【さらに広がる】松蔭中学校 2021年募集要項【英語入試】

2020年5月13日 水曜日

このエントリーでも紹介しましたが、昨年にお邪魔した神戸の松蔭中学校・高等学校は、今年から新たなコース制が取り入れられました。さらにその目的をはっきりさせるかのような2021年度入試の募集要項が早くも発表されました。

まず、出願方式についてですが、Web出願が導入されます。それに伴い出願締め切りは、解禁日については前日正午まで、2日目午後、3日目については、当日でも出願可能となっています。

昨年からリスニング付きの英語入試もありましたが、次年度からはグローバル・ストリーム(GS)希望者には英語による面接も取り入れられます。 さらに、英検・漢検による加点もありますので、今までに取得していた受験生にとっては朗報というわけです。グローバル人材育成というはっきりとした目的のために英語入試を拡充させるというわけですね。詳しくは学校HPをご覧ください。

雲雀丘学園中学校・高等学校もオンライン授業を開始

2020年5月12日 火曜日

兵庫県宝塚市の雲雀丘学園でも5月に入ってオンライン授業が開始されました。校内には無線LANの設備がありますが、通信の安定性を求めて先生方が廊下や教室にLANケーブルを敷設し、1フロアに各学年のためのスタジオ計6つを設置するなど、高品質なオンライン授業を追及しています。(↓授業中継の様子です。もはやオンライン予備校並みの設備と体制です。)

動画配信や双方向授業など、科目や内容によって様々な形式の50分授業が、中学生は朝から昼まで、高校生は昼休みを挟んで午後まで続けられています。最後に終礼に参加し振り返りを記入すれば1日の終わり・・・とこれでも十分なのですが、そのあとオンライン部活。そういえば雲雀丘学園でも活発で多彩な活動でも有名な鉄道研究部、じっとしていないだろうなと思って調べてみると、やっぱりプラレールにかぶせることができるペーパークラフトなど発信しているではありませんか。もちろん茶道部の先生からの発信やバスケ部のオンラインミーティングなど他の部活もオンラインで活動しています。物理的に離れていても楽しそうですね。

海陽中等教育学校 「オンライン個別相談会」

2020年5月8日 金曜日

愛知県の「海陽中等教育学校」という全寮制の男子校のお話です。「中等教育学校」ということで、高校からの募集はなく、今年の卒業生(9期生)も119名と規模は大きくはありませんが、2020年度大学入試では東大14名、京大7名、名古屋大5名、北海道大3名、東北大1名、九州大2名、つまり旧帝国大合計32名と学年の4分の1が合格しており、 国公立大合格が現役57名、既卒を含むと72名と過半数を超えています。

(学校ホームページより引用)

コロナウイルス感染症の影響で、日本各地で学校休校が続いていますが、この学校の場合は緊急事態宣言が出る前に6年生(高3生)は敷地内の寮に入寮しており、教職員も敷地内に居住していますので実は安全地帯。ここでは問題なく大学入試に向けた授業が行われているのだそうです。このように隔離された環境というのは、勉強の邪魔になる(?)様々な誘惑が無いだけでなく、安全面でも役立っているようです。

こちらの学校でも5月7日からオンライン個別相談会を実施しますが、なんとこの学校の場合はこの「オンライン個別相談会」に受験生と共に参加すれば、「試験当日の面談」を免除する、という特典が付いています。それもあって予約は既に埋まりつつありますが、ここで、極秘情報、5月18日まで、としていたオンライン個別相談会の日程と時間枠を拡大するとのことです。小学生男子をお持ちのご家庭は、一度学校ホームページをご確認ください。

【好評につき】立命館宇治中学校・高等学校 オンライン個別相談会【5月も開催】

2020年5月7日 木曜日

連休までは、と我慢していたのに、残念ながら今日から全面解除!とならず、学校のライブ授業も止まったままで、各学校の入試説明会も中止になっているところが多いのですが、バーチャル始業式、双方向オンラインでの授業を続けている立命館宇治中学校・高等学校は、当然のように「オンライン」の形で個別相談会を実施します。実は4月もこの形式で相談会を行ったそうですが、なんと約100組の「来訪」があったそうです。

入試方法やコース設定も多彩な立命館宇治中学校・高等学校については、特に個別相談が必要でしょう。興味がある方は学校ホームページよりお申し込みください。

【部活動も】須磨学園高等学校中学校のオンライン授業【いつものように】

2020年4月28日 火曜日

NHKのニュースでも紹介された神戸市須磨区の「須磨学園」は全生徒に制服ならぬ「制携帯」を持たせることでも知られる進学校ですが、昨年から夙川中学・高等学校も同じ法人に迎え、規模拡大でも勢いの止まらない学校です。すべての生徒は「制携帯」とパソコン、家庭での通信環境が整っているわけですが、この新型コロナウイルス感染症の影響で、この準備が最強の武器になりました。 まず、朝8時ごろには生徒は自宅で制服に着替えてパソコンの前に座って、朝のオンラインホームルームから1日が始まります。 時間割通りに全教科の授業が行われ、体育の授業では全員体操服に着替えて参加です。

さて、授業が終わったら・・・

何とオンライン部活の始まりです。サッカー部もバスケットボール部もオンラインミーティングでお互いの状況を報告した後、体幹トレーニングをしたりしています。中高ダンス部もストレッチや振り付けの打ち合わせをしています。鉄道研究部は顧問の先生を交えてのオンラインミーティング。生徒会活動もオンライン。学校のホームページにその写真や動画が紹介されていますが、皆さん楽しそうです。 もちろん個人面談や先生方の会議、生徒のアクティブラーニングなどでも、通信機器と環境が活用されています。これからはこのような学校運営スタイルに慣れておくというのも大きな財産になりそうですね。

【休校中も】大谷中学校・高等学校(大阪)全力稼働中【大忙し】

2020年4月24日 金曜日

今年の大学入試でも医学部医学科合格が22名と、進学実績も躍進中の大阪阿倍野の女子校「大谷中学校・高等学校」も他校と同じように生徒さんは学校に来ることができません。で、先生は何をなさっているのですかと失礼を承知で電話でお伺いしたところ、先生方の頑張りが画像付きで送られてきました。

その①【授業動画撮影】  こちらは話に聞いただけですが、昨日段階で300本以上の授業動画を撮影し、生徒さんが利用できるようになっているそうです。生徒さんが集中して見ることができるように15分以内にしているそうです。この動画授業ライブラリー、貴重な財産になりそうです。 (こちらの動画は非公開のため画像はございません)

その②【オンラインで個人面談】 先生が時間を決めてお一人ずつオンラインで春の面談を行っています。右側のパソコンで生徒の成績などの個人資料を見ながらタブレット型の端末で面談しているようです。

その③【課題や生徒手帳の送付作業】 この画像は某密林ドットコムのピッキング作業ではございません。中2の担任が、生徒向けの配布物をレターパックに詰めているところです。提出用の返信用レターパックも同封されています。この日の午後の集荷に向けて、先生方大忙し。宿題がわからないなど、教科に関する質問もできる仕組みになっているそうです。

その④【職員室では電話かけ】 担任の先生が直接生徒のおうちに電話をかけて生活時間帯や健康状態のチェックを行っているそうです。オンライン上での提出物でも様子はわかりますが、直接声を聞くというのも安心感があって良いですね。因みに奥の先生方は生徒向け掲示板を作成しているところだそうです。

その⑤【校地整備中】 生徒さんがいないので、工事もスムーズ。校地整備の最終段階、ノースガーデン「恵の杜(めぐみのもり)」の整備が進んでいます。植物園のように種類ごとの名札も付いているようです。

と、このように全員にタブレットなどのICT機器を持たせているわけではない学校であっても、この休校期間中、デジタルとアナログを組み合わせて、学習の遅れを最小限にしようとする手厚いサービスが届けられており、併せて開講に向けた準備も着実に進んでいるよ、というお話でした。お忙しい中、いろんな写真ありがとうございました。

↑ 「センターコート」から見た校舎。つまり今まで東大谷の建物があったために見ることができなかった側からの景色だそうです。

【大阪でも】関西大学中等部高等部のオンライン授業【100%完全実施②】

2020年4月23日 木曜日

高槻の関西大学中等部・高等部では、4月13日から時間割通りの授業を全生徒に提供しています。ここで、ICT化が進んでいる学校でもネックになるはずの新入生にはどうしているのかなと思えば、こちらの学校ではiPadを家庭で準備するというルールなのだそうで、結果的に問題なく新入学生にも授業が提供できているとのことです。

実は3月10日~18日にこの学校ではすでにオンライン授業を実施していました。体育ではラジオ体操を録画して提出、理科では実験動画を見てからのディスカッション、英語では単語テストをクイズ形式で行うなど、オンラインならではの工夫があり、一日の終わりには振り返りコメントを提出して終わり、という楽しそうな授業です。4月もフルサイズの授業が提供できるというのは京都のノートルダム女学院と同じように、3月に準備をしていたというのが大きいようです。今では先生方の出勤回数も大きく減らし、出勤している間に動画撮影、指導は自宅から、というリモートワークも取り入れて先生方の安全面にも配慮しています。逆に学校行事や部活が無い分、スムーズに授業が進む、とのことでした。頼もしい限りです。

【大阪でも】金蘭千里中学校高等学校のオンライン授業【100%完全実施①】

2020年4月22日 水曜日

吹田市の金蘭千里中高でも休校に伴ってオンライン授業を取り入れています。 こちらの学校では朝礼のあと、月水は6限、火木金は7限、土は4限の50分授業を実施し、そのあと終礼を行うという、フルサイズの学校生活をオンラインで提供しています。通信ソフトの問題など、日々先生方が試行錯誤している様子が学校ホームページより伺うことができます。さすが週刊誌で生徒を伸ばせる学校と評されただけのことはありますね。1か月スタートが遅れている学校が多い中で、なんとしてでも授業を届けようという熱意が感じられる学校なのでした。

【在校生100%】京都ノートルダム女学院中学高等学校のオンライン授業【完全実施】

2020年4月20日 月曜日

ついに緊急事態宣言の対象地域が全国になるなど、学校教育の正常化にはまだまだ時間がかかりそうな状況です。多くの生徒さん方は自宅に籠って学校から与えられた課題をひたすら解くという孤独な日々を送っているようですが、そういえば京都で初めてオンライン英会話を導入したといわれるノートルダム女学院はどういう状況かなと思ってホームページを見てみると・・・

さすがでございます。一部のクラス、コースが対象というわけではなくて、中高6学年の全クラス、つまり100%の生徒にオンライン授業が提供できているようです。まず、朝のオンラインホームルームから一日が始まります。その後3コマの45分授業を、実技教科も含めて実施しているそうです。実は突然休校要請があった2月末の段階で準備に入り、3月の終業式とその後のホームルームもオンラインで開催するなど1か月以上の準備や試行期間を経ての実用化です。情報通信機器と通信ソフトがあれば生徒とはオンライン状態にはなりますが、授業として成立させるためには様々な工夫が必要です。この点でもこの学校は一歩先に進みましたね、というお話でした。

【おうちに】立命館宇治中学校・高等学校オンライン個別相談【いよう】

2020年4月10日 金曜日

 昨日YouTubeを利用の「オンライン始業式」が行われた立命館宇治中学校・高等学校は本日から先生方は基本的に自宅待機しておられます。といってもお休みというわけではなく、生徒さんとはClassiを利用して連絡を取り合っているようです。また13日からは本格的にオンライン学習指導を行います、などという連絡が学校のホームページに日本語と英語で掲示されています。校長先生も外国の方ですので学校内では英語が公用語なのかもしれません。

さて、その立命館宇治中学校・高等学校は2021年度入試に向けた個別相談会もオンラインで実施するとのご案内が届きました。

カメラの付いたスマートフォンやタブレットがあれば、世界のどこからでも個別相談が可能です。いろんな意味で最先端のこの学校、緊急事態宣言が出ようが、教育活動についても募集活動についても手を休めることはございません。ご興味のある方はQRコードをスキャンしてみてください。