定員を充足できない大学・短期大学(その1)

2025年時点で日本には専門職大学も含めて812校の大学と292校の短期大学が存在しています。[e-Stat(政府統計の総合窓口)学校基本調査(学校基本調査 令和7年度 高等教育機関 | ファイル | 統計データを探す | 政府統計の総合窓口)より]先進国としては珍しく、その8割近くが私立大学なのですが、大学の新設・学部の新設・定員増などで高まる高等教育ニーズに応えてきました。しかし、2018年からは18歳人口が減少に転じ、大学進学率は上昇しているとはいえ、人口減少率が勝ってしまった3年ほど前からは大学進学希望者に対して定員が過剰となっています。その結果、残念ながら定員を満たすことができない大学も増えてきました。

リクルート進学総研による実態調査(2025年入試実態調査(大学・短期大学)_リクルート進学総研)によると、その定員割れの学校が2022年から急激に上昇している様子がわかります。2006年を1として、志願者数を相対値で表したグラフも作ってみました。

2025までのデータしかありませんが、大学は2006年比で1.2~1.3付近となっています。一方、短期大学の志願者数は2006年の2割以下となっています。

設置別にみると、国公立での定員割れの校数割合は5%前後と少ないのですが、私立大学のなんと6割以上が定員を満たすことができていません。

(続く)

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