京都芸術高校 卒業制作展

2017年12月28日 木曜日

近畿圏で美術科を設置している高校は12校ありますが、そのうちで美術科のみの単科高校は「京都市立銅駝美術工芸高等学校」「大阪府立港南造形高等学校」「京都芸術高校」の3校です。京都芸術高校は私立としては近畿で唯一の美術科単科の高校というわけです。

入学時には美術に関する基本を全員勉強(週14時間)しますが、2年からは絵画表現とマンガ文化表現の絵画系2コース、造形表現コース、視覚デザインと映像メディアデザイン表現のデザイン2コースの計5コース制に分かれてそれ以上のコマ数で美術を学ぶことになっています。もちろん国公立の美術大学を目指す生徒向けにセンター試験対策の選択講座も用意されています。

 

そこで3年間学んだ彼らの卒業制作展が2018年1月24日(水)から28日(日)まで学校内で行われます。美術を本気で勉強したいという中学生は是非、先輩方の実力を見に行ってみましょう。場所はJR黄檗(おうばく)駅から徒歩1分以内です。

 

 

高槻中学校・高等学校 生物部にお邪魔してきました(下)

2017年12月27日 水曜日

既に一部完成していて使用が始まった新校舎の、100メートル以上の長~い廊下の前に真新しい理科実験室がずらりと並んでいます。なんとその数7つ、生物実験室だけでも2つという恵まれた環境です。隣には広い準備室があり、実験助手の方が作業を行っていました。

こちらでも生物部が活動しています。こちらには海水魚が入った温度が管理されている水槽がいくつもあり、まさにその生態を調べるために魚の模型を泳がせて、反応をみるという実験が行われていました。

高槻高等学校はSSH(スーパー・サイエンス・ハイスクール)に指定されており、その予算で購入された実験機器や書籍が活用されています。島津製作所製のデジタル顕微鏡もその予算で買いそろえ、現在35台になっているそうです。もちろん普通の光学顕微鏡は授業でクラス人数分、双眼実体顕微鏡も同じく一人一台揃っているそうですので、普段の授業でも観察・実験の効率も上がることでしょう。

もちろん先生方の苦労・工夫も欠かせません。結構値段の張る温度と湿度を一定に保つ機器の代わりに、家庭用のワインセラーを流用するなどで経費を節約しています。

今年の「科学の甲子園」でも大阪2位を獲得した高槻中学校・高等学校は、生物部以外でも電気物理研究部や科学研究部など理系の部活が盛んな学校です。先輩や先生方も含めて、好きなだけ実験や観察ができる恵まれた環境が備わった、関西では数少ない学校だといえるでしょう。

ところで、どさくさ紛れに今年の中学入試の出願者数を聞き出してきました。昨年同日比で約2割増し、とのことです。昨年も女子は男子よりも合格最低点が高くなっていましたが、今年は男女ともラインが上昇する可能性も高いといえるでしょう。今年受験の方は併願を厚めにするなど、受験作戦のご参考になさってください。

 

高槻中学校・高等学校 生物部にお邪魔してきました(上)

2017年12月26日 火曜日

新校舎の建築が進む高槻市の高槻中学校・高等学校ですが、今回は10月の「第10回大阪府生徒研究発表会」ポスター発表部門で金賞、オーラルセッション(口頭発表)部門でも優秀賞を受賞した生物部にお邪魔してきました。

高槻中学校・高等学校の生物部は約50名の大所帯で、「哺乳類班」「爬虫類班」など生物の種類ごとの班に分かれて活動しています。「鳥類班」は剥製の作成、「植物班」は花や野菜の栽培を行うなど、それぞれの班独自の活動も本格的です。部室にはずらりと魚類やサンショウウオなどの両生類が入った水槽などが並んでいます。

ロッカーの中には生きたクワガタやタランチュラの入った容器や、迷路の学習実験に使うためのハムスターの入ったかごが納められています。既に冬休みに入っている校内でしたが、これらの生き物のお世話のために交替で生徒さんが来ていました。ちなみにこのロッカーには中の温度を保つためにヒーターがセットされていますが、これらの設備も生徒さんたちの手作りです。今年から入学した女子生徒も数名入部しており、先輩方と一緒に生き物の世話をしていました。

近所の川まで魚や、箕面までサンショウウオを取りに行くなど、結構アクティブに活動しているようです。先日も先生の引率で水族館に行ってきたそうです。結構楽しそうですね。(続く)

 

【スクープ】大商学園高等学校 新校舎建築準備中【もっと快適に高層化】

2017年12月25日 月曜日

大阪府豊中市の大商学園はこの11月に130周年を迎えた伝統校です。かつては男子校でしたが2009年には全面共学しています。阪急宝塚線の服部天神駅から徒歩10分少々、御覧のように明るくきれいな校舎に到着です。2001年に建築したこの建物は手入れが行き届いているのでしょうか、中に入っても新築物件にしか見えません。

その奥に、古い建物(といっても公立高校より新しくてきれい・・・)がありますが、現在解体準備が進んでいました。

教頭先生にお伺いしますと、この校舎を二つ解体して、同じ場所に、6階建て(中は5層)と高層化する予定だそうです。現在の新しい方の建物は3階から6階まで中に吹き抜けがあるなど開放的な作りですが、新たな建物も明るい作りになりそうです。

ちなみにこの場所は伊丹空港から近く、外にいると時々飛行機の音が聞こえるのですが、そのために既存の教室も防音対策+冷暖房完備となっています。新たな建物も最新鋭のオフィスのような快適な環境になりそうです。

女子サッカーが全国で準優勝、硬式テニスもインターハイ出場、硬式野球も年に何回も大阪桐蔭と練習試合を行うなどスポーツ強豪校ですが、運動部員は特別扱いされず、授業もテストも一般の生徒と同じ扱いで、テストの点数が悪かったら練習にも行けない、というように、あくまでも勉強を第一に考えている真面目な学校です。

この垂れ幕は去年の実績ですが、このような大学入試実績も上げているという、まさに文武両道の学校です。一方、今でも大阪府で商業科を併設している唯一の私立高校なのですが、その商業科では実社会で通用するライセンス取得に特化したカリキュラムが組まれており、実社会に通用する人材育成という部分でもぶれていません。

新校舎は2019年3月完成とのことですので、今の高1以下の学年は新しい校舎を使うことが出来そうです。完成したら見に行こうと思います。

 

明日「城星学園」と「大阪女学院」でクリスマス会が開催されます

2017年12月15日 金曜日

今年もあと2週間ほどとなりました。今日から年賀状の投函もできるようですが、年末年始の、クリスマス、紅白歌合戦、正月、という年中行事は、入試本番が近づいてくるということを意味しますので、精神的に追い詰められてくる受験生もいるようです。そこで、これらの学校を受験するお子さまは、ちょっと気分転換に1時間ほどクリスマス会に参加してみてはいかがでしょうか。

 

【城星学園】

12月16日(土)

午前10時~11時 城星学園講堂にて

聖歌隊の合唱、神父様のお話、吹奏楽の演奏などがあります。

 

【大阪女学院】

12月16日(土)

(昼の部)午後1時30分~2時30分

(夜の部)午後5時~6時

こちらも聖歌隊やハンドベルの演奏などもあるようです。

時間帯をみると、2校をハシゴすることも可能となっています。ミッション系女子中高をお考えの方も、是非ご参加ください。年に一度のチャンスです。

 

西大和学園高等学校 今年最後の説明会

2017年12月12日 火曜日

この時期になりますと、いよいよ出願というわけで、説明会の件数も少なくなってきますが、奈良の西大和学園高等学校は何と年も押し詰まった12月28日(木)に説明会を実施します。

こんな時期に説明会しても、そこから受験校を変える事は無いんじゃない?と思っている皆様、実は本番さながらの時刻から始めることで、受験生に対して、学校への行き方も含めて下見として使えるというやさしさがにじみ出ているイベントなのです。

本番と同じ電車、バスを利用して教室に到着する練習ができれば、まず学校に行くまでのストレスを減らすことができるでしょう。当然学校内でのトイレの場所などの確認もできます。しかし、これをお読みの方にこっそり、それ以上のサービスがあることをお伝えしておきましょう。

実は、説明会開始後、昨年度のリスニングの放送が行われます。スピーカーの音質や音量、読み上げのスピードを確認できる絶好のチャンスです。昨年この説明会に参加した受験生の平均点は、参加しなかった生徒に比べて高くなったとの情報もあります。

というわけで、西大和学園高等学校を受験予定の皆様、追い込みで忙しい時期だとは思いますが、このイベントをご利用してみてはいかがでしょうか。

学校のホームページから申し込んでください。

 

【大阪の私立学校】平成30年度新入生初年度の納付金

2017年12月8日 金曜日

先日、大阪私立中学校・高等学校の新入生初年度納付金額が発表されました。
大阪私立中学校高等学校連合会の発表によれば、2018年度の入学生の初年度納付金額は、高等学校では入学金はおよそ200,000円前後、授業料はおよそ550,000円から650,000円で合計平均810,300円、中学校では平均837,200円となっています。前年度より高等学校・中学校ともそれぞれ3,200円~3,300円増えています。高等学校96校中11校が、中学校61校中6校が入学金や授業料を引き上げましたが、これらは、電子黒板の導入や教育環境の充実、校舎の耐震化などが主な理由となっていますので、学習環境のさらなる充実は期待できそうです。
大阪の私立高校では、国の就学支援金以外に独自の授業料支援補助金制度があります。世帯全体の収入や子どもの人数によって支給額が異なりますが、この制度が高校選びに魅力ある制度の一つなっていると思います。

一点注意ですが、この補助金は入学後に申請し、その後に認定を受けて還付という形になりますので、一度学校への納入は必要な場合がほとんどです。但し、学校によっては授業料の納付を2学期以降に設定する、または還付後まで納入期限を延長するなど、保護者の負担に配慮した制度を設けている場合もあります。入学前にしっかり確認して準備する必要があるでしょう。

(画像をクリックするとPDFが開きます)

 

城南学園中学校・高等学校にお邪魔してきました(幼児教育編)

2017年12月7日 木曜日

こちらの「幼福コース室」というのは、高校の「幼児教育・福祉コース」の生徒が使う部屋なのですが、御覧のように紙芝居や飾り付けを作る実習が行われています。レベルは短大や大学で行われているレベルです。高校では保育士や幼稚園教諭の資格が取れるわけではないので、高校の幼児教育コースのメリットは何だろうと思っていましたが、これらの技術を身に着けた状態で大学に入ると、現場での実習などで即戦力として役に立つことができ、活躍できるのだそうです。さらに、玄関にも優秀作品を展示し他のコース生に見てもらうことで、作品のレベルもさらに上がってきているそうです。

幼稚園の先生はピアノもある程度弾けなくてはいけません。教員養成系の大学でもピアノの部屋を持っているところがありますが、習った経験のない学生にとっては、とてもハードルの高いものとなっています。こちら「ピアノ室」にはピアノ練習用にヤマハの防音ブースが18もあり(近畿圏最大級)、放課後はグループレッスンも受けられるという手厚さ(近所のピアノ教室大ピンチ!)。そもそも音楽の授業が週2回あって、音楽の先生も3名、ピアノの先生も数名いるのだそうです。高校の時から指導されていれば大学に入ってからのストレスが全く違うことでしょう。しかも、実は今日、この部屋を中学生が使っていました。総合学習の時間を利用しているそうですが、全く未経験者でも結構難しい曲が弾けるようになっています。先生が各ブースを回って指導なさっていました。というわけで、ピアノに関しても中学校から入学するとさらに力が付くようです。

竣工から20年近くになる校舎ですが、とてもきれいで明るく、それほど年数が経っているようには見えません。トイレももちろんウォシュレット完備だそうです。事務の方、先生方もとても温かく接してくださいました。試験前のお忙しい中、ありがとうございました。

 

城南学園中学校・高等学校にお邪魔してきました(授業・進学・自習編)

2017年12月6日 水曜日

この日は期末試験前の授業でしたが、ご覧ください、全員真剣なこの姿を。どのクラス、どのコースもこのような状況です。たまたまかもしれませんが、今回見せていただいた授業では、あまり電子黒板などITC機器を使った授業ではなく、黒板とチョークで展開される授業でしたが、いずれも内容の濃い、生徒に考えさせるタイプの授業が展開されていました。

こちらの高校には「特進コースⅠ類」「特進コースⅡ類」「特進コース看護系」「幼児教育・福祉コース」「進学スタンダード」と5つのコースが設置されていますが、この特進コースに対する体制も充実しています。こちらは進路指導の部屋ですが、御覧のように赤本がずらり、国公立の募集要項などの資料も整理されて並んでいます。放課後には生徒たちが進路相談や勉強の相談にこの部屋にやってくるとのことです。

これまたこの学校に通っている生徒からの情報ですが「本当にいじめが無い」とのことです。学校では携帯電話、特に撮影機能については禁止ですが、その代わりに先生と生徒、生徒同士の直接の交流や対話を大切にしているようです。実際、生徒が先生と個別に相談している姿をあちらこちらで見かけました。職員室の廊下にも机があります。質問受けのためのスペースとなっています。これも先生と生徒の距離を縮める効果があるようです。

ブース形式の自習室もあります。黒板に書かれた文字は生徒が勝手に書いたものだそうですが、まあ書いていることは正しいからそのままにしておくかぁ、という先生方も素敵です。夕方遅くまでここで静かに勉強できるようです。(続く)

 

城南学園中学校・高等学校にお邪魔してきました(「女子校ならでは」編)

2017年12月5日 火曜日

大阪市南部、東住吉区にあります城南学園は、1935年に開校した「城南女子商業専修学校」をルーツとする伝統校ですが、幼稚園、小学校、短大に加え、2006年には大阪総合保育大学、2010年には大学院を開校、昨年は保育園を開園するなど、拡大路線が続く勢いのある女子総合学園です。その中の「城南学園中学校・高等学校」を訪問してきました。

見晴らしがよく、広々として明るい図書室。蔵書は2万5千冊ほどだそうですが、料理関係やライトノベルなど女の子が好きそうな本が手に取りやすく並べられています。また、医学系の本が並んだコーナーも充実していました。このように女子の好みや進路に適した蔵書が多い点も女子校のメリットの一つだと思います。

1階には広い食堂(カフェテリア)があります。御覧のように、週替わりパスタ280円、ミニカレー220円、ミニ唐マヨ丼220円、グリーンサラダ120円などカロリーを気にする女子向き(?)のメニューも並んでいます。パンの販売もありますし、自動販売機も充実、しかも食堂の前は中庭になっていますので、暖かい日は外でもゆっくりできそうです。この中庭は建物に囲われているために音響が良いので、吹奏楽部が昼休みにコンサートを行ったりするそうです。

ところで、とある生徒からの情報ですが、この学食は「死ぬほど美味い」とのことですので、オープンスクールに行こうと考えている女子は、是非楽しみにしておいてください。(説明会やオープンスクールは12月も予定されているようです。詳しくは学校HPでご確認ください。)(続く)