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開成教育グループ


2016 年 12 月 5 日 のアーカイブ

高3生諸君へ ~全ては合格のために~

2016 年 12 月 5 日 月曜日

今年も残すところあとひと月を切った。公募推薦入試もほぼ収束し、合格発表を迎えて悲喜こもごもの状況であろう。特に公募推薦入試で思うような結果が出なかった受験生は、気持ちを切り替えて、センター入試や私大一般入試に向けた準備にすぐさま着手してほしい。本格的な入試は全てこれからなのだから。

寒さが日に日に増してくる今の時期は、体調管理も非常に重要な要素である。余り体調が優れない日は、思い切って眠ってしまうのも大切である。しっかり睡眠を取って疲労回復をすることによって、学習効率が返って上がっていくこともよくあることである。またインフルエンザの予防接種は強く勧めたい。高熱のために入試当日自分の力が充分に発揮出来なかったという結果は、悔やんでも悔み切れない。

国公立大学受験生にとって最大の難関であるセンター試験までほぼ残りひと月となった。これまでの成果を全て出し切らねばならない試験であるから、緊張感が漲るのも当然である。私も緊張の余り試験当日は全身が震えた記憶がある。たった一度の試験の場で、これまでの努力の成果を全て出し切らなければならないという重圧感は相当なものであるが、気持ちを落ち着けて臨めば力はしっかりと出るものである。その後の二次試験も大きな試練であるが、まずは当面のセンター試験を無事に乗り切ってもらいたい。

私大受験生は1月下旬から本格的に始まる一連の入試で実力のピークを持って来られるように、入念な準備が重要である。複数回の受験が可能な私大入試では、第1志望大学入試のどこかの日程で、しっかりと合格最低点をクリアーすることが求められる。ボーダーレベルの実力は既に超えてきている生徒も多いであろうから、あとは力をしっかりと出し切れば必ず合格出来る。これからの時期は、過去問演習を入念に行い、ケアレスミスを犯すことなく確実に得点する力を身につけることが何よりも肝要である。

「努力は裏切らない」

第1志望大学合格後、私自身もこの言葉を心から実感したものである。日々志望校合格に向けて懸命に努力を続けている全ての受験生に対して心から敬意を表したい。「こんなにも春の日差しはまぶしくかつ美しかったのだ」と実感出来るように、この厳しい冬を乗り越えてもらいたい。
春はもう目の前である。

開成ハイスクール国語科 森脇 庸介