このブログをお読みの大学受験生の皆さん。そう、そこのあなた。喜んでください。あなたはラッキーです。近畿大学の公募制推薦が終わり、合格者も確定した今だからこそお伝えできる情報を入手しました。近畿大学を一般選抜で受験するなら知っておいた方が良い情報をこっそりお教えします。
【文系】
まず、学部単位でいえば、国際学部と法学部が一般選抜でねらい目となりそうです。国際学部の公募スタンダード方式で、グローバル専攻は合格最低得点率が65%と低くなっています(例えば文学部の英語英米文学専攻は78.5%)。法学部も合格最低得点率が69%(昨年74%)と低くなっています。
また、経営学部の中では会計学科とキャリア・マネジメント学科が経営学科や商学科に比べて低く、経済学部の中では国際経済学科と総合経済政策学科が経済学科に比べて5%ほど合否ラインが低くなっていました。
文芸学部の中では文化デザイン学科、総合社会学部の中では環境・まちづくり系専攻が心理系よりも4%低くなっていました。
これらの学部や学科、専攻を一般選抜の早目の日程で加えておくことをお勧めします。
【理系】
学部単位では、東大阪ではないのですが、生物理工学部、工学部、産業理工学部が例年通り合格点は低めとなっていました。和歌山の生物理工学部では人間環境デザイン工学科や食品安全工学科、生物工学科、遺伝子工学科の合格最低得点率が4割を下回っており、たとえ1教科で大きく失点しても合格できそうなラインとなっています。和歌山なら大阪から通学圏内です。
東大阪の理工学部の中では、理学科の化学コース、応用科学科、社会環境工学科、エネルギー物質学科がねらい目です。
奈良の農学部の中では農業生産科学科、生物機能科学科の合格ラインは低くなっており、公募でも55%ほど得点できれば合格できたようです。因みに水産学科は7割近くの得点が必要だったようです。近大マグロは高嶺の花子さんです。
もちろん興味・関心のない分野への受験を無理に勧めているわけではありません。但し、学問というのは幅広く、隣接分野なら研究対象が多少異なっても、その手法や習得できるアカデミックな知識では重なる部分もあります。学部内併願を考える場合の参考にしてもらえればと思います。
ところで、この「狙い目情報」ですが、世間に行き渡りすぎると競争相手が増えてしまって序列が変わるかもしれません。仲の良いお友達だけにこっそりと知らせる程度にしておいてください。