関西大学 2023年度 一般選抜分析(文系 その1)

2023年2月27日

関西大学から2月に行われた一般選抜の合格最低点が発表されました。

そこで、全日程の平均得点率と全日程の平均実質倍率で散布図を作成してみました。

すると・・・

【社会学部と法学部の激変】

2021年度、2022年度には合格最低得点率が60%程度だった法学部が、一気に文系学部最難関に躍り出ました。競争倍率も3倍台から一気に7倍となっています。その一方で常に文系学部の中では最難関に位置していた社会学部が倍率こそ変動がないのですが、合格最低得点率が文系学部の真ん中になっています。今年から得点調整の方式が変わったようですので、その影響も多少あるかとも思いますが、ちょっと変動が大きすぎます。因みに塾生データからは関西学院や立命館に受験生が流れたとも考えにくく、今まで関西大の社会学部を志願していた上位層が就職に強い法学部に流動したのかもしれません。(続く)