2022年9月13日
今までに同じようなランキングをこのエントリーで紹介しましたが、今回は大企業の社長さんの出身大学ランキングを作ってみました。参考資料は朝日新聞出版の「大学ランキング2023」です。
この4月から証券市場の枠組みが変わりましたが、この資料では以前の「東証一部」2,183社の社長さんの数を数えたもののようです。
なるほど、早慶は当然上位ですね。国立も東京阪神がランクイン。GMARCHも関関同立もそろって・・・と書こうと思ったら、学習院大と立命館大が入っていません。しかし実はどちらも28位、13名と十分な人数を輩出しています。
この19位までの20大学の合計で1041名、つまり大企業の約半分を占めていることになります。みんながんばって大企業の社長になれる大学を目指そう。
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2022年9月12日
朝夕、少しずつ秋の気配を感じる季節となってきましたが、進学実績のみならず、部活動の活躍でも知られている京都市伏見区の京都橘中学校、高等学校は募集でも大人気、おかけで教室もフル稼働状態です。
従って募集イベントは縮小させるのか?と思っていましたが、逆に各地に出向いての説明会を開催するようです。どうやら受験生や保護者に向けて、学校の特徴や様子をしっかり説明しておきたい、ということなのでしょう。やはり人気校は考えることが違うなぁ。
というわけで、受験を考えているご家庭はこの金曜日の夕刻に、これらの会場に足を運んでみてはいかがでしょうか。
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2022年9月9日
このブログでも何度か紹介した金蘭千里中学校、昨年から始めた1教科入試も好評で受験生が増えましたが、医学部への合格者を増やす様々な取り組みにも注目です。
この金蘭千里中学校、ちょうど1か月後に「オープン模試」が行われます。このチラシには前の週の10月2日に文化祭も案内していますので、毎週来てね、という事だと思いますが、入学したら毎日行くのですから、両方行った方がいいと思います。因みに10月末の「体育祭」は外部施設(丸善インテックアリーナというのは朝潮橋の大阪市中央体育館のことです。今はこんな名前になっているのね。)での開催となっております。
そちらはともかく、金蘭千里中学校を受験する可能性のある小学6年生は是非、オープン模試は受験しておきましょう。
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2022年9月8日
イギリスのパブリックスクール イートン校をモデルに110年前男子校として設立された兵庫県三田市の三田学園。17ha(東京ドーム3.6個分、生徒一人当たり約1a、最寄駅から校門まで徒歩1分なのに校門から校舎まで10分!)の広大な敷地に登録有形文化財や池が点在するという環境も素晴らしいのですが、2022年春の卒業生266名という規模でありながら、国公立に現役で99名、既卒を加えると118名が合格しているという進学校です。もう亡くなってしまいましたが俳優の渡哲也、渡瀬恒彦兄弟の母校としても知られており、先の文部大臣末松信介氏もここのOBです。
2009年の中学入学者から段階的に共学化され、今では男女比が7:3ほどになっています。中学入学時には学力別の2コース制ですが、毎年コース編成やクラス構成が変動するという自動的に生徒が頑張る仕組みになっていますが、部活動の加入率も高く、ロボカップで日本2位になった物理部には部員が100名ほど在籍しているそうです。在籍数だけでなく、この夏のインターハイに卓球部、サッカー部、弓道部、水泳部が出場し、フェンシングでパリ五輪出場を目指す女子も個人参加するなど、強豪ぞろいです。
というわけで、このチラシです。
中学校も高等学校も3回ずつ説明会が用意されていますので、この環境も楽しみつつ学校の指導理念や方針を聞いてみてはいかがでしょうか。
因みに、こちらの写真は体育祭に向けダンスの練習をする生徒さんです。広角ではなく標準レンズで撮影したのに遠すぎてよく見えません。ともかく広いなぁ。
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2022年9月7日
大阪工業大学から、「大阪工業大学は就職に『超』強い大学です」と書かれたチラシが届きました。関西の私立大学で13年連続トップ、全国で4位との事です。私の手元にある「2023大学ランキング」(朝日新聞出版)で確かめても、確かに卒業生数1000人以上2000人未満の大学で、1位は国際医療福祉大、2位は金沢工業大、3位は金城学院大、で、4位が大阪工業大となっていますから、確かに全国4位だ。
実は、こちらのチラシの「実就職率ランキング」は分母を就職希望者としている「大学ランキング」と計算方法が異なり、就職率そのものの数値は一致しませんので、多少ランキングにも差が生じますが、大阪工業大学が就職に強いのは事実のようです。
「理系が多いから就職に強いのでは?」との声にも応えられるように、知的財産学部を他大学の法学部と比較したランキングも用意されています。うーむ・・・隙がない。ともかくこの大学は企業からも高く評されるような学生を育てていますよ、というお話でした。
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2022年9月6日
今年は四国各県(和歌山で行われるヨットを除く)で開催されているインターハイ、8月5日にもこのブログで紹介しましたが、その後行われた競技について団体戦で活躍した近畿圏の高校を紹介します。
【ホッケー 男子】天理高校 ベスト4
【ホッケー 女子】滋賀県立伊吹高校 準優勝
【バレーボール 男子】東山高校 優勝!
【フェンシング 男子 学校対抗】龍谷大学付属平安高校 準優勝
【アーチェリー 男子団体】近畿大学附属高校 準優勝
【なぎなた 団体】京都府立南陽高校 準優勝
【卓球 男子 学校対抗団体戦】育英高校(兵庫) ベスト4
【卓球 女子 学校対抗団体戦】四天王寺高校 9大会連続26回目の優勝!
【ソフトテニス 男子 団体】大和高田市立高田商業高校 準優勝
【ハンドボール 男子】大阪体育大学浪商高校 初優勝!
【ボート 舵手付きクォドルプル 女子】滋賀県立 膳所高校 3位
【空手 男子団体組手】浪速高校 6年ぶり6度目の優勝!
【空手 女子団体組手】華頂女子高校 準優勝
【競泳 女子400m メドレーリレー】近畿大学付属高校 2位
【水球】京都府立鳥羽高校 ベスト4
もちろんこれ以外にも、個人戦で多くの上位戦績を残した近畿圏の高校生は数多くいます。各会場では一般観覧の制限や、大会スタッフ人数の絞り込みなど、例年に無い大変さがあったと聞いていますが、ともかく今年はコロナ禍による中止とならず、無事に開催出来てよかったなぁ、と思います。皆様お疲れ様でした。
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2022年9月5日
大阪市のど真ん中、南北に貫く「御堂筋」という、幅が40メートル前後の大通りがあります。約100年前に整備されたこの幹線道路、沿道に西本願寺津村別院(北御堂)と東本願寺難波別院(南御堂)があったため、「御堂筋」と名付けられたわけですが、その北御堂の境内に134年前に開かれた女子校が今の相愛中学校・高等学校となります。その西側、今は阪神高速環状線となっているあたりは当時西横堀川という運河があり、本町通には路面電車が走っているなど、物流、人流の中心地だったこの地は、100年以上の時を経て、ビルの立ち並ぶオフィス街となっています。
そんな中にある築60年の鉄筋校舎、相愛中学校・高等学校も施設のリニューアルを考えたようですが、周りはビルに囲まれています。そこでその中の一つと共同で建て替えることにしたそうです(隣のビルといっても、実は地主は北御堂)。100年前から御堂筋沿いは「百尺制限」と呼ばれる、約31m以上の高さのビルを建ててはいけないという規制がありましたが、1995年から50mに緩和され、2014年には歩道から後退すれば100mを超えるビルを建てることも可能となりました。そこで、その制度を利用してなんと高さ123m、約40階の高層ビルを建設することにしたようです。そして、その中の2階から8階を学校が利用し、その上には企業が入るオフィスビルとなるようです。この隣のビルの地下1階は地下鉄御堂筋線の地下改札とつながっていますので、新校舎では通学に全く傘が不要になるかも。
この巨大建て替えプロジェクト、2026年4月竣工ということで既に動き出しています(隣のビルのテナントの撤退は完了、校舎も一部解体が始まっています)。建て替えの間は大学の設備などを使いながらの運転となるようですから、先生方、生徒さんも大変だと思いますが、楽しみですね。
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2022年9月2日
大阪偕星学園高等学校のオープンスクールが今週末から3回開催されます。まあ例年通りですね、と思ったあなた、今年は今までと全く異なるそうなのですよ。
まず、朝10:00からオープニング(全体会)が始まります。次に10:50から各コースに分れての体験プログラムです。この添付しているチラシは「特進コース」の事しか書いてありませんが、「文理進学」「進路探究」「スポーツ」の各コースのプログラムも用意されています。最後に学食体験ができるようです。そして午後からはお楽しみの部活体験が計画されています。
まあ、ここまで読んでも例年通りだな、となるわけですが、実はこの企画、チラシのデザインから校内の案内、それぞれの企画づくりと運営、全体会の説明も含めて、今年は在校生たちが話し合って作り上げているそうです。生徒募集の探究活動というこの企画、とても楽しみですね。
というわけで在校生たちの企画力・探求の成果を一度確認してみてはいかがでしょうか。お申し込みは学校HPからどうぞ。
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2022年9月1日
9月になりました。今年もあと4か月。つまり中学入試まで4か月と2週間となってまいりました。暑い夏休みも勉強を続けてきた中学受験生は、ここでもう一度モチベーションアップにつながるオープンスクールへの参加がおすすめです。
大阪女学院中学校高等学校では、小5、小6を対象としたオープンスクールが開催されます。「今までに学校説明会に参加したから、もう行かなくても良いかな?」と思っているそこのあなた、このイベントは全体説明会ではなく、在校生が中心となって運営されているイベントですから参加する意味があるのです。スタンプラリーや体験ステーションで在校生のやさしさに触れてみてはいかがでしょう。個別相談も先生だけではなく、在校生も担当します。お申し込みは明後日9月3日(土)11:30からとなっております。詳細、お申し込みは学校HPをご覧ください。
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2022年8月31日
大阪府立高校が減少するかも、というニュースが飛び込んできました。
「大阪府教育委員会は、少子化などの影響で高校に入学する生徒が減っているとして、大阪・平野区の平野高校など3つの府立高校について、再来年度(令和6年度)以降の入学生を募集せず、令和8年までに段階的にほかの高校に統合するとした再編整備の案をまとめました。」(NHK NEWS WEBより)
この報道によると、検討対象になっているのはいずれも旧3学区の「かわち野」「美原」「平野」の3校で、いずれも他校に統合という形での閉校を検討しているとの事です。時期は2023年度入試(今の中3)が最後の入試となり、その学年が卒業する2026年3月に廃止、というタイムスケジュールが示されています。府議会の意見なども踏まえて教育委員会で検討され、11月には最終方針が示されるとの事です。「かわち野高校」は学齢人口急増期の1974年に作られた盾津高校と1980年に作られた加納高校を統合して2004年に生まれた総合選択制の学校、「美原高校」はこれまた同じ時期の1975年に作られて体育専門コースも持ち、英語数学では少人数授業を展開している学校、「平野高校」も1980年に作られ、いまでは3つのコース分けに加え、習熟度別の少人数授業を行うなど、いずれも公立高校でありながら工夫した学校づくりが行われていました。しかしこの3校はいずれも240名募集だったのですが、2018年度から定員割れが続き、2022年度入試ではそれぞれ2クラス減の160名募集としたにもかかわらず、結局4年目の定員割れを迎えたことから廃止検討対象となったようです。
少子化の影響とはいえ、在校生はもちろん卒業生やそこで日々尽力されてきた先生方の心中を察するに、なんとか方針変更にならないのかと願うばかりです。
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