「東京都立大学は合格者が入学手続きを済ませた後に別の大学に合格して進学を決めた場合、入学金を全額返還する。東京都が17日の議会で明らかにした。2027年度入学者の入試から開始する。複数の大学に合格した人が進学先以外にも入学金を納付する「二重払い」を解消し、学生や家計の負担を軽減する。」(日本経済新聞 WEB版 6月17日配信より引用)
推薦系の専願受験を除くと、複数校を受験し、複数校合格が当たり前の大学受験では、先に行われた選抜での合格権利を確保するために入学金を支払い、後の日程の大学に入学することになれば、結果的に入学金を二重払いするのが慣例となっていました。しかし文部科学省は昨年6月の通知で、その状態を解消するように各大学に要請しました。(7文科高第491号 令和7年6月26日)それを受けて、入学金そのものの価格を抑制したり、手続き締切日を後ろ倒しする大学もでてきましたが、今回の都議会での決定は、入学しない受験生の入学金は全部返金しちゃおう、というものです。
そもそも都立大学に合格して入学しない受験生なんているの?と思うのですが、私立大学の追加合格が出たなどで、昨年度は9名が入学辞退したそうです。まあ、この人数規模なら金額的にも限定的だな、と思いますが、これが前例となって人数規模が桁違いに大きい私立大学への風当たりが強くなると、ちょっと話が変わってきます。
今後の情報に注意しておきます。

