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開成教育グループ


2016 年 5 月 16 日 のアーカイブ

高3生諸君へ ~飛躍の夏を迎えるために~

2016 年 5 月 16 日 月曜日

5月も半ばを過ぎ、特に高3生は、この時期から夏に向けての過ごし方が、今後の学力の伸長度合いに大きく影響する。目標と志を高く持って勉強を続けていくことが何より大切である。クラブ活動がまだまだ続く、引退はもう少し先、など自分の置かれた条件は様々であろうが、入試の日は全ての受験生にやがて等しく訪れる。所与の条件の中で、自分が志望校に合格するための条件を最大限創出していくこと、そのことがいま切に求められている。

高3になっての初めての全国模試を受験した、という受験生も多いことだろう。もしマーク式の模試を受験したのなら、まずは正確に自己採点を行った上で、早急に模試の解き直しを実行することが肝要である。そして模試が返却されるまでに自分の弱点領域を正確に把握し、少しでもその弱点を克服する勉強を、時間をかけて実行することである。さらに自己採点と返却された模試の得点結果が1点たりとも誤差がないかどうか確認すること。特に国公立大志望生にとっては、二次出願をどの大学にするのかは、センター試験本番の自己採点結果にかかっている。問題冊子に残した解答の記録と、自分が実際に塗りつぶしたマークが完璧に一致する正確さを追求することも、これから模試を受ける際に極めて重要な訓練となる。

秋からは本格的な入試演習問題を行っていくことになるので、どっしりと腰を落ち着けて基礎学力を形成する時期が今から8月までの3か月半の時期である。私が担当している国語に関して言えば、9月になっても、現代文の基本的な読解法が身についていない、また、受験生が当然知っておくべきである基本の文語文法や古文単語、漢文句形がほとんど分からないという状況では、入試演習を行っていく上での前提を欠くことになる。

学力も含めて自分の置かれている立ち位置を客観的に把握し、そして飛躍の夏を迎えるためにやるべき課題を鮮明にし、その克服に向けた努力を全力で開始すること。全ての受験生に今そのことが強く求められている。

 開成ハイスクール国語科 森脇庸介