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開成教育グループ


関西大 2016年度一般後期に向けて

2016年2月19日

関西大が一般後期・センター利用後期に向けて開催された「後期入試対策講座」にお邪魔させて頂きました。

一般後期は、3/3木に文系学部、3/4金に理系学部、3/3・4の両日では文理融合型である総合情報と社会安全の2学部、がそれぞれ試験を実施されます。

また、外国語学部に関しては英語1科目での入試となっており、英語力に自信がある方はぜひともチャレンジしてほしいと思います。

一般後期では「2学部併願」という制度が設けられており、1回の試験で2学部の合否判定を受けることが可能です(その分、受験料は高くなりますが)。第1志望学部に次いで入学希望となる学部があるのであれば、積極的に出願することをオススメします。併願先を決める際には、過去の学部別合格最低点などを参考にするのがよいでしょう。

さて、今年度の関西大の入試はどのような状況になっているのか、ここで詳しく見てみたいと思います。下の表は、過去6年間の学部別志願・合格動向を表したものです。一般入試のみを対象として表を作成おり、センター利用型については割愛しています(画像をクリックすると拡大します)。

一般前期・センター利用前期中期合計の志願者数は73,799名となり、前年の74,714名から915名・1.2%の減少となっています。一般・センター利用それぞれに分けて志願者数の増減を見てみますと、一般前期は昨年から1%、センター利用前期中期は2%の減少となっており、特にセンター利用での志願者数減が目立ちます。

学部別の動向は次の通りとなっています。

・法
志願者数48.3%増と一時の人気薄から回復傾向にあるものの、往時のレベルにはまだまだ
・文
前年比85.4%と大幅減。国際系や心理系も有するが学部として特化した所が他大学にも増えたので志願が流れていると分析できる
⇒ 国際学部や心理学部のような名前にこだわらず、中身を重視する生徒には狙い目
・経済
前年比7.2%増だが、特に全学部日程内「同一配点方式」に志願が集中している
・商
全学部日程での志願減少率が9.9%と大きいが、上記の経済学部での「同一配点方式」に志願者が流れている様子
・社会
志願者数は6.7%の増加をしているが、合格者数は前年から10%強の減少となっている
⇒ 一般では合格最低点を大きく下げたにも関わらず合格者が減っている一方、センター前期では合格者数が大きく増やされている
・政策創造
前年比79.9%の志願者数だが、前年大きな人気となった反動である
・外国語
志願者数は前年並みも合格者数が8.8%減らされており、相変わらず高いラインが必要となっている
・人間健康
志願は8.1%増だが昨年志願が減った分までは取り戻せておらず、合格最低点も下がっている
・総合情報
志願は前年並みであるのに対して合格者数は6.9%減っている
⇒ 合格最低点を下げている所が見受けられる
・社会安全
昨年「開設以来最高」のが志願者数となった反動で、今年は-22.8%の志願者数となっているが、合格者数は0.9%の減に留まっている
⇒ センター利用は大きく合格者数が増やされている(セ利用前期は実に前年の2倍)
・システム理工
志願の減少の割には合格者数は据え置かれており、お得だった
・環境都市工
建築学科は集まっているがその他の2つ(都市システム工・エネルギー環境都市工)で志願の減少となり、トータル7.7%減
⇒ 建築と他2学科の合格最低点差が前年よりも開いており、特に建築志向だが学科のこだわりが薄い生徒には都市システム工は狙い目
・化学生命工
昨年に続き今年も志願減(6.4%減)、一方で合格者数は75名増えており、入り易い入試になっている印象

開成教育グループ 入試情報室は、関大合格に向けて最後まで頑張る受験生の皆さんを応援しています。

 

2016年度大阪府公立高 特別選抜 出願状況

2016年2月18日

大阪府公立高の入試制度は2016年度実施分から大きく変わることになっています。

詳しくはこちらのエントリー「大阪府公立高 2016年度入試より前後期を一本化へ」でご紹介をしています。

さて、新入試制度下で初めて行われる「特別選抜」の出願状況が明らかになりましたので、ご紹介を致します(画像をクリックすると拡大します)。

募集定員2,455名に対し志願者数は3,516名となり、倍率は1.43倍となりました。これは、前年度と比較すると0.63ポイントもの減となります。

今回のこの「特別選抜」は、表にもございますとおり音楽科や体育科など実技試験がある専門学科のごく一部での実施となっていますが、全日制課程専門学科に限ってみてみますと、合計募集定員1,000名に対し志願者は1,558名、1.56倍となっています。

全日制課程専門学科のうち高倍率となったのは次の学校・学科です。

大塚高(体育科)2.74倍
夕陽丘高(音楽科)1.85倍
桜宮高(人間スポーツ科学科)1.78倍

今回の入試より「同一校に複数の学科がある場合は第2志望を認める」ことになっていますので、特に学科が多い工芸高に関しては、学科ごとに第二志望先に関する数までも公表されています。

今回は対象となる学校の数が少なく、言い換えるならば対象となる定員数も上記の通り少ないので、おのずと受験者数自体も少なくなります。しかしながら、その反面で3月に待ち構えている「一般選抜」については非常に規模の大きな入試となります。こちらの動向も非常に気になるところです。

 

京都産業大 一般入試後期に向けた説明会

2016年2月17日

京都産業大が一般入試後期に向けて実施される説明会についてご紹介します。

以下詳細などになります(画像をクリックするとPDF文書が開きます)。


京都産業大 一般入試【後期日程】対策講座

日時・場所:
2016年2月25日(木)13~15時半 AP大阪梅田茶屋町
2016年2月26日(金)13~15時半 京都産業大学 むすびわざ館

内容:
一般入試【後期日程】ガイダンス、英語対策講座、個別相談


高校生の皆さんはもちろんですが、保護者の皆さんもお気軽にご参加下さい。

 

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立命館大 2016年も3月入試説明会を開催

2016年2月16日

一般後期向けの各大学主催説明会のうち、今回は立命館大の説明会についてご紹介を致します。

詳細は以下の通りです(画像をクリックするとPDF文書が開きます)。なお、以下の画像では大阪で開催される回のみのご紹介としていますが、大学HPには東京や福岡などの開催地も含め、全部で6か所での開催が予定されていることが告知されています(画像をクリックすると拡大します)。


立命館大 3月入試説明会

日時・場所:
2月19日(金)東京 秋葉原 TKPガーデンシティPREMIUM秋葉原 3階
2月19日(金)京都 京都 キャンパスプラザ京都 4階
2月19日(金)広島 広島 広島国際会議場 地下2階
2月20日(土)愛知 名古屋 TKPガーデンシティ名古屋新幹線口 7階
2月20日(土)大阪 茨木 大阪いばらきキャンパス A棟2階
2月20日(土)福岡 福岡 博多バスターミナル 9階

内容:大学・入試説明会(文系・理系別)、英語・数学対策講座、個別相談


最後のチャンスを最大限に活かし、立命館大の合格を勝ち取りましょう。

 

京都府公立高 2016年度前期 出願状況

2016年2月15日

京都府公立高の前期の出願倍率が確定し、発表されました。

各校の倍率は次のようになっています(画像をクリックすると拡大します)。

倍率が高い学校・学科は次の通りです。

田辺高(普通科・A方式)6.20倍
桂高(普通科・A方式)6.00倍
城陽高(普通科・A方式)5.84倍
洛北高(普通科単位制・A方式1型)5.63倍
山城高(普通科・A方式1型)5.58倍

京都府公立高 前期選抜に関する、今後の日程は次の通りです。

○学力検査等
2016年2月16日(火)及び17日(水)
ただし、音楽科は2月6日(土)及び7日(日)に実施済み
○合格者の発表
2016年2月22日(月)

受験生の皆さんが全力を尽くせますことをお祈り申し上げます。

 

 

あきらめないで! 私立大後期入試に向けての説明会

2016年2月12日

2月に入り、私立大入試が本格的に実施されており、中旬以降はその合格発表が続々と行われています。このブログをお読みの大学受験生の皆さんはどのような結果になりましたでしょうか?

私立大入試ですが、2月の一般入試前期が最も規模が大きい入試となっています。一部の大学は2月の一般入試ですべての入試を終えてしまうのですが、大多数の私立大では3月に行われる「一般入試後期」と呼ばれる入試にも、少数ではありますが、定員を割いて受験チャンスを設けています。

一般入試後期で合格を勝ち取ってもらうために、各大学は受験生を対象として「後期入試出願のポイント説明」や「予備校講師による教科別対策講座」をメインとする説明会を開催されています。

今回のエントリーでは、近畿地区の主要私立大で3月に入試を行う大学が主催する、一般入試後期に向けた説明会日程・内容をご紹介したいと思います(画像をクリックすると拡大します)。

※作成には万全を期していますが、日時等は必ず各大学のHP等でご確認下さい

一般後期入試に向けての注意点を1つ。「今までオープンキャンパス、説明会、入試を通して全く大学に行ったことがないけど、後期入試は受験する」という方は、出来れば複数ある日程の中で大学のキャンパスで行われる説明会に参加する、大学での実施が無い場合は別に時間をとって大学まで足を運ぶなどし、とにかくキャンパスを隅々見るようにしましょう。一度もキャンパスの様子を見たことがない大学を受験させるのは、入学後のミスマッチの可能性を考えると、進路指導をする側にとってみても抵抗があります。その大学を受験して正しいかどうか、については実際にご自身の目でキャンパスを見てから決めるようにしてください。

そして、こういった説明会に参加することの利点のうちで最も大きなものとして、各教科の対策講座による傾向分析や学習法といった勉強面の情報が得られることと、各学部の「一般入試前期終了時点の人気動向、合格・手続き状況」を聞かせてもらえる、というものがあります。

特にこの人気動向に関する情報があれば、後期試験における「狙い目学部」や「要注意学部」を探り当てることが可能です。出願学部で迷いがある、あるいは学部にこだわりはないがとにかく○○大に合格したい、といった方に関してはこの情報は大変有益になることでしょう。また、こういった情報は説明会に参加しないと得られないものです。見逃せません。

 

 

2016年度大阪府私立高 1.5次入試要項

2016年2月10日

本日2月10日(水)は、京阪神地区の私立高校入試の実施日です。

この後、大体12日(金)には多くの学校で合格発表が行われます。

希望通りのコースで合格された方についてはそのまま私立高へ入学、あるいは公立高入試に向けて引き続き頑張る、ということになりますが、今回の私立高入試で不合格になってしまった方や、いわゆる「回し合格」となってしまい希望のコースでの合格が叶わなかった方、に関しては、私立高の合格発表日から公立高入試の間に再度私立高を受験するという選択肢も残されています。

そんな、私立高入試に再チャレンジ出来る機会は「1.5次入試」と呼ばれており、2月中旬に大阪府・京都府・兵庫県の私立高の一部で実施されます。

近年では、私立高の1次で希望通りの学校・コースで合格したにもかかわらず更に高いレベルの高校・コースを目指して1.5次入試を受験する、という受験生が増えており、1.5次入試の積極的な活用に注目が集まっているのも事実です。

今回のエントリーでは、大阪府私立高の中で今年1.5次入試を実施する学校の要項をご紹介します(それぞれの画像をクリックすると拡大します)。

※一覧は大阪府私立中学高等学校連合会発表のもの

3ページに分けて掲載をしました。

お気づきの方も多いと思いますが、1.5次入試を2回実施される学校がいくつかあるのがわかります。そういった学校の入試日程をご覧いただくと、大体2月中に1回、3月に入ってから1回、と入試日が設定されています。こういった学校は公立高特別選抜で不本意な結果になった後でも受験が出来るというのがメリットです。

 

 

大阪府私立高 2016年度入試出願状況

2016年2月9日

明日2月10日(水)は、いよいよ大阪府・兵庫県・京都府の私立高校入試が実施されることになっています。高校受験生の皆さん、準備はいかがでしょうか?

明日の試験にさきがけまして、去る2月6日(土)に発表された、大阪府私立高の出願状況をご紹介します。

3つのスライドに分けてご紹介をしています。

まずは、男子校・女子校の状況です(画像をクリックすると拡大します)。

続いて、共学校の状況です。まずは、その1です(同じく、画像をクリックすると拡大します)。

共学校のその2です(同じく、画像をクリックすると拡大します)。

京阪神地区の私立高校入試は、いよいよ明日!皆さんのご検討をお祈りいたします。

 

 

新センター試験 「年複数回実施」を見送りへ

2016年2月8日

過去、当ブログでも何度もご紹介をしております「2020年度からの新大学入試」に関する続報です。

センター試験に代わるテストとなる「大学入学希望者学力評価テスト」は「年複数回の実施」と予定されていたのですが、文部科学省はその方針を「見送る」方向で検討している、という報道がこの程ありました。

以下、これに関して報じられた新聞記事の引用となります。


センター試験後継、年複数回実施見送り 文科省検討(2016年1月27日産経新聞 より)

現行の大学入試センター試験に替えて、平成32年度から導入予定の「大学入学希望者学力評価テスト」について、文部科学省が「年複数回実施」を当面見送る方向で検討していることが27日、関係者への取材で分かった。高校の授業日程への影響や試験会場となる大学側への負担が大きいためとしている。

評価テストでは、現在のような一発勝負からの脱却を図り、年複数回の試験実施が検討されていた。ただ、マークシート式以外に、思考力や判断力をみる目的で新たに取り入れる記述式問題は採点に時間がかかる。

文科省は記述式の採点期間を問題数などによって10~40日程度と試算。記述式は国語と数学で先行実施するが、マークシート式をセンター試験と同様に1月中旬とした場合、記述式は前年12月ごろに行うことが想定され、複数回実施となると、さらに同年の夏や秋に日程を確保する必要があるという。かねて高校や大学側から複数回実施は困難との声が出ていた。

これらの検討案は1月29日の有識者会議で示され、是非などが議論される。


上記の記事から主だった部分を抜き取ると以下のようになりますでしょうか。

・「大学入学希望者学力評価テスト」について、文部科学省が「年複数回実施」を当面見送る方向で検討している
・理由の1つ目は「記述式の導入で採点に時間がかかる」
・理由の2つ目は「高校の授業日程への影響や試験会場となる大学側への負担が大きい」

年明け前の12月はおろか、夏や秋にも同テストが実施されるとなると、高校での行事と重なったり、そもそも試験範囲を全て学習し終えていない、というようなことが起き得ます。その点から考えますと、今回は一旦「見送り」として、充分検討することが必要であることは誰の目から見ても明らかではないでしょうか。

 

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咲くやこの花中 定員80名の約30%が開成生!

2016年2月5日

1/23土・24日の2日間に渡って実施された咲くやこの花中の入学者選抜ですが、1週後の1/30土の10時に選抜結果(合格発表)が行われました。

今回のエントリーでは、開成教育グループから咲くやこの花中の入学者選抜に挑んだ受験生たちの「成果」をご紹介させて頂きます。

今春の開成教育グループの咲くやこの花中の合格者数は、以下の画像の通りとなりました(画像をクリックすると拡大します)。

今年度の入学者選抜において当開成教育グループからの合格者数が23名となり、定員80名における占有率が「約30%」となりました。

開成教育グループでは、JR野田駅前教室と千鳥橋駅前教室の2教室において「咲くやこの花中受検コース」を開講しており、今年度においても両教室で学んだ受験生たちが入学者選抜に挑みました。

この度、3月開講を迎えるにあたって両教室では「咲くやこの花中受検コース説明会」を実施いたします。

当コースでは、大阪市唯一の公立中高一貫校として人気を博している「咲くやこの花中学」の徹底した入試傾向分析と独自の指導メソッドにより、各コースに合格するための力を養います。説明会では「適性検査Ⅰ・適性検査Ⅱ」など、コースごとにより異なる入試内容のご説明の他、高い倍率を勝ち抜くための、当塾の取り組みもあわせてご説明いたします。

以下のリンクから、説明会に関する詳細をご紹介をしているページに飛びます。

【2/13(土)・20(土)実施】咲くやこの花中受検コース 体験会&説明会

ぜひともご一読頂き、咲くやこの花中の合格に向けてこれから頑張りたいと思われている新小6年生・保護者の皆さまにお越し頂きたく思います。