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開成教育グループ


‘ブログ’ カテゴリーのアーカイブ

最後まで諦めない!粘り強く…

2016 年 2 月 29 日 月曜日

国公立大学前期入試を終え、受験も一段落。多くの公立高校では今週卒業式が行われます。高校3年間の思い出の回想や仲間との別れ。皆さんにとって心に残る卒業式であって欲しいと思いますが、この先受験は、私立大学後期試験や国公立大学中期後期試験が待っています。

私は生徒面談で次のような言葉をよく口にします。「受験は3月までやりきること!」

一般的に、後期入試は高倍率で合格が難しいように思われがちですが、そんなことはありません。例年、「最後の最後で合格しました!」という報告を何回も受けています。そんな報告を持ってきてくれる生徒の特長は、まさに「最後まで諦めずに、粘り強く取り組む姿勢」です。

受験は当日の体調、気力、問題の巡り合わせ…等々、様々な要因が複合されて入試結果として表れます。残り限られた時間の最後の最後まで、全力で受験に臨んでください。後悔を残さないためにも…。

開成ハイスクール数学科 中澤宏尚

 

計画実行力!

2016 年 2 月 22 日 月曜日

皆さんこんにちは。

2016年も50日ほど過ぎようとしていますね! もうすぐ3月。開成ハイスクールでは、新学期を迎えます。

現高2生はいよいよ受験生としての勉強が始まります。

新学年を迎えるに当たり、今回は「計画力」について考えてみたいと思います。

何かを成し遂げるには、「計画を立てて実行する力」が必要です。しかし、「言うは易し、行うは難し」ですよね。なぜ難しいのでしょうか以下に計画が失敗する5つの理由をあげました。

計画が失敗する5つの理由

1.目的・目標があいまい
曖昧なものからは曖昧なものしかうまれませんね!

2.目先のことだけを考えている
少し先のことも考えましょう!常に一歩先!

3.複数の案から選んだ計画ではない(=熟考されていない)
新国立競技場もコンペを実施しましたよね。 複数案から最善なものを選ぶというのが基本です。

4.目標(終わり)から逆算していない
一度目標から逆算して確認して行わないととんでもない目にあいますよ!

5.計画の遅れを取り戻す算段をしていない
計画は遅れるモノですよね。

いかがでしょう。自分にあてはまるものはありますか。では、計画が失敗する理由を理解したところで、今度は、計画をたてるときのポイントを確認しましょう。

 

「実行できる計画」を作る5つのポイント

1.想像力をフル活用
これからのことに対して計画を立てるわけですから、未知のことを想像する力が必要です。

2.正しく現状を把握してから計画を立案する
現状を勘違いしてたてた計画が成功するはずありません。

3.複数の計画案を練る

4.計画案を客観的に見直してみる
3と関連しています。

5.リスク回避の方策をもりこむ

ポイントは、計画が失敗する理由の裏返しです。
計画を立てることができたら、あとは実行に移すだけですね。では最後に、実行に移す際のポイントをまとめておきましょう。

 

計画を実行に移す3つのポイント

1.やらなくてもいいことはやらない。「やらなくてもいい」=「やってはいけない」という認識を!
2.「人間」が「実行している」ということを常に心に留めておく
3.随時進捗具合を把握する

以上のポイントを把握し、2月中に計画を立てて、3月からしっかりと実行できるようにしていきましょう。

 

開成ハイスクール英語科

 

入試真っ盛り!

2016 年 2 月 8 日 月曜日

2月に入り、関西の私立大学の一般入試が本格的に始まりました。生徒たちの会話を聞いていると、1週間ぶっ続けで入試が続き、そのうち2日はA君と日程が同じ、などということもよくあるようです。体調管理にはくれぐれも気を付けてください。

先日も、ある生徒が先生に「気合」を注入してほしいと言っている場面に出くわしました。普段だったら、そんなことを到底言わなさそうな生徒だっただけに、「あっ、生徒も緊張しているんだな」ということがうかがえました。

大学余りの時代になり、選ばなければどこかの大学生になれると言われるようになって数年たちますが、やはり開成の生徒たちはしっかりとした目標を堅持していると思います。この3年間積み上げてきた成果を思う存分発揮してもらいたいものです。

この後には、国公立入試が控えています。今年は寒かったり暖かかったりと不規則な天候が続いていますが、条件はみな同じ。気持ちと体力で負けることがないよう、精いっぱい、自分のやるべきことを最後まで続けてください。

 

開成ハイスクール英語科 濱田健太郎

 

 

試験の時に緊張してしまう人は…

2016 年 2 月 1 日 月曜日

センター試験が終わって、今、出願面談の真っ最中です。
センター試験は通過点で、ここから私大入試、国公立大学二次試験と続きます。

試験の時に、緊張しすぎて普段の力を出せない生徒もいます。
色々考えると緊張します。
とにかく不必要なことを考えないことが重要です。

人間は葛藤すると、自分との違和感、不協和を感じて体が緊張し始めます。
「失敗したらダメだ」「点数取らなアカン」と強く意気込んだら緊張してきます。
これは心理学でよく言われている認知的不協和理論です。
そんなことを絶対考えてはいけません。

「普段通りにやろう」「あれだけやったのだから大丈夫」と考えましょう。

また、試験中に手が止まったら緊張が増幅します。
止まったら、あれこれ考えないで次の問題へ行き、点数の取れる問題を優先しましょう。

また、一点を見つめ続けてもいけません。
緊張が増幅します。
試験前は遠くの景色を見るなど視点を変えましょう。

今、一番しんどい時期ですね。
このブログを読んでいる塾生の皆さん、前日にスタッフに声をかけて下さい。
1人ずつ丁寧にカウンセリングします。

開成ハイスクール英語科 大道英毅

 

 

とにかく「書く」

2016 年 1 月 25 日 月曜日

こんにちは。

どの教科にしても、解答能力がなかなか身につかない生徒は、答案を「書く」ことに消極的であるように思われます。完全なる答案を整然と書かなければならない、という観念に強くとらわれ、不完全でも「何かを書く」ことに躊躇し、何も書かないまま、結局は解答・解説を待つばかり、となってしまうようです。そして、模範解答を書き写し、それがノートを埋めていることに安心し、いわゆる「勉強したつもり」「分かったつもり」で終わってしまうのです。解答の書き写しは単なる「作業」に過ぎず、そこに実力を養う要因はありません。

確かに、答案を書き始める前に、ある程度の思考は必要です。しかし、思考に時間を費やすほど、解答の制限時間という現実的問題は別として、思考はますます煩雑化していき、「書く」という積極的な行動に移行し難くなります。心理学者W・Jamesの「行動は感情に先行する」という理論は、「思考」についても言えるのではないでしょうか。曰く「行動は思考に先行する。」つまり、「書く」という積極的、具体的な「行動」が、積極的な「思考」を促し、また「思考」を具体化していく、ということです。

問題演習の場では、間違えることを恐れてはなりません。「間違える」とは、正解に辿り着くために必要な試行錯誤の過程なのです。一方で、「何も書かない」のは、その試行錯誤を経ずして、いわば正解が天から降りてくるのを待っているだけ、そうでなければ「解答放棄」の姿勢に他なりません。

「犬も歩けば棒に当たる。」犬も健気に歩き回って(行動して)いるのです。

開成ハイスクール数学科

先んずれば受験を制す!

2016 年 1 月 18 日 月曜日

来年受験を迎える高校2年生にとっては、センター試験までもうあと一年を切りました。

2月からは、センター試験型の模試も行われるようになります。毎年、模試の結果を見て思うことは、理科・社会で顕著に出遅れている受験生がいる、ということです。英語だけを見ると8割以上得点できていても、理科や社会が3、4割ということがあります。センター試験の得点率が8割を大きく超えることが必要な難関大学の受験を考えると、今後得点を伸ばしていくのにかなり苦労することが予想されます。センター試験では、文系で社会2科目・理科基礎2科目、理系で社会1科目・理科2科目が必要です。特に昨年度から、理系では理科の出題範囲が全範囲になったことから、理系の受験生は、合計得点を伸ばしていくのに苦労しているようです。

そこで、高校2年生の諸君には、早速、文系の人は少なくとも社会1科目を、理系の人は理科1科目を復習し始めることを勧めます。社会の復習は、単元ごとに教科書を読み、まとめをし、さらに問題集で問題を解いてください。理科の復習では、学校で使用している問題集をもう一度最初から解き直してください。高3生になってからと考えるのではなく、人に先んじて受験モードに入ることが重要です。
2月の模試でどの程度の点数が取れるのかを確認し、続く5月の模試では少なくとも理・社1科目は7割程度取ることが目標です。
さぁ今日から始めましょう!

開成ハイスクール英語科 松本泰雄

 

 

センター試験直前

2016 年 1 月 11 日 月曜日

いよいよセンター試験が近づいてきました。私の教え子たちも必死でやっています。
1月集中授業もいよいよ佳境ですね。最後の追い込みです。

今一度、勉強以外の点で、センター試験で注意するべきことを書きたいと思います。

・本番で使う時計を日々使う
・本番で使う鉛筆を使う
・センター練習会などがあれば服装も当日と同じにする

などなどです。センター試験に向けて「勉強」の追い込みも必要ですが、それ以外の準備も重要です。

また、本番で実力を発揮するために、当日のイメージトレーニングをしておいてください。例えば、

 ・受験する教室を想像してみる
・試験官の人数や性別を予想してみる
 ・隣の席の受験生を想像してみる

などです。事前にイメージを作っておくと、教室に入った際に「イメージと違うぞ、でも、隣の受験生は想像どおりだぞ」という風にイメージの確認ができます。試験当日は、何かにつけて不安になります。事前のイメージを確認することで、イメージがあっていたかどうかを楽しんで確認することができます。

 センター試験本番で、いつも以上の点数を取るために、今やれることはたくさんあります。諸君の最後のがんばりに期待します!

開成ハイスクール数学科 前田佳邦

 

 

数学と科学・技術 その8

2016 年 1 月 4 日 月曜日

明けましておめでとうございます。本年も、このブログを、よろしくお願い致します。
寒い日が続きますね。外を歩いていると、冷たい風が吹いてきて、「おお、さむっ!」と思わず口から出てしまいます。このブログの原稿を書いている時には、えりも岬で最大瞬間風速30メートル近くの風が吹いたようです。風邪をひかないよう、くれぐれも気を付けて下さい。
さて、最大瞬間風速と書きましたが、毎日発表される風の速さとはどのようなものなのでしょうか?単に風速計で測った速さをそのまま読み取ればいいのでしょうか?それではよくない、と少し考えればわかると思います。実際、みなさんが日常経験するように、風は常に一定の速さで吹いているわけではなく、ある時だけ急にピュウッと風が吹いてきて、「おお、さむっ!」と声がでるわけですから、風の速さは、時間とともにかなり大きく変わってしまうことがわかります。単に風速計の読みを見ても、たまたま風が速い時に読みとったものかもしれませんし、風が止んでいる時の速さかもしれないのです。では、発表されている風速とは一体なんなのでしょうか?こういった「ばらつき」のあるデータ(風速)から人間の感覚に近い値を出すのに、「平均値」がよく使われます。風速の場合は、10分間の平均、瞬間風速は3秒間の平均が現在使われています。瞬間風速といっても、瞬間の値ではなく、「平均値」なのですね。
科学や技術の世界では、さまざまな量を、数値を使って表します。ただし、そのままの計測結果や、計算結果ではなく、意味を考えて適切になるように工夫が施されています。そして数学は、そのための手段となっているのです。身近なものを、数値を使って捉えることは非常に大切です。単に公式に当てはめて、答えを出すことだけに一生懸命になるのでなく、意味を理解し、現実を理解するために数学を学んでいる、ということも忘れないでください。
開成ハイスクール数学科 村上豊
 

 

年末特訓を終えて

2015 年 12 月 21 日 月曜日

昨日12月20日(日)は、高槻本校にて、年の瀬恒例の「年末特訓」が開講され、多くの高3生が集いました。

これは、京大・阪大記述対策、センター試験対策、関関同立対策、産近甲龍対策など様々な講座が設定され、同一時間帯に9つの講座が同時進行し、1日で6講座を受講するという、バイキング形式の直前集中対策です。

当日は、生徒諸君もやる気に満ち溢れていましたが、それは我々教師陣も同じ事。自身の講座を受講してくれた生徒に対し、熱い授業を実施しました。

授業を終えた後の生徒たちの充実しきった顔は、一人ひとりのレベルアップが図れた証で嬉しく思うと共に、普段とは異なる環境で他の多くの受験生に交じって学んだことは、大きな経験になったと確信しています。

この経験を糧に、来るべき入試に向けて、引き続き努力を継続して欲しいと願っています。

開成ハイスクール数学科 中澤宏尚
 

 

受験生にエール

2015 年 12 月 7 日 月曜日

みなさんこんにちは。現在、高3生は公募推薦入試真っ只中で、私が担当している西田辺教室でも、いよいよ受験シーズン本格到来!といった雰囲気に包まれています。
 しかし、毎年この時期にナーバスになってしまい、ペースダウンしてしまう生徒もいます。
  ●センタープレテストの結果が思わしくなかった
  ●理科・社会の得点が安定しない
  ●漠然と不安を感じる
などなど、挙げればキリがありません。

 こうした不安に苛まれたときに、自身をコントロールする術を身につけておきたいものです。
  ●先生と面談して計画を立て直す
  ●簡単な問題を解いてスモールステップ形式で自信を取り戻す
  ●自室でゆっくり過ごす
  ●好きな音楽を聴く
などして、心身を立て直せるようにしておかないと、超!重要な受験直前期の時間を無駄に過ごしてしまうことになりかねません。

 私の場合は、12月頃から、通学の際に自宅から駅まで自転車に乗るのをやめ、毎日20分ほど歩いて朝のひんやりした空気で身を引き締めてから登校していました。また、ストレスが溜まったと思われるときは、好きな曲をゆったりとした気持ちで聴いたりしていました。とにかく、いいサイクルを引き寄せるきっかけを何かみつけてみましょう。入試直前や本番で冷静さを保てる受験生なんて、そう多くはないはず。調子が狂ったときに立て直せる術があるか否かで結果は自ずと変わってくるはずです。このブログの過去の掲載で、大道先生が受験期に摂取するべき食品等を紹介してくれていますので、そちらも参考にしてみてください。

開成ハイスクール英語科