• 清明学院高等学校にお邪魔してきました

    今回は大阪市住吉区墨江にあります清明学院高等学校を紹介します。

    南海高野線「沢ノ町駅」から徒歩3分ほど、とても便利な場所にある共学校です。1941年(昭和16年)に創立された「大阪住吉女学校」がルーツですが、2000年(平成12年)に男女共学化し、校名も「清明学院高等学校」と改称されました。現在の男女比は6:4と男子の方が少し多くなっています。私立の高校は中学校や大学と併設されている場合も多いのですが、こちらの学校法人は高校1校だけの設置となっています。そのことは高校3年間の教育成果で勝負することに特化した学校だ、ともいえます。かつて女子校だった時代は専門学校や就職する生徒も多かったとのことですが、近年では進学校としての実績を安定して出しており、2016年度入試でも国公立4名、関関同立37名(うち指定校推薦無し)など多くの生徒が大学への進学を実現しています。

    今回は授業が終わって1時間以上経った遅い時刻にお邪魔しました。人工芝の校庭からは元気な声が聞こえてきます。硬式テニス部が練習しています。その向こうには特進コース全学年が入った校舎がありますが、教室の電気がついています。遅い時刻ですので一部の部活の生徒しか残っていないと思っていましたが、何が行われているのでしょうか。学校の先生に御案内していただきました。

    新しくはありませんが清掃が行き届いた広い廊下の両側に教室があります。何とどの教室にも補習授業や自習の生徒が残っているではありませんか!この学校では補習授業もすべて先生方が担当しているそうです。進路指導部長の先生まで補習授業を担当していました。こちらは看護・医療系特進コースの3年生の教室です。ちょうど問題演習を行っていました。

    もちろん部活の生徒も頑張っています。この学校には硬式野球部が無い代わりにサッカー部が盛んで外部のグランドも借りて活動しているそうです。全国大会への出場歴があるなど立派な戦績を誇っています。

     

    体育館では女子バスケット部が実戦さながらの真剣な練習をしています。もう一つの体育館からは剣道部の激しい音が聞こえてきます。講堂では吹奏楽部が個人練習をしていました。この夏のコンクールでも大阪地区予選の小編成部門で優秀賞受賞の実力です。今回は見ることができませんでしたが、ダンス部も全国大会レベル、美術部も数々の受賞歴があります。

    整理された進路指導室の向こうには自習室がありました。補習を受けている特進コースの生徒以外でも遅い時刻まで使うことができ、別室で先生が生徒の質問に答えていらっしゃる姿も見ることができました。きめ細かいコース制に加えて先生方の熱意によって今の進学実績が生み出されていることがよくわかりました。

    さて、食堂にはサッカー部の卒業生から食堂の職員さんに向けた感謝の寄せ書きが飾られていました。この学校で部活や勉強に3年間燃え続けた彼らには、自信とともに大きな感謝の心も育ったようです。

    対応してくださった先生はこの学校のことを「うちは特徴が無いので」と謙遜なさっておられましたが、進路指導、生徒指導にかける先生方の熱意が大きな特徴だといえます。この学校のように近年進路実績が伸びた学校にはそれだけの理由が必ずあります。オープンスクールなどのイベントではわかりにくいこれらの特徴にも、是非着目して学校選びをしてみてはいかがでしょうか。

     

    カテゴリー:
  • 関西大学梅田キャンパスにお邪魔してきました

    関西大学梅田キャンパスにお邪魔してきました

    本日11月4日で、関西大学は130歳を迎えます!本日13:30~15:00に行われる記念式典は千里山キャンパス 第2 学舎BIG ホール100で開催されますが、招待者しか入場できません。代わりに式典の様子は大学HP上で配信されるそうです。

    その関西大学創立130周年記念事業の一環として、大阪市北区鶴野町に「関西大学梅田キャンパス」が建設されました。愛称は「KANDAI Me RISE」(かんだいみらいず)といいます。
    かつて2部(夜間部)の授業で使われていた、天神橋筋六丁目駅の近くにあった学舎は売却されてしまいましたが、代わりにこの8階建ての立派な施設が作られました。阪急梅田駅から徒歩5分ととても便利な場所にあります。

    1階、2階はスターバックスと蔦屋書店が入ったおしゃれな空間です。もちろん一般の方の利用も可能です。会員制のサロンやセミナー用のフロアもありますが、今回は学生さんが直接お世話になるであろう5階のキャリアセンターを紹介します。

    このフロアは就職活動中の学生が立ち寄り、情報収集を行うための施設です。調べ物をしたり書類を作成したりするためのパソコンがずらりと並んでいて自由に使うことができます。もちろんプリンターやコピー機もそろっています。成績証明などを出力するための端末も設置されています。

    就職に関するセミナー用の部屋も用意されています。

    ビジネス文書を作成するための書籍や雑誌などもそろえられ、自由に使うことができます。学生の就職活動といえば、待ち時間が発生した時にはカフェなどお店に入っていたものですが、実はその費用もばかになりませんでした。関西大学の学生になれば自動販売機や軽食をとるスペースもあるこのフロアでゆっくりできそうです。さすが就職率の高さを誇る関西大学、こんな一等地に就職を支援するスペースを1フロア使うなんて力の入れ方が違います。

    生涯学習を行うためのホールや教室を設けているフロアもあり、関西大学を卒業してからもお世話になれそうなキャンパスでした。関大OB、OGで無い方も、ひとまず1階、2階のカフェでゆっくりしてみてはいかがでしょうか。

    カテゴリー:
  • 八尾地区入試説明会が開催されます

    日時:2016年11月12日(土)
    場所:八尾商工会議所 3階大ホール(近鉄大阪線「近鉄八尾」駅より徒歩約8分
    内容: 教育講演会「教えます、学校選びの極意」(10:20~10:50)
    各学校別相談コーナー(11:00~14:30)、総合相談コーナー、パンフレットコーナー、制服展示コーナー


    当日は、学校別の相談コーナーとは別に、会の冒頭に30分の教育講演会が催されます。今回も、大変僭越ではありますが、開成教育グループ 入試情報室が担当させていただくことになりました。ご来場の皆さまの受験校選びのご参考になるようなお話になるよう、しっかりと時間をかけて準備をしております。

    また、勉強方法や受験校選びなどありとあらゆる相談を受け付ける「総合相談コーナー」も設置されています。まずは相談コーナーに来ていただいてから学校選びのポイントを聞き、その後各校を回る、というのもいいかもしれません。

     

    最初の「教育講演会」と合わせてこちらの「総合相談コーナー」も、開成教育グループ 入試情報室が担当させていただくことになっています。当日はよろしくお願いします。

    1人でも多くの皆さまにお会いできるとうれしいです。ぜひご来場ください。

     

    カテゴリー: ,
  • 金沢大学附属高等学校にお邪魔してきました


    まず、学校の名称についてです。正式には大学の改組に伴って「金沢大学人間社会学域学校教育学類附属高等学校」と日本一の長さになってしまいました。しかし、学校の機関紙やバス停はもちろん、大学入試センター試験の受験案内に掲載されている高校コード表まで「金沢大学附属」と省略されて記載されています。北信越地方では唯一の国立高等学校で、大学進学実績も東大7、京大8、阪大3、(ここですでに1学年の15%)とトップレベルの実績です。

    幼稚園、小学校、中学校、高校と同じ場所に並んでいますが、体育館やグランドはそれぞれ独立して設置されています。ちなみに募集定員は、幼稚園48名、小学校105名、中学校160名、高校120名と高校でいきなり絞り込まれています。高等学校は中学校との6年一貫教育ではないので半数ほどが外部からの入学者になっています。

    1学年120名ということは1学年3クラス、学校全体でも360人と高校としては小規模な学校です。

    実はこの日、「第69回 開校記念祭」という文化祭が行われていました。保護者のみならず入学希望者でしょうか、中学生の姿も多くみられました。芸術作品の展示や実験の体験に加えて、将棋サロンや古本市、クイズラリーなど個性的なコーナーもありました。先生方の姿はほとんど見られません。生徒の自主運営に任されているようです。それもほとんど高校2年生が頑張っているようです。体育館では軽音楽部のステージが行われていましたが、照明や音響なども生徒たちが分担していました。

    3か月に1回刊行される「金大附高新聞」も展示されていました。生徒会の中の「新聞編集局」が自主的に編集しているようですが、9月の最新号もA3版12ページの堂々とした体裁で、部活や先生方のみならず、地域ネタまで掲載されている読み応えのあるものでした。この学校には学食が無いため、昼休みに校外にでて食事をするのも自由となっていますので、学校近くのグルメ情報は人気の記事なのでしょう。

    全員が「国際社会で活躍するリーダーになれ」というこの学校、個性を大切に、というレベルではなく、個性をいかに発揮するかが日々問われているような学校なのでした。

     

    カテゴリー:
  • 大学学生数ランキング

    大学の規模を示す指標の一つとして、大学の学生数に注目してみたいと思います。在籍している学部学生の人数で一覧を作成しました。(旺文社『螢雪時代8月号臨時増刊 2016年全国大学内容案内号』(2016年7月))のデータを参考にしています。

    2015年時点で、学部学生が1万人を超えているのは全国で51校あります。そのうち、まず51位から30位まで・・・

    来春付属中学校開校と勢いのある神戸学院大学は移転と学部増設で1万人規模の仲間入りを果たしました。神戸大学を学生数で抜く日も近いと思われます。

    次は29位から11位までです。

    国立大学で学生数が一番多いのは大阪大学となります。かつては東大、京大に次ぐ規模でしたが、2007年に大阪外国語大学と合併し、一気にトップに躍り出ました。2万人規模となりますと、同志社、関西学院といった大学がランクインします。中央大学も同規模です。龍谷大学も間もなく2万人規模となりそうです。

    以前、このブログで書きましたが、大阪府立大学と大阪市立大学の統合が予定通り進めば1万2千人規模の、日本最大の公立大学が誕生することになります。

    次は10位から4位です。

    関西大学も3万人に迫る勢いです。慶應義塾、法政も同規模です。受験者数全国1を誇る近畿大学は学生数では現在4位です。といっても3万人を超えています。

    いよいよベスト3です。

    学生数日本一はやはり日本大学。約6万8千人と日本の市の人口ランキングに当てはめても真ん中に位置します。(794市中、400位)卒業者数も毎年1万5千人以上となっています。関西のトップは拡大路線が続く立命館となっています。

    学生数の大きい大学は、クラブやサークルの規模の大きさや卒業してからの豊富な人脈などのメリットがある反面、キャンパスが分散していて一体感が無いという大学もありますので大きい方がいいという単純なものでもありませんが、このデータも学校選びの参考になさってはいかがでしょうか。

     

     

    カテゴリー:
  • 同志社大学 秋の入試説明会 全国で開催

    大学選びも終盤を迎えてきましたが、同志社大学は全国20ヶ所で入試説明会を開催します。入学課スタッフによる入試制度及び概要説明、学生によるスピーチ、有名予備校講師による英語問題解説が行われるようです。

     

    入試や大学生活なども含め同志社大学を知るチャンスです。

    来場者には願書、大学案内、各学部のパンフレットや記念品のプレゼントもあるようです。

     

    同志社大学の受験を考えているが、まだ説明会に行っていない受験生は是非参加してみましょう。

     

    カテゴリー:
  • 「大学入学希望者学力評価テスト」の記述について

    10月26日の朝日新聞に現在行われている、「大学入試センター試験」の代わりに2020年導入予定の「大学入学希望者学力評価テスト」(仮称)(以下「新テスト」と表記)に関する調査結果が掲載されていました。国公私立746校を対象とし、654校(88%)が回答したアンケート結果です。現在、文部省管轄の大学は全国で775校ですが、奈良先端技術大学院大学のように、大学院のみの大学や芸術系のように学力試験を課さない大学などもありますので、ほぼ日本中の大学を網羅した調査結果だといえます。(大学の数、2016年現在、国立86校、公立88校、私立601校)

    (朝日新聞 2016年10月26日 朝刊より)

    新テストには思考力や表現力も測定するために記述式を導入することが検討されていますが、その採点や出題方法についてはまだ議論が続いています。センター試験は毎年53万人ほどが受験していますが、同規模の受験者が参加すると仮定して、英語1科目で考えますと、記述答案1枚採点するのに10分かかるとすると、採点だけで530万分、すなわち約9万時間かかることになり、チェックも含めるとその2倍程度、すなわち20万時間ほどが必要になります。これを2週間で処理しようとすると、休みなく14日間、一日8時間採点できる人を2000人集めなければならないことになります。採点基準の統一ということを考えると採点者が多いというのは問題でしょう。しかも採点基準から外れるような答案が出てきた場合、途中で基準が変更されることも考えられ、その基準の再徹底と採点のやり直しをする場合も想定されますので、実際にはこの数倍の人数が必要だと考えられます。国語など全教科で記述を導入すると何と1万人以上の採点者が必要だということになります。そこで、文部科学省は、2次試験を受ける大学側が、記述部分の採点をしましょう、という方針を出したのですが、今回の調査はこの方針が出る前ですので、二つ目のグラフの「記述式導入の実現可能性」についてはかなり厳しい結果になっています。ただし、この各大学で採点となりますと各大学の採点負担が増加しますので、3つ目のグラフに示されている「利用したい」という大学はさらに少なくなると思います。

    そもそも大学によって入学してほしい学生像というのは異なるはずですので、その大学が独自に作問した記述問題の方がふさわしいのでは、という議論もあります。今回のアンケート結果の一つ目のグラフで約4割の大学が記述問題の導入に消極的だということは、思考力や表現力が必要ないというわけではなく、大学独自の取り組みを重視するという考えも反映されていると思います。

    この新テストについて、利用する大学側からの支持が無ければ利用率が下がることも予想されます。つまりこのままでは受験者(利用者)が減るという可能性もあるわけです。

    次回の東京オリンピックに関する報道も増えてきましたが、同じ年に導入される、この新テストについても具体的な方針の発表と周到な準備が行われ、初めての受験生(現在の中2)が混乱しないようにお願いしたいものです。

     

     

    カテゴリー:
  • 大阪府立高校、ほとんど和式トイレ

    10月8日の朝日新聞(大阪版)に次のような記事がありました。

    *****************************

    大阪府立高校の9割近くでトイレのほとんど全てが和式で、老朽化も進んでいるとして、松井一郎知事は7日の府議会で、早期に全校に洋式トイレを導入する方針を示した。生徒や保護者から「汚い」「臭いがひどい」と苦情が寄せられているという。

    府教育庁によると、1970年代に建てられ、その後トイレが改修されていない高校が多く、府立高校138校のうち約120校でほぼ設置当時の状態。ごく一部が洋式トイレの学校もあるが、大半が和式という。便器が割れたり扉の板が腐っていたりして、学校からも「生徒がトイレに行きたがらない」と声が上がっているという。建物の耐震化を優先し、トイレの改修は後回しになっていた。(中略)

    府教育庁は配管や床などの改修も進め、1校あたり約5千万円、計約55億円かかると試算している。府は来年2月議会に関連予算案を提出する方針。(引用 以上)

    *****************************

    この記事をお読みになって驚かれた方もいると思います。一応誤解の無い様に説明しておきますと、便器が割れているのはごく一部です。普通の使い方をしていれば便器は割れません。しかし、水が流れない、ドアが閉まらないなどの不具合は結構あるように思います。また、記事の通り大半は和式です。

    最近新校舎を建築した私立中学や高校では、洋式便器は当たり前で、洗浄便座や自動水洗、擬音装置がすべての便器に装備され、手洗いも自動水栓、天井のLED照明も自動点灯、消灯という至れり尽くせりの設備がついています。大阪偕星学園高校のように、校舎は新築ではありませんが、トイレはすべて改装して洗浄便座付きという学校もあります。

    大阪の府立高校は学齢人口急増期の40~50年前に新設されたところが多いのですが、校舎は建築当時そのまま、というところが多いようです。普通教室の冷房装置や、耐震補強などの手を加えられているところもありますが、建て増しをした校舎とのつなぎ目から雨漏りするなど耐用年数が過ぎているのではと思われる校舎も現存します。階段や廊下は50年前のものでも問題ありませんが、特別教室の暗幕や視聴覚室のスクリーンなどの消耗品(?)も建設当時にあつらえられたままですので、かなり劣化しているものもあります。

    しかし学びの場として大阪府立高校が劣っているのかといえば、決してそんなことはありません。新しい設備が無くても先生方は様々な工夫をなさっています。たとえば食堂の壁にホワイトボードが設置されている学校がありました。校内でのガイダンスや補習授業などに使うようです。ちなみにこの府立高校では放課後、この食堂が自習室としても使われています。

    特別教室や体育館、武道館なども含めて、教職員の方々や生徒さんの努力でしょうか、掃除をして丁寧に使っていますので、決して不潔な感じはありませんが、今回の予算でトイレもきれいになれば、府立高校に通っている皆さんはさらに気持ちよく過ごすことができるでしょう。ついでに夏の冷房も授業中以外に、もう少し使える程度の予算をつけていただけるといいのにな、と思いますが。

    学校説明会などにお出かけの際には、学校の先生方の説明も大切ですが、設備などもチェックされますと、今までの学校の歴史などが垣間見えるなど、いろいろな発見があると思います。

     

    カテゴリー: ,
  • 神戸学院大学附属高等学校・中学校にお邪魔してきました

    神戸三宮駅からポートライナーで4つ目の駅「みなとじま」まで9分ほどですが、そこからわずか徒歩1分のところに「神戸学院大学附属高等学校」があります。1912年創立のこの学校、2001年には共学化されましたが、この4月には神戸の山手、会下山(えげやま)からこのポートアイランドに移転してきました。できたばかりの真新しく明るい校舎です。(タイトルに「高等学校・中学校」と書きましたが、中学校は2017年4月開校です。)

    職員室をはじめとして、図書室などガラス張りの明るい作りになっています。真ん中にはグランドピアノも備えたモダンな色使いのホールがあります。座席は収納式になっていて、多目的仕様となっています。

     

    食堂もぴかぴか。ちょうどこの日は定期試験の真っ最中とのことでほとんどの生徒さんは昼ごろに下校していました。したがって食堂の営業はしていませんでしたが、これから自習をするのでしょうか、お弁当を食べている生徒さんがいらっしゃいます。

     

    教室の中です。ロッカーが大きい!しかも椅子の座面と色がそろっています。(北側の教室は山を意識した緑色、南側の教室は海をイメージした水色になっています。)冷暖房に加えて加湿器まで完備されています。実はこの部屋はまだ使われていません。来年から中学校が新設されますが、そのための部屋となっているそうです。男女計60名募集で、高校になっても高校からの入学者と一緒にせずに6年間の教育を行う計画だそうです。

     

    体育館では特別に活動が許された一部の部活のみが活動していました。天井が特徴的な風通しの良い体育館です。

     

    ホームルーム教室の向かい側にガラス張りの離れがありますが、これも自習室です。試験中ということで数名が残ってグループでお勉強していました。

     

    この学校の近くには「神戸学院大学」のポートアイランドキャンパス(法学部、経営学部、現代社会学部、グローバル・コミュニケーション学部、薬学部)があります。また、場所は少し離れますが、総合リハビリテーション学部、栄養学部、経済学部、人文学部もありますので、大学と連携した授業もおこなわれているようです。

    ちなみに、この高校では、神戸学院大学への推薦入学資格を保持したまま、他の大学を受験することができるというメリットがあるそうです。

     

    神戸学院附属中学校の1期生になりたい方は11月3日のプレテストを受験してみましょう。(インターネット経由での事前出願が必要です。学校HPをご確認ください。)

     

    カテゴリー: ,
  • 大阪女学院中学校・高等学校の説明会に行ってきました

    大阪城公園の南には文教地区が広がっています。そのど真ん中にある大阪女学院中学校・高等学校の説明会に行ってきました。学校内の「礼拝堂」(“Hail Chapel”)が会場です。

    65年前に建てられたこのチャペル、全校生徒が集まる毎朝の礼拝に使われていますが、まったく傷んでいるところがありません。御覧のように外観も含めて古さを感じさせません。

    説明会が始まりました。校長先生から、「キリスト教教育」「女子教育」「国際理解教育」の3本柱についての説明をしていただきました。1884年(132年前!)の設立以来、この教育方針はぶれていないそうです。それでは今後も特にコースもシステムも変えずにこのまま続けます、という話になるのかと思えば違います。大きな改革が2点発表されました。

     ①英語科に「国際バカロレア」を取り入れます。

    「日本語ディプロマ」というシステムでの採用とのことですが、高校英語科の中に設置される「国際バカロレアコース」に属する生徒は高2・高3の2年間、このプログラムで学び、全員ディプロマ取得を目標とするそうです。

    学校教育法第1条に規定されている学校で、このコースを設置しているのは全国で15校しかなく、近畿圏では京都府の立命館宇治高校しかありません。つまり、大阪府で初の認定校となる見込みです。(今年度は国際バカロレアディプロマプログラム候補校として認定されたという段階です。)認定されれば、世界の大学を受験する資格が得られる高校ということで、注目されることでしょう。

    (今のところ2018年4月入学生より設置される予定だそうです。)

    ②理系のコースを強化します。

    英語教育で定評のあるこの学校、少人数でネイティブスピーカーの先生とコミュニケーションを取る授業が行われており、その英語教育力の高さもあって、京大1名、大阪大8名、神戸大4名、関関同立234名(2016年度)といった合格実績を出しています。国際理解、英語教育から文系のイメージが強かったこの学校ですが、一方で実は医学部医学科に3名、歯学部にも5名、薬学部に至っては44名も合格者を出すなど難関理系分野に進学する生徒も数多くいます。そこで、次の入試から高校で理系を2つのコースに分けて募集し、効果的なカリキュラムを提供することにしたそうです。

    建物も含めて古いものを大切にする、伝統を守るという姿勢を大切にしながら、実はコンピュータールームの設置は当然として、普通教室には全て電子黒板が装備されています。国語の新たな教材の導入も行うそうです。先の2つも含め、精力的な改革によって、さらに効率的な教育活動が行われることでしょう。

    さて、説明会が終わった時間、ちょうどお昼休みです。都会の真ん中にありながら、広さに余裕のある校地には緑がいっぱいです。屋外のベンチでお弁当を食べたり、ギターの練習をしたりと日常の学校生活を楽しんでいる生徒さんたちの姿を見ることもできたのでした。

     

    カテゴリー: ,