【93年の伝統と】 あべの翔学高等学校 「情報専攻」 【ICTのコラボ】

2022年9月21日 水曜日

近鉄大阪阿部野橋駅の隣の駅「河堀口(こぼれぐち)」駅から徒歩2分という交通至便な場所にある「あべの翔学高等学校」のお話です。1929年に今のマイドームおおさか(当時は「大阪府立商品陳列所」という同じ用途の建物)の東側で開校し、1936年に今の場所に引っ越してきた「大阪女子商業高等学校」(その後「大阪女子高等学校」と改名)という女子校がルーツです。商都大阪ならではの商業実務の習得でも評判を集めていたのですが、場所も法人もそのままで8年前に共学化、校名を「あべの翔学」と改名しました。今では男女がほぼ半々、1学年300名前後という規模の学校になりました。

コースは「特進Ⅰ類」「特進Ⅱ類」「普通進学」といずれも進学を前提とした3コース制ですが、ICT化も進んでおり、一人1台のiPadが用意されています。

その最先端の学習環境と、実務教育の伝統が合体したのが次年度からスタートする「情報専攻」です。今、大学でも情報系の学部は大人気ですが、そこに入るだけではなく、先取りをしてしまおう、いや、国家資格まで取ってしまおう、という計画です。高校でもここまでできるのね、というお話でした。