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開成教育グループ


2018 年 3 月 5 日 のアーカイブ

高校生になる君たちへ

2018 年 3 月 5 日 月曜日

中学と高校のちがい! 大きく変わるのは・・・

●生活について・・・キーワードは「自主性」。高校生活は、自分次第でどうにでも変わる!
多少の差はありますが、中学よりも圧倒的に「自由」なのが、高校の大きな特徴です。
文化祭や体育祭などの学校行事は、中学とは比べものならないほど大規模になり、クラブや部の数も増えます。
それは生活面でも同様。服装や所持品についても、中学ほどうるさく言われないことがほとんどです。放課後も部活やアルバイトなど、過ごし方の選択肢が広がります。「学校生活を自分でデザインできる」それが高校生活の醍醐味とも言えるでしょう。
しかしそれは、「自分で決めないと何も始まらない」ということでもあります。周りの状況に流され、ただただ毎日を過ごすことだけでは、高校生活は非常に空しいものになってしまします。何よりも「自主性」が求められることを念頭に置いておきましょう。

●学びについて・・・教科内容はより深く、専門的に。授業のスピードも速い!
高校の授業は、生徒は「ある一定の学力がある」ということを前提として進められます。したがって、授業のペースは非常に速くなります。先生は、中学のように待ってはくれません。わからない所があったら速めに解決しておかなければ、どんどん置いて行かれてしまいます。
また、教科の内容も、より専門的になります。中学のときには一つしかなかった教科が分野ごとに細かく分かれるのも、高校の特色です。たとえば数学は方程式を中核にした「数学Ⅰ」「数学Ⅱ」「数学Ⅲ」のみならず、その周辺部で組立てられた「数学A」「数学B」(「数学C」)など、教科の中で系統が分かれて授業が行われるようになります。
このように、中学では得られなかった新しい知識を、深く掘り下げて学んでいくのが高校の授業なのです。

●テストについて・・・丸暗記や一夜漬けでは通用しない!日頃の学習習慣がカギ!
入学したらそのまま卒業できる?中学まではそうだったかもしれませんが、高校はそうではありません。定期テストで一定以上の成績を得られない場合、「赤点」と判定され、追試験を受けることになります。赤点が多い場合は、次の学年へ進めない(留年)可能性もあります。
しかも、今までならば、何とかこなせた暗記主体の対策だけでは、定期テストはクリアできません。高校で求められるのは基本を踏まえた総合力。教科書の範囲を超えた出題はほぼありませんが、読解や論述式の問題によって、解答に至るまでの考え方の過程を見るものが主体となります。出題範囲も広く、あとからやり直すにも、かなりの時間が必要です。
授業もテストも内容が高度になる高校では、中学以上に普段からしっかりと授業の内容を理解するための予習や復習などの学習が必要になってくるのです。つまり、最も基本的で、かつ効果的なのは、日々の予習・復習をしっかりとやることです。
そのためには、時間の使い方を自分で管理できることが重要です。

高校生活は自分次第でどうにでも変わります。自主性を高め、計画的な学習を心がけることでより良い、確かな未来を自らの手で切り拓き、つかんで下さい。

最後に、君たちの学習の大きな支えとなり、その習慣化への道を伴走するのがハイスクール(ペースメーカー)です。 そのことも決して忘れないで下さい。

開成ハイスクール 矢倉重人