大阪の女子校、四天王寺中学校の学校説明会のご案内が届きました。進学校としての実績も素晴らしいのですが、多くの学校行事や盛んな部活動など、実はみんなで楽しく頑張る学校を見てみてはいかがでしょうか。

申し込みは既に始まっています。昨日の時点でまだお席が空いているようです。
小学生女子よ、急げ。
大阪の女子校、四天王寺中学校の学校説明会のご案内が届きました。進学校としての実績も素晴らしいのですが、多くの学校行事や盛んな部活動など、実はみんなで楽しく頑張る学校を見てみてはいかがでしょうか。
申し込みは既に始まっています。昨日の時点でまだお席が空いているようです。
小学生女子よ、急げ。
このエントリーでも何度か紹介した常翔学園高等学校ですが、今春は京都大・大阪大など国公立大学(大学校含む)に121人が合格。関関同立にも過去最高の345人、海外大学23名、の合格実績を出しており、進学校としての地位を確立しています。もちろん大阪工業大学をはじめとする同一法人内の三大学にも20~30%が進学しており、高い現役合格率・進学率を誇っています。この数字だけを見ると、長時間ゴリゴリ指導をしているのかな、と感じる人もいると思いますが、例えば「スーパーコース」では3年間を通しての「ガリレオプラン探究」で同一法人内大学と連携して、研究内容を計画し、様々な研究発表会に参加。最終的に海外の姉妹校と英語で研究交流も行い、最終的に英語での論文作成へとつなげていく、という本格的な探究プログラムを実施しています。また「特進コース」では協賛企業のミッションに取り組む「企業探究学習」を通じ、生きていく上で必要な課題解決能力を養成するなどの教育活動が行われています。このようにコースごとに生徒の興味・関心や学びに対する動機づくりをすることで、主体的に受験学力を獲得しようという生徒を育てた、という成果としてこの合格実績に出たと考えられます。
さて、高校募集で永らく「スーパー」「特進」「薬学・医療系進学」「文理進学」という区分けとなっていましたが、次年度から募集段階では「スーパー」「特進」「文理」の3つに整理し、高2に進級するときに5つのコースに分けるという形になります。高校1年次にどの方向が自分に相応しいのか考える時間があるという点で、自分の適性や将来の進路イメージがつかめていない中学生にとっても安心だといえるでしょう。新しいコース制と各コース毎の特色のあるプログラムによって、常翔学園はさらに「常翔気流」に乗っていくことでしょう。
82年前に教養学部のみの女子単科大学としてスタートした奈良の帝塚山大学ですが、1987年から共学化、今では文学部、経営学部、法学部、心理学部、現代生活学部、教育学部の6学部を擁する総合大学へと発展しました。資格取得や留学、ノートパソコンの貸し出しなど学生に対するサポートも手厚い大学として知られていますが、在学中に国家資格を取得すると報奨金がもらえるという制度があるなど、キャリア教育にも力を入れています。
その帝塚山大学から、特待生奨学金に関するお知らせが届きました。
ご覧のように入試成績によって授業料が半額になるという制度です。国公立大学よりも安くなるなんて驚きです。しかも基本的に4年間継続だそうです。受験生諸君、上位合格を目指しましょう。
この春から共学になった「神戸親和大学」ですが、募集状況はどうだったのでしょう。そこで比較のために2017、2022、そして今年2023年の入学定員と入学者数をまとめてみました。
すると、しばらく募集定員を下回っていた文学部ですが、なんと今年は18名オーバーの138名が入学しています。また、こちらも2022年には定員の64.5%の入学者数だった教育学部は前年の倍近い329名が入学しています。入学者の性別ですが女子は約300名、男子は約160名とのことです。つまり今年は男子に加えて、女子も増えていることになります。というわけで、ひとまず共学化は大成功だったといえるでしょう。
この3月に発表された薬剤師国家試験の結果を記事にするのを忘れていました。しまった、しまった。
実は毎年この合格率にも注目しているのですが、近畿圏の薬学部を持つ12の私立大学を抜き出し、総数でのランキングを作ってみました。
1位 京都薬科大学 さすが安定の1位です。全国の私立大学では4位となります。
2位 立命館大学 薬学部としては最後発となり、昨年は近畿圏7位だったのですが、今年は近畿圏で2位、全国でも5位まで上昇しました。
3位 近畿大学 昨年に引き続き近畿圏3位です。こちらも安定の合格率ですね
そのあと、4位 大阪医科薬科大学、5位 神戸薬科大学と伝統校が並びます。因みに国立大学の平均合格率はこのあたりとなります。
薬学部は入学するのも大変ですが、入学後も大変ですよ、というお話でした。
奈良の帝塚山中学校から、次年度入試に関する資料をいただきました。
新しい募集要項はもちろん、その募集要項をもっとわかりやすくした解説資料です。
中学校では男女別クラスという帝塚山中学校ならではの男女別のコース編成と想定クラス数まで明記されています。
専願・併願別の出願に関してもわかりやすいですね。
大阪府吹田市の開校から10周年を迎えた大和大学ですが、政治経済学部に「グローバルビジネス学科」の設置を構想しているとの発表がありました。目的は実にシンプル「世界基準のビジネス人材の育成」です。そのためには当然英語力の育成も行われますが、2年次にはインド、インドネシア、タイ、中国、ベトナム、シンガポール、マレーシアなどから1か国選んで現地企業でインターンや共同プロジェクトに参加するという1週間程度の実習を予定するなど実践力を育成するプログラムも構想されているようです。
定員は80名の予定とのことです。アフターコロナの様子見をするのではなく、世界に攻め込むこの姿勢、すごいですね。
先日、ある大学の説明会で大学受験生の受験時期が次第に早まり、早期決着志向が年々高まっている、と聞いたのですが、確かに他のセミナーやネット記事でも同様の内容に接したことがあります。しかし、それは本当なのでしょうか。そこで当グループの受験生で確かめてみることにしました。
5月に同じような分析をしてみましたが、今回は過去5年分、合計で約14万件の出願データを元に、各年度の出願合計数に対する入試時期の割合を調べてみました。
すると、確かに年内入試の割合が高まっています。総合型選抜など年内で決着する入試方式を取り入れる大学が増えているというのも影響していると思いますが、センター試験最終年度の2020年度は安全志向から上昇、2021年度はコロナ禍直撃でさらに上昇、2022年度はその傾向がさらに強まった、と考えられます。しかし、今年度はその割合が2年前よりも下がってきています。
一方で3月入試に関しては、2020年度をピークに下がり続けています。年内入試が増えた分、減少するのはわかるのですが、今年度に関しては、年内入試も3月入試も減少、つまり2月の一般選抜に集中したことになります。
というわけで、今回の都市伝説については、コロナ禍不安からの早期決着志向は見られたが、今年度の状況を見ると、一般選抜まで戦う受験生が減り続けているわけでは無いですよ、といえるでしょう。新課程初年度となる2025年度入試は、18歳人口の増加の波と重なっています。各大学の選抜方式や時期ごとの募集人数割合などによって大きく難易度が動く可能性もあります。注意が必要ですね。
大阪工業大学から、大阪府教育委員会とのコラボ企画、「『超』探究Summer School」のご案内が届きました。
簡単に言えば参加型の講座体験なのですが、そのバリエーションと内容が半端ないです。プログラミングやロボティクスなどの最先端の研究・開発分野から、化学、建築デザインなど幅広いプログラムも用意されています。またインテリアデザインや経営・ビジネス分野の講座もあるようです。夏休みに大学の学びをリアルに体験したい高校生諸君、いかがでしょうか。事前予約制で先着順となっています。急げ!
太平洋戦争開戦の前年である1940年、京都市右京区西京極に昭和皇后の妹君である大谷智子氏によって創立された高等女子校をルーツに持つ京都光華女子大学ですが、開学59年の4年制大学に対して、短期大学は73年の歴史があります。
現在はライフデザイン学科の1学科体制ですが、ファッション、ブライダル、フード、インテリア、デザイン、情報ビジネスなど様々な分野の資格取得も可能なうえに、ライフデザイン・コンピテンシー(LDC)という必修授業でプレゼンテーション力の養成も行われています。実際、高校教員向けの説明会でも在校生による学生生活を紹介する、堂々たるプレゼンテーションが披露されました。
この京都光華女子大学短期大学部が、歯科衛生士養成の「学科」を2024年度から新設予定であると発表されました(短期大学部の中ですので、学部ではなく、学科となります)。
歯科衛生士といえば専門学校による養成がメインでしたが、近年では4年制大学への設置(関西では大阪歯科大学、梅花女子大学、神戸常盤大学)も進んできました。しかし実は歯科衛生士の課程は3年間で良いので、短期大学の方が早く就職できるという点で合理的だともいえます。因みに関西には関西女子短期大学(大阪)、大手前短期大学(兵庫)の2校なのですが(神戸常盤大学短期大学部は4年制に改組)京都は空白地帯だったので、そこに京都光華女子が名乗りを上げたというわけです。
短期大学、特に女子短期大学は4年制大学に吸収させるなど廃止や規模縮小しているところもある中で、学科新設という攻めの姿勢は実に素晴らしいですね。