• 立命館アジア太平洋大学(APU)にお邪魔してきました(APハウス編)

    自宅から通えない生徒は、基本的に1年間、こちらの学内の寮で1年間過ごします。寮は一人部屋と二人部屋が選択でき、二人部屋は海外からの留学生と同室になります。同室といっても間に両方からカギがかかる仕切りがあって、寝るときやお出かけするとき、もちろんお着換えの時などは閉めておくことができます。最初は英語でしかコミュニケーションが取れませんが、留学生の日本語能力も上がってきますので、最後は日本語も使えるようになってきます。1人部屋にはトイレと洗面所がありますが、二人部屋にはそれが無い代わりに本棚が広くなっています。キッチンとお風呂は共同。当番制でお片づけをすることになっていますが、留学生の中には、家事は使用人がやってくれている、といった豊かなご家庭の出身者もいて、ともかく自分で使った後を自分で片付ける、という文化からご理解いただく、という局面も少なからずあるようです。

    エアコンや冷蔵庫などひとまず必要な設備は整っていますので、最小限の衣類などの荷物だけで一人暮らしを始めることができます。電気の消し忘れを防ぐ意味もあって、部屋の鍵を壁の鍵穴に差し込むと、部屋の電気が点くようになっています。

    フロアによって男子、女子に分かれています。大学全体では先に書いたように国内学生:留学生=はほぼ1:1ですが、自宅通学の国内学生もいますので、寮では4:6、つまり国内学生の方がマイノリティとなります。したがって共用部分には英語による掲示物が目に付きます。

    自炊はできますが、食材はどうするのかといえば、学内の生協は結構充実しており、寮の中にも小さな生協の売店がありますので、ひとまず困ることはありません。その生協の店舗でレジを打っているのはヒジャブ(イスラム圏の女性が頭にかぶる布)を身に着けた女子学生ですし、宗教上の理由で食品に制約がある学生のために、牛肉が入っていない、豚肉が入っていない、などのお弁当や、製造過程で全くお酒を使わない醤油、ハングルしか書いていないカップ麺など、ここに来ただけで世界の広さを感じることができます。もちろん少し慣れてくると、休みの日には近所のスーパーや、バスで山を下りて買い物にも出かけるそうです。(山を下りることを「下界に行く」と彼らは言います)

    さて、寮の話に戻りますが、このように共有部分には畳の部屋(ここで一緒に勉強するのが楽しみだったそうです)や卓球、ビリヤードなど一緒に楽しめる部屋もあり、寮を出た2年生以降でも、そのころに仲良くなった留学生と一緒に勉強(日本語の朗読練習に付き合う代わりに英語で書いたレポートの添削をしてもらう等)するようになるようです。因みに(RA=レジデント・アシスタント)という1年生の寮での生活サポートを希望すれば2年になっても寮に住むことができます。もちろんお給料も出ます。(続く)

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  • 立命館アジア太平洋大学(APU)にお邪魔してきました(教室と図書館編)

    一般の講義室はご覧のようにプロジェクタ標準装備の今風なつくりになっていますが、特徴的なのは図書館です。

    まず、1階部分に「PANGEA(パンゲア=2億5千万年ほど前に、大陸が分裂する前のつまり世界が一つだった大きな大陸の名前)」と呼ばれるスペースがあり、ここでは議論や相談をするスペースです。この写真は休日の朝ですが、既に数組集まって議論しています。

    こちらのコーナーは壁面がすべてホワイトボードになっている個室がいくつか並んでいます。女子学生2名が何やら楽しそうに何かを書いているので、絵でも描いているのかなと覗いてみると、「公的領域」「私的領域」「民主主義」・・・・。学生の政治参加についての議論をしているグループでした。恐れ入りました。ちなみにこのお二人は4月に入学したばかりの日本人の1年生だそうです。意識高いなぁ。

    こちらの図書館では「Writing Center」というコーナーで論文作成の指導も受けられます。基本は大学院生などのアルバイトが論の組み立て方から校閲までしてくれるらしく、学生にとってとても心強いのだそうです。もちろん図書館の蔵書も充実しており、開学当初は京都の立命館大学からも多くの本を移送してきたそうですが、英文の雑誌類も多種類収集しており、日々蔵書は増えています。

    海外へ出かける日本人学生も、日本国内旅行に出かける外国人学生も多いので、旅行ガイドコーナーも充実。

    集中したいときは自習室も完備

    山の緑もさわやかな落ち着いた閲覧室。

    うらやましい限りです。

    実は図書館を案内してくれたのは東京都立高校出身の2年生女子ですが、彼女によると「APUの求める学生像というのは、海外に留学するとか、プレゼンテーションで活躍するとか、将来は起業するとか、何か外への発信をすることを推奨しているように感じるのですが、不十分な知識でそんな活動に意味があるのかと、疑問を持っていて、もっと本を読まなければいけないと思っています」とのこと。大学が推奨する「批判的思考力」によって大学を批判しているという、なかなか興味深い状況になっています。とはいえ、こうやって大学案内のスタッフをやっているので、APUが大好きなのだと思いますけどね。(彼女の写真は許諾を得ていませんので掲載いたしませんのであしからず。)

    (続く)

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  • 立命館アジア太平洋大学(APU)にお邪魔してきました(キャンパス立地編)

    大分県別府市の山の上、JR別府駅からバスで40分位の眺望良好な場所に学校法人立命館によって2000年に設立された「立命館アジア太平洋大学」にお邪魔してきました。開学にあたって、生徒募集のための事務所を2年前から韓国やインドネシアに開所するなど準備も万端で、初年度から28か国より791名が入学、その後の定員増を経て、今では学部学生に限ってみても63の国・地域から集まった(無国籍1名含む!)2894名の留学生と2587名の国内学生が一緒に学んでいます。留学生:国内学生の比率は約1:1という比率は国内の大学で第1位となっています。

    今回キャンパスを案内してくれたのは2人の在校生ですが、そのうち一人はこちらの4回生で実はフリーステップの卒塾生。お元気そうでなにより。お懐かしゅうございます。確か京都の立命館大学に入学したはずでしたが、連携制度を使って国内留学の末、こちらに編入していたようです。

    彼女はインドネシアの高校で日本語を教える活動や、海外留学を複数回経験しているのですが、実はこの大学、普通に4年間授業を受けて、卒論書いて卒業という学生生活ではなく、彼女のように長期海外留学にでかけたり、国によっては兵役のため帰国しなければならないなど様々な状況にも対応できるように、休学制度や自主退学した後でも2年以内なら簡単な手続きで復学(再入学)できるなど柔軟な制度を持っているようです。

    御覧のように別府湾一望の眺望。平日のお昼にはランチトラックが数台やってきて、屋外での食事を楽しむ学生も多いとのことです。楽しそうですね。(続く)

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  • 【東京渋谷】大学進学ガイダンス 6月30日【史上初】

    昨年度までは開成教育グループは私立大学の入試担当者に集まっていただく合同説明会を、首都圏では実施してきませんでしたが、いよいよ令和元年の今年から各大学のご協力のもと、開催できる運びとなりました。

    講演予定大学は以下の8大学です

    駒澤大学

    中央大学

    東京理科大学

    東洋大学

    法政大学

    明治大学

    立教大学

    早稲田大学

    (50音順)

    各大学入試担当の方より40分間の説明、フリーステップ教育技術研究所からの講演など、盛りだくさんになっております。

    会場の詳しい場所やタイムスケジュールはこちら

    に掲載しておりますので是非ご覧ください。

    事前申込制となっておりますのでそのページよりお申し込みください。ご来場お待ちしております。

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  • 中堅私大戦線 異常あり

    私立大学定員厳格化の影響で、関西でも関関同立近などの難関大規模校の合格ラインはここ2~3年上昇しつつありますが、今年度は出願動向にも影響が出て摂神追桃も難化、さらにその影響が中堅私大にも広がりつつあります。

    高校現場でも先輩方が受験でなかなか合格が取れず苦しんでいる姿を見た下の代が、指定校推薦に流れるという現象が起きており、その結果中堅私大は一般入試を行う前にすでにお席が埋まっている状態になっています。

     

    こちらが大阪商業大学の2016年から2019年の状況をまとめたものです。

    御覧のようにAO入試が昨年より37名増、指定校推薦の消化率も進んで昨年より104名増え、その影響で昨年よりも919名も多く出願した一般入試の実合格者を減らさざるを得ず、結果的に実質倍率が5.77倍と厳しい戦いになりました。

    勿論この大学の志願者が増えたのは新校舎の完成や就職率の高さといった魅力や入試日程の追加も理由として考えられますが、2019年度中堅私大の状況を象徴する数字となっています。大阪商業大学と同じように系列の高校を持っている大学は、そこからの入学者数を操作するのは困難ですから、一般入試の難易度・競争倍率への影響が大きく出ます。今年の高3生は特に最新の入試難易度情報で受験校選びを行いましょう。

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  • 近畿大学「近大入試まるわかりセミナー」

    近畿大学の広報物といえばイベントがてんこ盛りのオープンキャンパスのお知らせなど楽しそうなものが多いのですが、今回はとてもシンプルなお知らせが近畿大学から届きました。

    それにしても私立大学定員厳格化の影響からか今春の近畿大学入試も厳しい戦いになりました。2020年度入試に向けて合格するだけの学力をつけておくことは必須ですが、どの日程で受験するのか、どの判定方法を利用するのかなど、特に近畿大学の場合は出願時点での作戦も重要になります。

    というわけで、6月3日から各会場で行われる説明会への参加はお勧めです。事前申し込み不要・入退場自由です。詳しくは大学ホームページをご覧ください。

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  • 京都産業大学 オープンキャンパス

    規模の大きな大学は、学部新設などのタイミングでキャンパスが一部移転、結果的に学部によって通学する場所が大きく異なるケースがあります。たとえば立命館大学。30年ほど前までは京都市北区の衣笠キャンパス1か所でしたが、その後滋賀県に「びわこ草津キャンパス」が、大阪府茨木市に「大阪いばらきキャンパス」と順次作られ、3か所に分かれています。したがって部活動のために放課後移動する必要があるなど不便な場合もあるようです。

    しかし、1965年に2学部でスタートした京都産業大学は、余裕のある校地のおかげで10学部になった今でもキャンパスは1か所にまとまっています。60年も前に上賀茂の広大な国有林に目を付けた先見の明には感心するばかりです。今では地下鉄も延伸し、バスも複数の駅から出ているなど、交通の便も良くなりました。

     

    京都産業大学のオープンキャンパスが開催されます。事前申し込み不要ですので、都合の良い時間帯に行っても参加できますが、できれば大学ホームページでイベントの時間を調べていった方が良いでしょう。クラブによるステージも用意されているようです。

     

    ちなみに大学から一山越えますと京都大学農学部の演習林(正式には「京都大学フィールド科学教育研究センター里域ステーション上賀茂試験地」)があり、平日には林学実習の学生がチェーンソーを振り回して薪ストーブの薪を作ったりしています。こちらには勝手に立ち入らないようにお願いします。

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  • 第41回私立大学展「私立大学進学説明会」

    大学のオープンキャンパスとは、ピンポイントでその大学をさらに詳しく知ることができるという貴重な機会ですが、他の大学についても幅広く知っておきたいという場合は、合同説明会の利用がおすすめです。

    (画像をクリックするとPDFが開きます。)

    この黄色いチラシやクリアファイルは高校にも置かれていますので、見たことがある高校生もいると思いますが、なんと60校も参加する比較的規模の大きなブース形式の合同説明会です。いろいろな大学の説明を聞いたり資料を手に入れたりできる絶好の機会です。自分の成績や状況から適切な入試方法を教えていただけるなど、個別相談ならではのメリットもあります。

    しかし、受験生としては大学の選び方や、大学入試に向けての勉強方法など、大学関係者には聞けない内容で悩むこともあるかと思います。そんなときには「進路支援コーナー」にお立ち寄りください。

    開成教育グループ主催のイベントでもないのに何の権限があって勧めているのかといえば・・・実は「進路支援コーナー」では私たちが対応させていただきます。というわけで、ご来場お待ちしております。

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  • 大阪商業大学 オープンキャンパス

    近鉄奈良線、河内小阪駅から徒歩5分、近畿大学から1キロほど北にある大阪商業大学は、経営学の分野では定評があり、就職にも強い大学です。かつては女子学生が少なく、スポーツが盛んなイメージもありましたが、今では設備も大きくリニューアルし、華やかな大学に生まれ変わりました。

    実践的な内容の講義が多いことでも知られているので、将来ビジネス界で活躍しようという受験生にとっては魅力的なのではないでしょうか。

    (画像をクリックするとPDFが開きます。)

    今回のオープンキャンパスでも、まず「学び」と「就職」に関しての説明会が用意されるなど、硬派な内容となっていますが、ケーキバイキングなど女子大歓迎の企画もあるようです。参加申し込み不要とのことですので、この週末、お出かけしてみましょう。

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  • 【分野横断型】龍谷大学 「先端理工学部」設置予定【専門教育】その②

    今回の「先端理工学部」という新学部設置はこのような蓄積の延長線上にあるわけで、地球環境のみならず宇宙開発や新素材の創造など今までの学問分野の枠を超えた教育・研究機関として期待が膨らみます。既存の「理工学部」の改組という形での新設ですから、施設や教職員の新規確保といった心配もありませんね。

    現段階ではここにあるような「課程」が想定されているようですが、重要なのはこれらが「学科」ではないという点です。(国内の理工系学部で初!)つまり「学科」という形では各学期にそれぞれの専門分野の必修授業の履修が必要ですが、「課程」とすることで、広い範囲からの科目の組み合わせによる「分野横断型の専門教育」が可能になります。さらに3年生の第2四半期には必修授業がなくし、留学や長期インターンシップにも挑戦できるという仕組みが構想されているようです。

    何が学べるのか、も新しいのですが、どうやって学ぶのか、も新しいという学部のお話でした。1年後の設置を目指して準備中とのことですが、興味のある受験生はオープンキャンパスなど説明会で詳しい内容を聞いてみてはいかがでしょうか。

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