大阪・滋賀・京都・兵庫・奈良・徳島・東京・神奈川・埼玉・千葉に展開する小学生・中学生・高校生 クラス指導、個別指導の進学塾・学習塾

開成教育グループ


新学期が始まりました

2014 年 4 月 28 日

桜の季節も終わり、そろそろ新生活にも慣れてきたころかと思いますが、いかがお過ごしでしょうか。新入生もクラブ活動を決定し、生活のリズムがようやく定着し始めたという頃ではないでしょうか。
そこで、そのリズムについて考えてみてください。自分の本当の勉強時間というものが存在していますか。存在している人は、その中身にこだわって、来たる最初の定期テストに備えてください。存在していない人は早急に改善が必要です。今すでに手一杯になってしまっているのなら、どこか見直しが必要かもしれません。通学と授業とクラブ活動、これだけでもフラフラになってしまっているかもしれませんが、その後にしっかりとした自学習を行っている人との差がどんどん開いてしまい、取り返しのつかないことになってしまいます。心当たりのある人は、一度、私たち開成ハイスクールの先生に相談してください。一日の過ごし方を一緒に見直してみましょう。
 行動は早いほうが絶対にいいはずです。最初の定期テストで、必ずや満足のいく結果を残しましょう!!

開成ハイスクール英語科 濱田 健太郎

小中高「一貫教育」を終えた卒塾生

2014 年 4 月 21 日

今年も、開成ハイスクール西田辺教室から多くの生徒が卒塾していきました。
毎年そうですが、今年も感慨深く、思い出に残る卒塾生たちでした。

今年卒塾していった生徒は、私が西田辺教室に来て間もない頃、小学生の英語の授業(ジュニアイングリッシュ)を受講していた生徒達です。
少し「やんちゃ」だった小学生も、今は見違えるように大人です。

その中の一人、Y君は、休み時間に置いてあった掃除機を触り、ゴミが漏れ、厳しく注意されました。その時のことを、今でも覚えています。

そんな彼は、中学校も開成教育セミナーに通い、生野高校に合格しました。
高校になっても開成ハイスクールに通い、このたび第一志望の大阪市立大法学部に合格しました。

西田辺教室には、このように小・中・高と成長を確認できる生徒がたくさんいます。
だから、彼らが最終ゴールの大学に合格した時の喜びはひとしおなのです。

私がうれしいのは卒塾した後も、開成にスタッフとして残ってくれる人が多いことです。
同じ考え方をもっている卒塾生がたくさんいて協力してくれる環境に、本当に感謝しています。

先日、今年の卒塾生たちによるサプライズイベントがありました。
そこで感謝の言葉と色紙のプレゼントがありました。


一生の宝物にします。

また、これから1年頑張る決意ができました。
本当にありがとうごいました。

開成ハイスクール英語科 大道英毅

小中高「一貫教育」を終えた卒塾生

2014 年 4 月 21 日

今年も、開成ハイスクール西田辺教室から多くの生徒が卒塾していきました。
毎年そうですが、今年も感慨深く、思い出に残る卒塾生たちでした。

今年卒塾していった生徒は、私が西田辺教室に来て間もない頃、小学生の英語の授業(ジュニアイングリッシュ)を受講していた生徒達です。
少し「やんちゃ」だった小学生も、今は見違えるように大人です。

その中の一人、Y君は、休み時間に置いてあった掃除機を触り、ゴミが漏れ、厳しく注意されました。その時のことを、今でも覚えています。

そんな彼は、中学校も開成教育セミナーに通い、生野高校に合格しました。
高校になっても開成ハイスクールに通い、このたび第一志望の大阪市立大法学部に合格しました。

西田辺教室には、このように小・中・高と成長を確認できる生徒がたくさんいます。
だから、彼らが最終ゴールの大学に合格した時の喜びはひとしおなのです。

私がうれしいのは卒塾した後も、開成にスタッフとして残ってくれる人が多いことです。
同じ考え方をもっている卒塾生がたくさんいて協力してくれる環境に、本当に感謝しています。

先日、今年の卒塾生たちによるサプライズイベントがありました。
そこで感謝の言葉と色紙のプレゼントがありました。


一生の宝物にします。

また、これから1年頑張る決意ができました。
本当にありがとうごいました。

開成ハイスクール英語科 大道英毅

私の大学受験(最終回)

2014 年 4 月 14 日

(2014年1月27日「私の大学受験(その8)」からの続きです。)

こんにちは。

私の右手の甲の骨は、今でも少し平たく変形しています。掲示板で番号を確認した瞬間、思わず横のコンクリートの壁を殴ってしまったからです。まったく痛くはありませんでした。
神戸市外国語大学、合格。
世界は一変、目に映るものすべてが煌びやかに活気づき、風は優しく暖かく、甘い清々しい匂いに満ちている…。
人生に、こんなにもうれしいことがあるのか。「天にも昇る気持ち」「バラ色の人生」「至福」、いや、言葉ではとても言い尽くせません。
社会構造がますます複雑化し、不確定性が増大している現代において、受験ほどありがたく純粋な制度はありません。ひたむきな努力が、真摯な取り組みこそが、必ずや報われるからです。受験を通じて、「努力は報われる」ことの喜びを享受した人は、困難に満ちた現代社会を、それでも誠実に生きる力を与えられるのです。
この受験期に経験したことのすべてが、今の私を形成し、今の私を依然として支え、日々顔を上げて生きる源を与え続けてくれています。
受験はやはり、すばらしいものです。
おわり

卒業と入学

2014 年 4 月 7 日

4月がスタートしました。
3月から4月にかけては,出会いと別れの季節です。今年も多くの高校3年生を指導していたので,3月末は新生活に旅立つ多くの生徒と話をしました。
 高校3年間を一緒に過ごした生徒も多く,嬉しくもあり悲しくもある3月でした。

 卒業していく生徒たちが,それぞれ手紙を書いてきてくれました。手紙には,それぞれの生徒の思いが詰まっていて,読むのに3時間ほどかかってしまいました。

 改めて塾の先生は良い仕事だなと感じました。塾の先生という仕事は,学校教育ではないため履歴書などに書かれることはありませんが,記憶には残ると私は考えています。私が担当した生徒の1人は両親以外で,この3年間で一番接した大人は私であると言ってくれました。人とのつながりがあることが,仕事の喜びです。

 私は,受験勉強はただ勉強をするだけではなく,受験を通してスケジュールの立て方や自分自身がやったことの評価・反省ができる人生最大の機会であると考えています。大学生になると全員が同じ環境で筆記テストを受けるのではなくレポートでの課題が多くなってきます。レポートの課題では,なかなか画一的な点数はつき難いので,自分自身が得点をとるために行ったアプローチが正しかったのかどうかは評価が難しくなります。受験勉強は,センター試験などでは50万人が同じテストを受けるため,センター試験に向けて,1年間で,どういった戦略で受験していくかを指導しています。

 4月になり新高1生も入塾してきました。今年の入塾生も3年間指導を頑張りたいと考えています。

開成ハイスクール数学科 前田佳邦

地球はどうして暖かいの?

2014 年 3 月 31 日

突然ですが、地球はどうして暖かいのでしょうか?
「太陽の光が当たっているからでしょう?」と考える人もいるかもしれません。
でも、太陽の光が原因なら、太陽に近い富士山が寒いのはなぜでしょうか?
実は、太陽の光だけでは地球は暖かくはなりません。
「太陽」と「空気」この2つがあって初めて地球は暖かくなります。
私がこの話を通して伝えたいことは、授業をただ受けるだけでは成績は伸びない、ということなのです。
生徒たちには「なぜだろう?どうしてだろう?」と疑問を追求しながら授業を受けてもらいたいのです。
「先生の授業」と「生徒の疑問」これが成績アップには必要なのです。

開成ハイスクール英語科 津留天然

受験を終えて、新天地へ向けて

2014 年 3 月 24 日

みなさん、こんにちは。受験を終えた高校生のみなさん、本当にご苦労さまでした。見事に合格を勝ち取った人の中には、「これで勉強は終わり。さあ、遊ぶぞ!」と思っている人もいるでしょう。私としては、今の期間はとりあえず骨休めをして、1年間を振り返ってみることをお勧めします。この1年のつらい期間なんか思い出したくもない、と思う人もいるかもしれませんが、ちょっと冷静になってみましょう。特に1年前の自分の状態と、受験を終えた自分の状態を比較してみてください。ずいぶんといろいろな面で成長できたのではないでしょうか?生活習慣が整ったというだけでなく、勉強することで今まで知らなかった知識を身につけたでしょうし、自分の限界や弱さ、またそれに立ち向かう強さにも気づけたでしょう。勉強することの意義として、自分自身と向き合うこと、そしてそこで得たものを使って、社会へ羽ばたいていくことを挙げることができます。大学へ行けば、より専門的な学びが始まります。そして、「学び」はまだまだ続いていくことになります。これから学ぶことは、決してすべての人が共有していることではありません。理系と文系では、学ぶ教科が大きく違いますし、専門分野の学びができる人はごく少数です。そういう「非日常的な」学びを通じて、「誰かが言っているから正しい」とか「みんながそうするから自分もする」という判断をするのではなく、本当に大切な問題は何なのかを考え、自分自身で答えを見つけることができるようになってください。みなさんが、新天地で自分自身の未来を切り開いていけるよう願っています。

開成ハイスクール数学科 村上 豊

出会いと別れの季節

2014 年 3 月 17 日

こんにちは。3月になっても小雪が舞って寒い日が続いていましたが、街中には、ショーケースに春物の服や、卒業式で花束をもらった生徒など、ちらほら春が感じられるものに出会います。
 悲喜こもごもありましたが、卒業していった高3生。皆が次のステージへ羽ばたいていく中、今度は高校生のステージに足を踏み入れることになる新高1生。
 その新高1生を応援するため、開成ハイスクールでは高1準備講座を開講しています。英語は文型、数学は因数分解・1次不等式など、最初の中間テストで問われる内容を先取りして授業しています。
 とにかくスタートが肝心です。最初の中間テストで躓くと、次のテストで取り返すには相当な努力と時間が必要です。また、大学の推薦入試を受ける場合は、1年生の1学期の成績から評定平均値の対象となるので、気を抜くことはできません。
3年間の高校生活。3年“もある”と思うのか、3年“しかない”と思うのかは人それぞれでしょうが、思い描いている高校生活が実現できるように、日々の取り組みを大切にしていきましょう。私たちも力強くサポートします!!

開成ハイスクール数学科 鈴木悠太

新学年への挑戦

2014 年 3 月 10 日

今回は、新高3生のある生徒の一年間の努力についてお話ししたいと思います。

ちょうど一年前、彼は数学が得意ではありませんでした。数学を勉強することが苦しいとさえ感じていたでしょう。しかし、とても頑張り屋でした。学校から出された課題である応用問題を質問し、一つ一つを理解していく努力を続けました。基礎内容から再度学習しなければならない単元もたくさんありましたが、途中で投げ出すこともなく、弱点である単元の復習と演習を繰り返しました。
そうして努力し始めて半年が経った頃、彼は「数学は楽しい、好きだ」と話してくれました。高2数学の内容は決して簡単なものではありません。数学的な内容を理解するまでの苦しみも変わってはいないはずです。それでも一つ一つの問題と真っ直ぐに向き合い、理解する「喜び」を感じてくれたのでしょう。継続してきた小さな努力がようやく形になり始めた瞬間でした。
そして、1月に行われた実力判定テスト。彼にとって、これまでにない最高の成績となりました。一年間の積み重ねがようやく最高の結果となったのです。「よく頑張ったね」の一言に最高の笑顔で応えてくれ、私も本当に嬉しかったです。この努力は、彼の人生の中で自慢の一つになるでしょうし、これから受験生として戦っていく大きな支えとなるに違いありません。

さあ、新年度のスタートです。この一年間をより良いものとするために、また新たな気持ちで挑んでいきましょう!時には成長していないと感じることもあるかもしれません。しかし、努力の積み重ねは、いずれ結果として現れます。その時を信じ、みなさんの目の前にある課題を一つ一つ乗り越えていきましょう!
今を頑張る高校生の皆さんが、彼のように頑張っていけるよう願っています。

開成ハイスクール数学科 光畑雄策

通奏低音を奏でる

2014 年 3 月 3 日

2014 年度の大学入試も 2 月 25 日,26 日の国公立の前期日程試験を終えて,終盤へと向かいつつあります.この時期,今年出題された大学入試問題に目を通していくことは,ある意味,楽しみでもあるのですが,これまでの指導がこれでよかったのか,を問われる「試験」でもあり,ある意味不安でもあります.

その中で目を引いたのは,京都大学の英語の問題でした.数学者の発想について書かれた英文が出題されていました.そこには,数学者の功績には,直観と呼ばざるをえないものが大きな役割が果たしている,すなわち,突然の論理の大きな飛躍がその功績を生み出したのだとありました.

当然ですが,数学は論理を極めて重要視する学問です.ユークリッドの「原論」によって,まず「定義」「公理」を定め,そこから論理的に「証明」を行うことで,次々と「定理」を産み出していきます.しかし,それだけではないということです.新たな発見には,直観的なひらめきが必要だということです.

これは高校レベルの数学の問題を解くときにも感じます.もちろん,高校で扱う数学は,数学者が扱うようなオープンプロブレムではなく,きちんとした「解答」がありますから,数学者の扱う数学とはまったく次元が異なるものです.しかし,いくらきちんと解いていっても,「こんな発想どこから来るのだ」という問題にぶち当たります.

「こんなの思いつかない」「なかなかできるようにならない」と言われる問題があるたびに感じるのは,それは単なる勉強不足ではなく,数学者の次元とはまるで異なるものではあるのでしょうが,何かが数学の問題を解く上で必要なものが根底に,通奏低音のように流れているのではないか,ということです.そしてそれを知らず知らずのうちに体感している人が,いわゆる「センスがある」と呼ばれるようになる,と感じます.

さらに,複数の科目を教えると,どの科目にも通じるいわゆる「学ぶときの通奏低音」が存在しているようにも感じます.それぞれの科目によって,必要とする知識の多寡は,あるいはレベルは異なるにせよ,その科目を扱う上で必要な最低限の知識を定着させたなら,あとはその調べにのるだけである程度はできてしまうのではないでしょうか.

この通奏低音をどうすれば聞き取れるようになるのか,それはやはり「経験」なのだろうと思います.あとは「考える」ことでしょうか.諦めずに耳を傾ける必要があるのだと思います.そんな中で知らず知らずのうちに体感でき,その調べに乗れるようになるのだと思います.おそらく聞き取れるようになった瞬間はわからないように思います.「気がついたらできるようになっていた」というのがこれじゃないのかと思います.

もちろん典型的な問題の解法をきちんと伝えることも重要なのですが,それと同時に,授業の中で,学ぶことの根底にある通奏低音を奏でていく,それが必要だなと感じています.

開成ハイスクール 片岡尚樹