【開成教育グループからの】昨年より出願数が増えた大学ランキング③【出願数比較】

2020年4月15日

さあ、いよいよベスト5です。

神戸学院大学は13年前にポートアイランドに新たなキャンパスを作り、4年前には付属中高も移転、2年前には心理学部を新設、昨年には夙川学院のキャンパスも手に入れて神戸医療大学を挟み撃ち(にしているつもりはないと思いますが、2つのキャンパスの間に兵庫医療大学があります。誤解のないように書いておきますと実はお向かいの神戸女子大、神戸女子短期大学も含めて「ポーアイ4大学連携事業」というのもあり、仲が悪いわけではございません)。と勢いのある大学です。

合格者の6割はそのまま入学しますが、1割弱は甲南大学、6%弱は京都産業大学に進学しています。一方不合格者の2割弱は他の日程で合格し、入学していますが、1割以上が浪人を選択しています。つまり今年の神戸学院大学志願者は第一志望率が高かったと考えられます。

ベスト4位は四天王寺大学。実業系の短期大学をルーツに持ちますが、40年近く前に4年制に転換、教育系の学部再編などが行われましたが、昨年度から看護学部が設置され、その認知度アップも手伝って受験生が増えたようです。看護・教育系の併願先は畿央・大和・太成、人文系では関西外大・追手門となるわけです。(続く)