【関西8大学】私立大学入学定員と今年の狙い目【今年は立命館が熱い?】

2023年1月24日 火曜日

2015年から段階的に厳しくなっていた文部科学省による「私立大学入学定員厳格化」ですが、特にこれといった検証もないまま今年から緩和されることになりました。私学助成が全額不交付になるという基準は、収容定員が8000名以上の大規模大学なら募集定員の1.10倍、4000名以上、8000名未満の中規模大学なら1.20という基準を各年度の入試で判断するという運用をされてきましたが、今年度から収容定員、つまり全学年合計での判断にするとのことです。

ということは、昨年度、基準ぎりぎりまで入学させていた大学よりも、余裕がある大学の方が今年、多くの合格者を出してくれるのではないか、という期待が生まれます。

実際にはそれぞれの大学や学部が要求する水準に達していなければ、合格はさせてもらえないのでそんなに単純なものではないのですが、ひとまず関西8大学の、昨年の入学者÷定員でランキングを作ってみました。

甲南大学だけ中規模大学になりますので、基準値が1.20となりますが、ご覧のように同志社と立命館はお席に余裕があるように見えます。一般募集の規模も大きい立命館は今年狙い目かも、というお話でした。