大阪青山大学 オープンキャンパス

2019年8月7日 水曜日

このエントリーでこの大阪箕面市にある「大阪青山大学」を紹介するのは5年ぶりです。元々は1967年に作られた大阪青山女子短期大学(家政科・幼児教育科)をルーツに持つ大学です。女性の社会進出に伴ってこのような短大は全国各地に新設されたわけですが、こちらは順調に2005年に大学に昇格、今では管理栄養士や小学校・幼稚園教諭、保育士、看護といった国家資格が取得できる3学部のみ設置の4学年合計1000名規模の手堅い大学となりました。5年前に作られた看護学部も後発ということもあり、実習病院の確保などどうなるかと思っていましたが、千里中央病院や箕面市立病院、市立池田病院など300以上の病床数の大きな病院と連携しているそうです。  女子短大のイメージが強いため、男子学生は珍しいのではと思われていますが、実際には300名近い男子が学んでいますので特に困ることも無いそうです。  8月10日にもオープンキャンパスが実施されるそうです。なんと和歌山からはバスも出してもらえるそうです。というわけで、大阪・兵庫のみならず、和歌山の高校生もお出かけしてみましょう。詳しくは大学HPをご覧ください。

香ヶ丘リベルテ高等学校 オープンキャンパス

2019年8月6日 火曜日

JR阪和線浅香駅の近くに、ファッション界では定評のある堺女子短期大学がありますが、同じ校地に「堺リベラル中学校・高等学校」と「香ヶ丘リベルテ高等学校」という女子校が併設されています。大学進学を目的とする「堺リベラル」に対して「香ヶ丘リベルテ」はキャリア教育に力を入れており、その目的別に細かなコース分けが行われているのも特徴です。  体験型のオープンキャンパスでは、カフェテリアでのランチ体験もついており、せっかくなら8月24日の1日体験が楽しそうです。これらのコースや職業に憧れる女子中学生はもちろん、興味がある皆さんは一度参加してみましょう。

常翔学園高等学校 オープンスクール

2019年8月5日 月曜日

これまた大学進学実績も募集でも勢いのある「常翔学園高等学校」についてです。 こちらも新たな挑戦に積極的な先生方が多く、体験型の多彩なイベントや、授業でのICT活用もかなり進んでいる学校です。  この前紹介した興國高等学校と同じ日ですが、8月24日にオープンスクールが行われます。実験や実習、学校紹介を組み合わせて自分だけの企画が作れるアラカルト方式です。例えば同じ化学実験でも時間によって3通りの異なった内容となっており、準備だけでも大変だと思うのですが、先生方の熱意溢れる姿勢が表れているように感じます。見晴らしの良い新しい校舎の見学も兼ねて、一度参加してみてはいかがでしょうか。

(画像をクリックするとPDFが開きます。裏面に体験授業やクラブ体験のプログラムがあります。学校ホームページからお申し込みください)

興國高等学校 オープンスクール「夏祭」

2019年8月2日 金曜日

大阪環状線寺田町駅が最寄りの「興國高等学校」は全校生徒が2000名を超える巨大男子校です。もともと商業学校としてスタートした歴史があり、5つのコースに分かれた普通科に加えてITビジネス科という名前の商業系の学科も併設されています。  この学校は「オンリーワン教育」というキャッチフレーズの元、一人ひとりの長所を伸ばしてそれぞれの道に進んでほしいという教育方針を掲げています。実際進路についてでは京大1・神戸大5・大阪市立大2・大阪府立大2などの国公立や関関同立合計89などの誇るべき大学合格実績を出している一方で、大阪府警31名、警視庁6名など就職の面でも素晴らしい実績を出しています。その他ビジネス系やゲームクリエイターになるための専門学校に進むなど、それぞれの生徒に合った進路実現ができている学校です。  大きな学校だからこそできる多彩なコース制、多くのクラブ、充実の施設・・・。ともかく中学生男子は見に行ってみましょう。

(画像をクリックするとPDFが開きます。裏面に体験授業やクラブ体験のプログラムがあります。事前申込制ですが学校ホームページからの申し込みも可能です)

仁川学院 入試関連イベント

2019年8月1日 木曜日

兵庫県西宮市、最寄り駅が阪急電鉄甲東園駅ですが、仁川駅からも徒歩可能な場所にある仁川学院についてです。3年ほど前のこのエントリーでも紹介したとおり、中学校・高等学校は57年前に設立された比較的新しい学校ですが、カトリック系としては珍しい共学校となっています。今年から導入された新たなコース制は中学1年から高校1年までの4年間が一つの単位、そのあと高2・高3で希望進路別、かつそれぞれに文系・理系を設置しますので、かなり細分化されますが、少人数でも分割してきめ細かな指導が行われています。 国際交流や体験型の授業など、最先端の授業も以前から行われていますが、高校からは探究の授業が設けられ、その成果を小論文やプレゼンテーションに表すという、これからの大学入試に通用するような取り組みも行われています。もちろんキリスト教の学校ですから受験指導だけでなく宗教や哲学も大切に指導していただける学校です。 といってもなかなかこの文章でこの学校の魅力を表すのは難しいので、オープンスクールや入試説明会に参加してみましょう。大阪からでも通学が便利な場所ですので、兵庫県のみならず、大阪の小中学生も一度訪れてみてはいかがでしょうか。

【祝】履正社高等学校 オープンスクール【甲子園出場】

2019年7月31日 水曜日
第101回全国高等学校野球選手権(夏の高校野球)大阪大会では7月29日、決勝戦が行われました。かの大阪桐蔭を準々決勝で破った金光大阪と、こちらも強豪の大阪偕星学園を下した桜宮を準々決勝で、近大付属を準決勝で破った履正社の戦い、いやぁ、どちらにも勝っていただきたい。もう2校優勝で良いんじゃないですかね、と思いながらネットの速報を見ていると、まずは金光大阪が1点先取。3回まで点が入らずどうなることかと思っていたら4回に履正社が3点返し、5回に金光大阪が1点追加といい試合になりましたが、その後履正社の追加点が続き、結果は履正社:金光大阪=7:2という結果で履正社が夏としては3年ぶり4回目の甲子園出場を決めました。大阪代表として大阪の人はみんなで応援しましょう。因みに奈良は3年ぶり19回目の智辯学園、和歌山は3年ぶり24回目の智辯和歌山が代表となっており、3年ぶり出場の同窓会のようになっています。 しまった、ブログの目的を見失うところでした。その履正社高等学校と、履正社学園豊中中学校の入試関連イベントに関するお知らせです。高校は8月25日が第1回目の入試説明会。中学校は8月24日に行われます。高校は申し込み不要ですが、中学校は申し込み制となっていますので、学校ホームページをご覧ください。 校舎もおしゃれなカフェや立派なホールがある建物が新築され、かつては強化クラブで頑張る生徒と勉強チームを分けていましたが、今では全員部活もすることができる学校になりました。詳しくは学校説明会に参加して聞いてみましょう。野球部でなくても入学したら来年甲子園に応援に行けるかも、です。

大阪国際滝井高等学校と大阪国際大和田中学校・高等学校が統合

2019年7月26日 金曜日

大阪府守口市にある「大阪国際大学滝井高等学校」は90年前に「帝国女子薬学専門学校」の附属校として作られた高等女学校でしたが、50年ほど前に校地が4車線道路である内環状線(国道479号線)にぶった切られて狭くなったので、その代わりに大和田に分校を作り、それが今の「大阪国際大和田中学校・高等学校」という共学校になったという歴史があります。

 

因みに「帝国女子薬学専門学校」の方は松原市に移転して「大阪薬科大」に昇格、その後高槻市に移転して3年前に同じ高槻市の「大阪医科大学」、「高槻中高」と法人合併、その勢いで高槻中高の立派な校舎ができました。一方大阪薬科大の移転前の松原市の校地は、今の近鉄の一部だった大阪鉄道(近鉄は複数の会社を統合したから今でも軌道の幅が統一されていません。第3セクターになった線も含めると3種類!)が作った「大鉄学園」という工業高校(男子校)が共学化し普通科になった「阪南大学高等学校」が使っています。マニアックですみません。

 

それはさておき大阪国際大学滝井はこのように創立以来実学を重んじる伝統があり、薬学進学や幼児保育、看護のコースが設けられています。また、学校が費用をほぼ負担してくれる交換留学制度など、国際教育にも力を入れています。

 

ところで世界的電機メーカーであるパナソニックは門真市が本社ですが、近隣の守口市や淀川を渡った茨木市、高槻市にも大きな工場があって、そのために守口市にも茨木市にも「松下町」が存在します。しかしパナソニックは生産拠点を海外に広げていますので、国内の工場が不要になる、というわけで守口市松下町の約2万6千㎡の土地が空きました。そこに目を付けたのがそこから500mしか離れていない大阪国際滝井。そちらを手に入れて2017年からグラウンドなどスポーツ施設として使っていたのですが、そこに大阪国際大和田が引っ越してくることになりました。そんなに近くに来るのだったらいっそのことまとめた方が合理的、という判断になったのでしょう、この2校が統合されることになりました。但し、女子校が共学校と一緒になると共学校になりますので、女子校として入学した生徒はそのまま女子校のまま、つまり大阪国際滝井は高3生が居なくなるまで今の校地で授業を行い、コース編成などは新たな学校に引き継ぐという方向で調整が行われているようです。

 

2021年には新しい校舎が完成する予定だそうですので、今の高1以下の大阪国際大和田の生徒は真新しい校舎で授業が受けられることになりそうです。また新情報が入りましたらここでお知らせします。

【新規】親和中学校 プレゼンテーション入試

2019年7月25日 木曜日

以前このエントリーでも紹介した神戸市灘区の大きな女子校、親和中学校から入試に関するニュースが届きました。3年前に適性検査型入試を導入、昨年からは英語を中学入試の選択科目に加えるなど、入試改革を積極的に推進している学校ですが、次年度入試ではさらに「プレゼンテーション入試」を導入するとのことです。ひとまず初年度は総合進学コースのみ若干名専願のみという募集です。

通知表や各種資格・検定なども点数化して加点するとのことですので、自己推薦型入試に近いのですが、なんといっても60秒程度の日本語でのプレゼンテーションで決めるというわけですから、受験する方も戸惑うと思います。しかし、さすが親和、そのための「模擬プレゼンテーション入試」を11月下旬~12月上旬に予定しているそうです。さらにそれまでの学校説明会では在校生による「プレゼンテーション」の参考動画を見ることができるそうです。

 

お題ももう決まっています。

「私の得意なこと」

「私の長所」

「私の夢」

のうちいずれか、とのことです。

 

詳細は学校ホームページをご覧いただければと思います。

大阪市立 水都国際中学校 オープンスクール

2019年7月24日 水曜日

この春大阪南港に開校した「大阪市立水都国際中学校」では、新中1が学んでいますが、数学や理科も英語で授業をするという、公立とは思えない進んだ考えの学校です。

定期テストも理科はCBT(紙の代わりにコンピューターやタブレットを使って行われるテスト)で行われ、半分は英語での出題で、しかも細胞内組織に関する問題は高校の生物レベルであるなど、刺激的な教育活動が行われていることがうかがわれます。

というわけで、8月末にこちらのオープンスクールが行われます。どのような学校なのかを直接確認してみてはいかがでしょうか。


大学のAO入試について

2019年7月23日 火曜日

大学入試は年明けだと思っている高校生の皆さん。実はもう大学入試は始まっていますよ。実は指定校推薦はそろそろ進路指導室などに掲示されていると思いますし、1学期の成績を元に校内選考もそろそろ始まる時期です。

一方指定校には入っていない場合はAO入試という方法も考えられますが、実際にどの程度の人がAO入試で入学しているのでしょうか。

 

文部科学省のサイトに「国公私立大学入学者選抜実施状況」という資料がありましたので、過去8年間の推移をグラフにしてみました。

すると、御覧のように全体の10%弱が秋までにすでにAOでの入学を決めているということになり、しかもその割合は毎年上がっています。まだまだ国公立では少ないのですが、今後大学入試が変わるのに合わせてその割合も上がってくると思います。

 

特に高2以下の皆さんは、AO入試についてもリサーチしておくことが必要でしょう。