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開成教育グループ


滋賀県公立高 2016年度推薦・特色選抜 倍率

2016年2月4日

本日2月4日(木)は滋賀県公立高の推薦選抜・特色選抜実施日となっています。

すでに発表になっている学校別の倍率をご紹介致します(画像をクリックすると拡大します)。

倍率状況をまとめますと、以下のようになります。

― 推薦選抜 ―
・募集人数2,283人に対して出願者総数が2,477人
・普通科1.09倍(前年度1.03倍)、専門学科1.16倍(前年度1.23倍)、総合学科0.94倍(前年度0.94倍)
・推薦選抜で出願倍率が高い高校・学科(全日制・上位5校)は、次のとおり
 大津高(家庭科学科)2.54倍
 草津東高(体育科)2.00倍
 安曇川高(普通科)1.90倍
 大津商業高(総合ビジネス科)1.66倍
 湖南農業高(花緑科)1.55倍

― 特色選抜 ―
・募集人数1,212人に対して出願者総数は4,019人
・普通科3.39倍(前年度3.44倍)、専門学科1.82倍(前年度2.38倍)
・特色選抜で出願倍率が高い高校・学科(上位5校)は、次のとおり
 大津高(普通科)4.48倍
 石山高(普通科)4.28倍
 守山高(普通科)4.15倍
 膳所高(普通科)4.10倍
 草津東高(普通科)3.94倍

受験生の皆さんが全力を尽くせますように。

 

 

同志社系列 春の合同学校説明会を開催

2016年2月3日

毎年春の恒例行事である、同志社系列校 春の合同学校説明会が開催されます。

昨年も同様のイベントを開催されており、当ブログではこちらのエントリー「同志社系列中高 2016年度入試に向けて早くも始動」でご紹介をしましたとおり、3・4月に開催されました。

今年はなんと早くも2月末に開催されることになっています。

以下、開催に関する詳細です。


同志社系列校 春の合同学校説明会

日時:
2016年2月27日(土)9:30~12:00 【京都】メルパルク京都(JR京都駅前)
2016年3月23日(水)14:00~16:30 【西宮】西宮プレラホール(阪急西宮北口駅前)
2016年4月2日(土)10:00~12:30 【大阪】AP大阪梅田茶屋町(阪急梅田駅前)

※各会場とも、参加無料・事前予約不要・入退場自由


同志社中のHPには、「本校をはじめ、同志社女子、同志社香里、同志社国際の系列校が合同で学校説明会を開催いたします。一度にまるごと同志社を知るチャンスです。ご参加お待ちしております」との記載があります。

次年度入試に向けて同志社系列校のことを少しでも知っていただきたい、という思いから企画された催しです。この時期は説明会が少ないことから、落ち着いて説明会に臨めると思います。ぜひご参加ください。
 


 

大学選びの指標 学部系統別「進路決定率」

2016年2月2日

今回は「進路決定率」なる用語とデータをご紹介致します。

大学選びにおいて重要視される指標として代表的なのは「就職率」であることは誰しもがお認めになるところではないでしょうか。最近では「就職希望者数を分母とした就職率」を示す「就職決定率」という用語が広まり、そちらでの情報公開や比較が一般的となっています。

しかしながら、大学卒業後の進路は「就職」の他にも「大学院進学」もあり、特に理系学部の卒業生は大学院へ進学する割合が高くなっています。

就職決定率の数値ではこの大学院進学者を横においた計算となっています。

今回ご紹介する「進路決定率」というのは、「大学卒業者における就職者と大学院進学者の割合」を示すものであり、就職or大学院進学どちらであったにしても進路が決まった、という率を示しています。

次にご紹介するグラフでは、2015年度卒業生の進路決定率を学部系統別にご紹介しています(画像をクリックすると拡大します)。


※旺文社「大学の真の実力 情報公開BOOK」より

薬学部・歯学部を除く理系学部の進路決定率が大変高くなっているのがわかります。特に理、工、農・獣医畜産・水産といった系統は卒業生のうち1/3~1/4が大学院へ進学しており、これが全体の進路決定率を押し上げている要因になっています。

一方で文系学部では、大学院へ進学する者は1割どころか5%前後しかいない学部・系統が圧倒的に多く、言い換えれば卒業者のほとんどが就職という道を選んでいます。よって、世間一般の就職(新卒採用)状況の良い・悪いが進路決定率の高い・低いに大きく影響を与えてきます。

大学をお選びになる際、特に理系学部を選ぶ受験生の皆さんは、就職率と合わせて大学院への進学者数や進学率なども調べておきましょう。
 

 

近畿地区国公立大 社会福祉士合格率ランキング

2016年2月1日

当ブログでは、過去にも「薬剤師」「看護師」「司法試験」といった難関資格の大学別合格率をご紹介してまいりました。

今回のエントリーでは社会福祉士にスポットを当てて、近畿地区国公立大の合格率をご紹介致します。

まずは、社会福祉士という資格・職業について説明をせねばなりません。社会福祉士とは「身体上・精神上の障害があるために日常生活を営むのに支障がある人の福祉に関する相談に対して助言や指導、援助を行なう専門職(wikipediaより)」を指し、医師や薬剤師などと違い、この資格が無ければ福祉業界では働けない、ということはありませんが、福祉業界において上級職を目指すためには必要となる資格です。

近畿地区には、国公立・私立問わず社会福祉士の育成に向けて力を入れている大学が多くあります。それらを整理する意味でも、合格率と合わせてご紹介を致します。なお、今回の合格率は「第27回社会福祉士国家試験」の、既卒者も含めた合格率でランキングしています(画像をクリックすると拡大します)。

国公立大の合格率が高く、次いで40%台後半に武庫川女子大と京都女子大、その次に30%台後半には関西学院大が続いています。

社会福祉士に限らず、大学卒業後に資格試験の合格を目指しているのであれば、志望大学の「資格試験合格率」を必ず調べるべきです。その際は、今回ご紹介しているような「単年度」の合格率ではなく、過去数年間の合格率を教えてもらい、大学が持つ「その資格試験に対する強さ」を長い期間で判断することが大切です。
 

 

速報! 2016年度近畿地区中学入試 合格実績

2016年1月29日

2016年度の近畿地区私立中学入試はほぼ収束を迎えつつあり、今後は国立中学校の合格発表などが残っています。受験された皆さんの結果はいかがでしたでしょうか?

今回のエントリーでは、開成教育グループから近畿地区私立中学入試に挑んだ受験生たちの「成果」をご紹介させて下さい。

今春の開成教育グループの近畿地区私立中学入試結果は、以下の画像の通りの実績となっています(画像をクリックすると拡大します)。


(2016年1月26日時点の実績値)

多くの中学受験生たちが頑張った結果です。

来年1月に入試を迎える皆さんの「お目当ての学校」の名前は入っていますでしょうか?「○○中学校に合格したいんだけど、開成で中学入試の勉強をしてみようかな?」と思った方は、ぜひお気軽に「開成ベガ」あるいは「個別指導学院フリーステップ」の各教室へお問い合わせ、あるいはご訪問ください。
 


 

女子の憧れ! キャビンアテンダント採用数ランキング10~14

2016年1月28日

女子の間で人気が高い職業の一つが「キャビンアテンダント」です。

今回のエントリーでは、10~14年の合算での各大学のキャビンアテンダント採用数ランキングをご紹介します(画像をクリックすると拡大します)。

並んでいる大学名を見ていますと、首都圏の大学に偏っているということも無く、トップ5以内に近畿地区の大学が3つランクインしているなど、近畿地区の大学も数多く顔を出しています。

また、ランクインしている大学の顔ぶれを見てみると、早稲田大や関関同立といった難易度の高い大学はもちろんのこと、同志社女子大・聖心女子大・日本女子大・東京女子大・学習院女子大・津田塾大といった女子大も大健闘しています。

ただ、やはり関西外国語大と青山学院大、この2校の実績がダントツで高いのは年を経ても変わらない動向です。

特に関西外国語大には、「エアライン演習室」なるものが校舎内に用意されており、教科書の学習だけではわかりにくい「緊急時の対応」も含めた授業がこの演習室で実施されているようで、緊急脱出時の乗客の誘導、客室に持ち込まれた不審物の捜索、といった実技を交えた具体的な講義も行われているようです。

こういった実際の航空機の内部を再現した演習室で実に具体的な内容を訓練されている学生と、そうではない学生とでは採用試験時に大きな差が出るのは当然でしょう。

関西外国語大のキャビンアテンダント採用数1位、まだまだ続きそうですね。

将来航空業界で働きたい女子の方は、このランキングをぜひ参考にしてみて下さい。

ちなみに、キャビンアテンダントはいわゆる「和製英語」で、英語圏では「フライトアテンダント」もしくは「キャビンクルー」と呼ばれていますから、ご注意を。
 

 

京都で学生生活を 京都の大学紹介サイト「コトカレ」

2016年1月27日

京都市には38の大学・短期大学が存在し、同市の人口の1割に相当する約15万人の学生が学ぶ、まさに「大学のまち・学生のまち」です(京都市HPより一部抜粋)。

そんな「学生のまち」である京都で大学生として生活をしている皆さんが、全国の中高生に向けて大学の様子やキャンパスライフを紹介するメディアとして「コトカレ」なるサイトがオープンしています。

これは、「京都の大学生が主体的に取材や執筆を行い、「京都」で「学ぶ」「住む」「遊ぶ」「食べる」など、様々な切り口でリアルな京都の魅力を伝え(京都市HPより)」るため、京都で学ぶ大学生が学生目線で全ての記事を作成されるそうです。

サイト名およびアドレスは以下のとおりです。

コトカレ(https://kotocollege.jp/

実際にサイトを覗いてみますと、「特集」「学ぶ」「観る」「遊ぶ」「住む」「食べる」「撮る」というカテゴリーを設けられており、頻繁に更新がされているようです。

このサイトの運営に携わる大学生は12大学から59名(京都女子大学16名、立命館大学12名、同志社大学9名、龍谷大学6名、京都産業大学5名、京都大学3名、京都橘大学2名、同志社女子大学2名、京都外国語大学1名、京都府立大学1名、京都精華大学1名、京都造形芸術大学1名)が選ばれており、「広報チーム(プレスリリースや取材対応、PRイベントなど)」「企画・取材・編集チーム(企画や取材、記事作成など)」「総務チーム(内部管理や研修の企画など)」といったチーム分けもされており、さながら一般企業における企画・広報部門といった趣きの運営をされています。

「京都の大学で学びたい!」「京都で学生生活を送りたい!」という全国の中高生に向けて、リアルな情報を楽しくお届けしれくれるものとして、今後のサイト運営に期待をしています。

高校生の皆さん、ぜひ一度ご覧ください。

 

 

国公立大 2次出願に向けて ~2016年度 系統別人気動向~

2016年1月26日

早いもので、本日1月26日(火)から国公立大の出願が始まっています。自己採点結果も返却され、受験生の皆さんは国公立大2次の出願についていろいろと考えを巡らせていることと思います。自分が志望している系統、大学・学部の人気傾向については非常に気になることと思います。

こちらのエントリー「2016年度センター試験 予想平均点と難易度変化」では、去る1月16日(土)・17日(日)に実施された大学入試センター試験の科目別予想平均点についてご紹介しました。

今回のエントリーでは、今回のセンター試験結果を受けての国公立大の各系統別人気動向をご紹介します。なお、今回ご紹介するのは河合塾及び駿台の集計結果に基づく資料となります。

まずは、大きなくくりでの人気傾向をご紹介します(クリックすると拡大します)。

まず目を引くのが、教育(総合科学課程)での大きな人気減です。今年度入試では15の大学で教育学部の総合科学課程(ゼロ免課程)が廃止されることで定員が大幅減となっています。また、同じくくりとなる教育学部においては2次試験で英語・理系科目・小論文を増やす動きがあり、定員減と合わせて受験生の不人気を一手に買っています。

また、理系学部においても全般的に人気が下がっている様子が伺えます。これは、昨年度入試からの「新課程」対応によって特に理科での科目負担の増加が不人気を呼んだ流れが今年も続いている、という形です。

科目負担が厳しくなっている大学は出願が敬遠される傾向がありますから、これを逆手にとって出願すると「意外と低倍率」で戦える可能性もあります。一度、各予備校のセンターリサーチ結果で調べる価値はあると思います。

理系学部の冷え込みに反し、文系学部では軒並みの人気増となっています。ここ数年は国際や外国語の系統が唯一人気を集めている文系でしたが、今年は経済経営系の人気が復活しています。また、一時は「下がる一方」だった法学系においては昨年に続いての人気増となっており、ここ数年続いていた「入り易い」という状況から脱した印象を持ちます。

では、もう少しくくりを細かくして検証してまいりましょう。次の表は駿台が発表された、学部・学科・系統別の人気動向に関する詳細なデータです(それぞれの画像をクリックすると拡大します)。

※前期・中期・後期・独自各日程の第一志望を集計

赤く塗っている所は「昨年よりも人気が5%以上上がっている」所、青く塗っている所は「昨年よりも人気が5%以上下がっている」所であることを示しています。

先にご紹介した河合塾のデータは「前期日程のみの集計」である一方、この駿台のデータは「前期・中期・後期・独自各日程の第一志望を集計」とありますので、指数に若干の差が生じています。

文系学部・学科・系統に関しては比較的赤い色(=前年よりも人気が高くなっている)が増えていますが、理系では文系ほど多くの系統で赤い色を見かけません。

こちらのエントリー「2016年度大学入試 国公私立大 系統・分野別志望動向」でご紹介をしました通り、「近年の文系学部の人気薄」からの反動もあるものの「景気の回復と就職状況の良化」によって文系学部が大幅に人気を戻しているのと、好調な文系とは対比的に、「センター理科の科目負担増」と、景気の回復と就職状況の良化によって『資格志向』で進学先を選ぶ必要が無くなったことがあり、理系で志望者が減少している、ということが、今回のリサーチ結果でも如実に現れています。

文系では昨年度に引き続いてやはり国際系や外国語系の人気が高いのですが、特に外国語系では昨年度に人気を集めた「英米語」「フランス語」「スペイン語」といったメジャーな言語での「昨年度の反動による人気低下」が目を引きます。こういったメジャーな言語は大体「必要とされるレベルが高い」のが相場なので、単に「人気薄」ということで飛びつくことの無いようにせず、必要とされるラインをしっかりと見極めた上で出願を決めて欲しいと思います。

反対に、理系では昨年に続いて理学系が避けられており、工学系で前年度以上の人気を集めている所が少しあります。難度の上では「理学>工学」というのが一般的なので、文系の受験生とは正反対に、センター試験で思うように点が取れなかった受験生たちが「弱気」となり、志望先を変更してきているようです。

工学系の中では「建築・土木・環境工学」が前年比105%と人気を集めていますが、実は昨年のセンターリサーチにおいても「前年比106%」と人気になっていましたので、2年連続の人気上昇となります。

ご存じの通り、2020年には東京でオリンピックが開催されることになっています。それに向けて、特に東京では建築ラッシュとなっているようです。今年大学に入学する学年の皆さんが卒業するころには、「東京オリンピック開催直後」ということで、オリンピックで活気づいた建築業界がまだ「勢い」を維持しているのではないでしょうか。今回の「建築・土木・環境工学人気」を見ていると、それを見越した学部選びをされている受験生が多いような気がします。

ここから先の注意事項です。センターリサーチ結果をしっかりと分析して出願先の大学・学部を決める必要性が非常に高いです。各予備校がリサーチ結果の「度数分布」を公表していますから、そちらをじっくりと見て「2次で合格できる範囲」なのかどうかを見極めて欲しいと思います。

今回ご紹介したデータを出願の際の参考にしてもらえたら、と思います。

 

関連記事:
2016年度大学入試 国公私立大 系統・分野別志望動向
 

 

大阪府公立高 文理学科10校の志望者平均偏差値 2015

2016年1月25日

ここ近畿地区における高校入試ですが、私立高入試に向けた出願に続き、京阪神の私立高入試が2/10に終わりますと、いよいよ公立高の入試が開始する、という流れになっています。

私立高の受験先については固まっているとは思いますが、こと公立高の受験校・学科についてはまだまだ流動的な受験生が多いのではないでしょうか。

今回のエントリーでは、大阪府公立高入試の中でも特に動向に注目が集まっている「文理学科」について、受験先選択に迷う受験生に役立つような情報をご紹介します。

近畿地区の高校受験生の間で広く認知されている「五ツ木模試」での、この1年間の「文理学科志望者 平均偏差値」をまとめました(画像をクリックすると拡大します)。

1/18日に実施される第8回のデータが入っていませんが、これまでに実施された第1回~第7回の各校文理学科志望者の平均偏差値が折れ線グラフで示されています。

年間を通して8回実施される五ツ木模試ですが、特に受験者数が多いのが第6回で、データ的にも最も信頼がおける回となっています。その第6回の状況がすぐわかるよう、赤枠で囲んでいます。

その第6回をベースにして各校の平均偏差値を見てみます。

志望者の平均偏差値が高い・低いという観点であえてグループ分けをするのであれば、北野は70に手が届くかというほどのダントツの値でトップ、その後に「2番手集団」として天王寺・三国丘・大手前・茨木の各校が67後半~68で、「3番手集団」として高津・豊中・四條畷・生野・岸和田の5校が65前後の中で、それぞれ似たような偏差値として集団を形成しているのが特徴となっています。

こうして平均偏差値を見てみますと、北野のように70近い値になっている所もあれば、65以下に位置している学校もいくつかあり、文理学科と一括りにされてはいますが、内実は学校間での難易度にはかなりの差があることがわかります。

ただ、この各校の平均偏差値の位置取りについては昨年と今年とで若干傾向に違いが出てきています。

次にご紹介するgifアニメでは、10校の第1回~第7回までの平均偏差値の推移を、昨年と今年とで比較したものになります。

第6回の偏差値を昨年と今年とで比較した際、先に「2番手集団」としてご紹介をした天王寺・三国丘・大手前・茨木の各校の位置取りに変化が見られます。

昨年はこの4校間での最上位と最下位とで1.6ポイントの差がありましたが、今年はその差が0.8ポイントとなっています。昨年は4校で偏差値の値の上では若干の散らばりがあったのが、今年は団子状態になっている、ということになります。

また、直近のデータである第7回においても昨年と今年で比較してみてみますと、先ほどご紹介をした「2番手集団」だけでなく、「3番手集団」である高津・豊中・四條畷・生野・岸和田の5校についても、昨年の「上下にバラけている状態」から今年は「団子状態」になっています。

このことから、「2番手集団」と「3番手集団」それぞれにおいては各校のレベルはさほど変わらないものになっている、ということになります。

今後、大阪府では来る公立高校入試に向けて「進路希望調査結果」が発表され、各校・学科の人気度合がはっきりとわかります。まだ受験先でいろいろと迷っている受験生については、そういった人気面も加味しつつ、今回の各校志望者の平均偏差値を活かして受験校を選ぶようにしてほしいと思います。

 

関連記事:
大阪府公立高 五ツ木模試平均偏差値推移⑤
大阪府公立高 五ツ木模試平均偏差値推移④
大阪府公立高 五ツ木模試平均偏差値推移③
大阪府公立高 五ツ木模試平均偏差値推移②
大阪府公立高 五ツ木模試平均偏差値推移①

 

 

2016年度センター試験 予想平均点と難易度変化

2016年1月22日

去る2016年1月16日(土)・17日(日)には大学入試センター試験が行われました。

気になる今年の各科目の平均点をご紹介します。大学入試センターが20日に「中間集計」として科目別の平均点を公開していますので、大手予備校それぞれの予想平均点と合わせてご紹介したいと思います(画像をクリックすると拡大します)。

※「中間集計」は1月20日に大学入試センター発表の「中間集計」の数値

新課程初年度のセンター試験として注目されていた昨年度は、国語の平均点が大幅に上がった一方で、倫理政経・地理B・数学ⅡB・化学・地学で平均点が大きくダウンしていました。数ⅡBに加え、特に理系受験生が多く受験しているであろう地理と化学での大きな平均点ダウンは、理系受験生にとって大打撃となりました。

今年は、大きく平均点が動いた科目としては「政治経済(易化)」「国語(易化)」「英語リスニング(難化)」「化学(難化)」「数ⅡB(易化)」となっており、昨年難化した国語が昨年からの反動で難易度が下げられているのが大きな特徴点となっています。

また、難化した科目は理系科目が大半となっており、数ⅠAに加えて特に文系受験生も多く選択しているであろう化学での平均点ダウンが、今後の文系学部での志望動向にどのような影響があるか、大変心配されるところです。

出願先選びは慎重を要する所となりそうですので、センターリサーチ結果は十二分に分析の上、自分の立ち位置や各大学のラインを冷静に分析して、後悔しない受験校選択となるよう、出願先の検討をするようにしてください。

後日、このブログで「学部・系統別の人気動向」についてご紹介したいと思います。お見逃しなく!

同時に、気持ちが後ろ向きになっている受験生の皆さんは、一刻も早く気持ちを前向きに戻すことが大切です。限られた時間だからこそ、早く気持ちを前向きに切り替えて「再び走りだす」ことが出来た人が合格に近づくのではないでしょうか。