今から151年前の明治8年(1875年)に京都市で教育用実験器具や標本を製造する「島津製作所」が設立されます。1877年上野公園で開かれた第1回内国勧業博覧会で、気球の有人飛行の成功させ、京都岡崎公園で開かれた第4回博覧会では多くの実験機器を展示し、精密機器メーカーとしての知られることになりました。1909年には日本初の医療用X線装置を完成、レントゲン検査機器メーカーの草分けとなりました。2002年には従業員の田中耕一氏がノーベル賞を受賞するなど、世界的にも有名な計測機器、医療機器メーカーとして不動の地位を築いています。
一方、その島津製作所は放射線技師養成のために1927年に「島津レントゲン技術講習所」という学校を設立します。この学校は1989年に短期大学に、2007年には4年制大学に昇格し、「京都医療科学大学」となりました。放射線技師養成に関しては、日本で最も長い歴史があるわけです。
来年にはこの大学が創立100周年を迎えることになるのですが、その記念事業として、大学院の設置と、新キャンパスの開設を計画しているようです。
キャンパスの開設についてはまだ構想段階ですが、学生の情報によると1,2年生の間は京都市の新キャンパスで、3,4年生は実習用の機器が設置されている現キャンパスで学ぶことになるのでは?とのことです。つまりキャンパス移転ではなくキャンパス増設という形になるのではないか、と思われます。
1,2年生の間だとしても、新キャンパスは、京都市内は当然、大阪府や滋賀県からの通学も便利になりますので、さらに人気が高まるのではないでしょうか。今後の情報に注目したいと思います。

