最初に誤解が無いように説明しておきますが、1912年に設立された私塾をルーツに持つ名古屋市の愛知工業大学は名前は似ていますが、関係ありません。野球でも有名な愛工大名電中高も愛知工業大学の附属ですから関係ございません。
1987年に設立された愛知技術短期大学を前身として、2000年に設置された愛知工科大学と併設の愛知工科大学自動車短期大学の募集停止が5月1日に発表されました。
工学部のみの単科大学で自動車・電気系の技術者養成が中心に行われてきましたが、短大で2級自動車整備士を取得し、そこから愛知工科大学の3年次に編入すると1級自動車整備士と学士号が取得できるという日本唯一の教育システムを持っている一方で、NHK大学ロボコンでは2003年に全国優勝、ソーラーカーフェス2005でも総合優勝を果たすなど、高い技術力でも知られています。
2010年には宇宙システム研究所を開設するなど、宇宙ビジネスも視野に入れた分野にも広げていました。しかし収容定員950名対して、約半数の494名しか在籍しておらず、経営的に厳しいとの判断に至ったようです。
技術立国日本として、技術系人材育成の教育機関が減ることは大変残念なことだと思います。今からでも運営を引き継ぐ学校法人が現れることを願ってやみません。

