【衝撃!共学化】京都光華女子大学➡京都光華大学【中高短大も共学化】

2025年3月14日 金曜日

4年前に一部校舎のリニューアルが行われ、それに関連させて京都光華女子中高の紹介記事をこのエントリーに書きました 【やっぱり】京都光華中学校・高等学校 新校舎建築中【新築はええわぁ】 « 学校選びの道しるべ|開成教育グループ 入試情報室 学校・入試情報ブログ が、3月13日(木)全面共学化するというニュースが飛び込んできました。

85年前の1940年の高等女学校設立から、新制中学、高校、短期大学、4年制大学と発展しつつ女子教育を続けてきた光華女子学園ですが、2024年度から新たに歯科衛生学科を設置した短期大学部も含めた各学校種で2026年度から共学化する事が発表されました。

近畿圏の女子大では3年前の神戸親和大学、今春から神戸松蔭大学、園田学園大学と共学化が進んでいますが、中高でも、男子校だった滝川中高が2024年度より共学化、女子校では親和中学校で今春から「共学部」の募集、神戸山手グローバル中高の共学化、2026年から園田学園高の共学化、神戸の松蔭中高の一部のコースで男女募集、現在「男女併学」(男女別クラス運営)の奈良の帝塚山高校の2027年からの共学化も予定されるなど、共学化が加速しています。京都でも2022年度より女子校だった西山高校が共学化しています。

このような環境ではありますが、中高大、短大すべてが同時に共学化するというのは驚きです。

今後の各校種の志願動向にも影響が出ると思います。注意が必要でしょう。

【来年度から】滋賀県立高校入試日程【変わりますよ】

2025年3月13日 木曜日

昨日は滋賀県立高校の合格発表の日でした。当グループの実績はまたそちらのページを見ていただくとして、次年度の日程が発表されましたので共有しておきます。

次年度(つまり現在の中2が受験する入試)からは日程が一本化されます。正確には一般型選抜はみんなが受験して学校独自型選抜は次の日希望者のみが受験するという形になります。それに伴い、合格発表も少し早くなります。

県立受験生の中で、先に入学先が確定した生徒とそうでない生徒が混在する期間が無くなるという意味では歓迎ですが、日程が一本化されるということは体調不良など不測の事態が発生した時にリカバーできる先がありませんので、併願私立は今まで以上に慎重に選ぶことをおすすめします。

大阪府 高校入試「併願戻り率」予測【公立高校出願状況より】

2025年3月12日 水曜日

大阪府の公立高校一般選抜の出願結果が発表されました。受験生を応援する学習塾としては全員合格して欲しいのですが、現実問題として入試ですから競争倍率が1倍を超えた場合は不合格があり得ます。その場合は併願受験で合格していた私立高校に入学することになるわけですが、その人数割合、つまり「併願戻り率」はどの程度になるのでしょうか。

開成公開テストの基準偏差値帯と所在地ごとに計算してみました。偏差値57~55、52~50は重なっていますが、複数のコースを持つ私立高校を併願にするには学力ゾーンが広がりますので、あえて重なりを作って集計してみました。

基準偏差値65以上というのは実は文理学科の10校になりますが、こちらは地域性が薄いのでまとめて計算しました。

すると、ご覧のような結果となりました。一般的に上位校の戻り率が高くなりそうなものですが、旧2学区だけ異常値となっています。これは地域2番手の名門「寝屋川高校」と「いちりつ高校(の全学科合計)」のまさかの定員割れが原因です。また、旧4学区では偏差値52以下の高校では、併願戻りはほとんど無いということになります。というわけで、地域や偏差値帯にもよりますが、公立高校の倍率低下が私立高校の入学者減少につながる場合もありそうです。(私立の先生方へ業務連絡です。このデータを新年度準備にご利用いただければと思います。)

【新中3生向け】西大和学園高等学校 入試報告会

2025年3月11日 火曜日

東大や京大などの合格実績でも知られている西大和学園は近畿圏最難関の一つとして知られていますが、高校入試では、東大寺学園の高校募集が無くなった今では奈良県で最も厳しい入試だともいえます。入試問題も良質な難問ぞろいとなっております。

新中3向けにご覧のような説明会が開催されます。今回は学校での開催ですが、実際の通学の便も考えて、一度公共交通機関で行ってみることをお勧めします。

このチラシに使われている空間図形の問題も良くできています。興味のある方は解いてみてください。右隅に解答が印刷されていますが、画像では見えないので別に貼り付けておきます。答え合わせはこちらからどうぞ。

【小学生のみなさんへ】京都橘中学校 春のオープンキャンパス【各種体験もあるよ】

2025年3月10日 月曜日

以前このエントリーでも紹介した京都桃山の京都橘中学校から春のオープンキャンパスのご案内が届きました。

2024年度の実績ですが、京都大をはじめとする国公立大学に62名合格、関関同立に215名合格など卓越した大学進学実績には定評がありますが、それを実現できるのは学習習慣の確立などの自立推進プログラムが行われているからです。さらに英語ディベートやプログラミングロボットなどの多彩な教育活動が生徒さんの自主的な学びの原動力となっています。で、このような環境なら高校の3年間よりも中高6年間浸った方が効果的、というわけで、どうせ行くなら中学から、となるのではないでしょうか。小学生と保護者の皆さん、一度この学校の雰囲気を味わってみてはいかがでしょうか。

この大学合格実績から厳しい進学校だと思われがちですが、在校生の皆さんは不思議なことに楽しそうなのです。

本イベントの詳細、参加については学校HPをご覧ください。

【速報】大阪府 公立高校 一般入学者選抜 出願状況中間発表【過半数校が定員割れの衝撃】

2025年3月7日 金曜日

大阪府公立高校の出願締め切りは3月7日(金)ですが、前日までの出願状況の「中間集計」が大阪府教育庁から発表されました。大阪府の公立高校には普通科以外に文理学科、総合学科、国際文化科などがありますが、それらをまとめて旧学区別に集計してみました(学区に属していなかった普通科以外の学科も学校の所在地から旧学区に割り振り、定員数は令和6年11月11日発表の数値を元に集計しています)。

【旧1学区】(北摂、主に阪急沿線)29校

定員合計8,560名に対し、出願者数は9,502名。平均倍率1.11

29校中11校(37.9%)が定員未充足となっています。

【旧2学区】(北河内、主に京阪沿線)28校

定員合計6,960名に対し、出願数は6,596名。平均倍率0.95

28校中18校(64.3%)と過半数が定員未充足となっています。

【旧3学区】(中河内、南河内、主に近鉄沿線)28校

定員合計7,480名に対し、出願数は7,700名。平均倍率1.03

28校中13校(46.4%)が定員未充足となっています。

【旧4学区】(泉州、主に南海沿線)25校

定員合計6,520名に対し、出願数は6,111名。平均倍率0.94

25校中19校(76.0%)と多くの学校が未充足となっています。

あくまでも中間発表時点での数値ですが、大阪府下合計で110校中61校(55.5%)が定員未充足となっています。8年前から同様の集計をしていますが、昨年に続き今年度とも異常値となっています。この結果から公立高校の統廃合の動きが加速するのでは、との地域の不安もあるでしょう。しかしそれ以前に大阪府の公立高校は1校あたりの生徒数も多く(1学年8~10クラスの学校も珍しくなかった)、学校行事や委員会活動、部活動など集団による、生徒相互の教育力の強い学校が多かったのですが、その活力が維持できるのか、の方が心配でもあります。

【駅からのバスも便利】近江兄弟社中学校 プレオープンキャンパス【小学校4年生、5年生(つまり新小5と小6)対象】

2025年3月6日 木曜日

昨年末にもこのエントリーで紹介した滋賀県近江八幡市の近江兄弟社からプレオープンキャンパスのお知らせが届きました。年末にお邪魔をした時には思いっきりクリスマス気分だったのですが、もう3月かぁ。時が経つのは早いなぁ。

地図で見ると近江兄弟社中高は駅から離れているので、こりゃぁ大変だぁ、と最初は思ったのですが、バスを使ってみると乗車時間は10分弱、学校の正面まで運んでもらえます。乗るときも長大な専用の屋根+囲い付きのベンチがあるので、多少の待ち時間は苦になりません。と学校の教育の中身と関係のない事を書きましたが、中身については是非プレオープンキャンパスに参加しご自身の目で確認していたければと思います。元気な在校生と一緒に楽しめるイベントも用意されているようです。対象学年の方は一度参加してみてはいかがでしょうか。

【校舎リニューアル中】龍谷大学付属平安中学校 春のオープンキャンパス【新小1~6年、つまり全小学生対象】

2025年3月5日 水曜日

曜日関係なく京都駅付近ではインバウンドと思しき人混みで大変ですが、京都と言えども観光地ではない市街地では案外落ち着いた街並みを味わうことができます。大宮通の近辺も昔ながらの薬局や金物店、米穀店といった地域に根差した個人商店などがあり、歩いているだけでも楽しめます。

しまった、京都の観光案内になってしまうところだった。その大宮通沿いにある龍谷大学付属平安中学校は名前の通り龍谷大学への推薦枠もあるのですが、進学校としても実績を伸ばしている注目校です。ただ、数年前にお邪魔した時に校舎は年季が入って味があるなぁと感じていたのですが、現在順次建て替えが進んでいます。2027年には全面リニューアルとのことでこちらも楽しみです。

さて、次の日曜日ですが、京都の龍谷大学付属平安中学校で「春のオープンキャンパス」が開催されます。小学生用に体験イベントが13種類も用意されています。但し、事前申し込み制で定員がありますのでどれでも選べるわけではないと思いますが、是非何か一つは参加して欲しいと思います。

詳細及び申し込みは学校HPからどうぞ。

【女子中フェアと同じ日ですけど】奈良育英中学校 春の学校説明会/学校見学会

2025年3月4日 火曜日

奈良市の奈良育英中学校も3月20日に学校説明会を開催します。広いグラウンドや立派な校舎など、施設も充実していますが、高校では文化部が15、運動部が19もあるなど課外活動も盛んです。1級アマチュア無線技士の私としては、アマチュア無線の免許取得・運用やロボット制作ができる情報技術部を密かに応援しています。大学進学実績も大したもので、2024年度には国公立大学に18名、関関同立に48名といった合格実績を誇っています。

というわけで、何かと面白そうなこの学校、一度見てみてはいかがでしょうか。申し込みや詳細は学校HPをご覧ください。

【今年から会場が変わります】大阪私立 女子中学校フェア2025【対象は新小4・5・6年】

2025年3月3日 月曜日

コロナ禍による2020年~2022年の中断がありましたが、例年新阪急ホテルで開催されてきた女子中学校フェアが今年も開催されます。ただしニュース報道などでご存じの方もいらっしゃると思いますが、新阪急ホテルは関西大阪万博のスタッフ宿舎として使われた後は取り壊されるとのことで、既に営業を終了しています。そこで今年から新たな会場「梅田スカイタワービル」での開催となります。内容は今までと同じように個別相談ブースが設置されていますが、学校オリジナルグッズのプレゼントもあるようです。対象学年の小学生女子とその保護者の方は是非参加してみましょう。