c/a/t」という文字には何の理屈もありませんが、おそらく“cat”と言う綴りや音とともに「ねこ」のイメージが頭の中に描かれたことに違いありません。言葉を覚える時に、重要なのはこのイメージ化なのです。書いて覚えるというのも、同じことです、文字という視覚的イメージに言葉を置き換えて覚えているのです。歴史の年代や化学のイオン化傾向を語呂合わせにして覚えているのも同じイメージ化です。
イメージ化はそれぞれ、「文字にする」「音にする」「意味のある文にする」「文字通り『映像化』する」などがあると思います。自分に合った方法を採用してください。
また、覚える時にもう一つ必要なのは「繰り返し」だと思います。なかなか一度では普通覚えられません。一度で覚えられるくらいならもうすでに覚えてしまっているはずですね。「何度も繰り返す」ことと、「諦めない」ことが重要です。
入試までもうあとわずか。「知っている」こと、「覚えている」こと、「知識」が最大の武器になります。
開成ハイスクール英語科 松本 泰雄