理系に関しては、分野ごとの募集人数と希望者数によって難易度の序列ができているという状況です。言い換えれば、実質倍率が高ければ、合格最低得点率が高いという相関が強いことから、募集単位ごとの志願者の学力帯はほぼ同じだとも考えられます。
【出願・合格者数】学部単位でまとめると、先端理工学部の共通テスト利用(前期+中期)の志願者数は前年比120%、人数では196人増えていますが、一般選抜(前期+中期)の志願者数は前年比88%と減少しています。これは文系の逆で、国公立受験者層が多く集まっていると考えられます。先端理工学部の実質倍率は、一般(前期+中期)では2.0倍➡1.8倍、共通テスト利用(前期+中期)1.8倍➡1.5倍と同じような動きとなっています。

【トピックス】農学部の実質倍率(一般+共通テスト利用合計)がここ3年で2.7倍➡2.4倍➡2.7倍と変動しています。つまり隔年現象を起こしているわけですが、合格最低得点率はほとんど動いていません。つまり受験者の学力層の変化は少ないと考えられます。入試は抽選ではありませんから、2027年度には倍率が下がるだろうから狙い目だ!といった考え方はどうかと思われます。
先端理工学部に関し、数理・情報科学課程や、環境生態工学課程など、合格最低得点率が4割前後の募集単位もあります。4割ということは、入試3科目のうち、1科目が不得意でも他の2科目で取り返すことができれば合格ラインに到達する可能性があるということです。過去問演習で2科目だけでも相性が良いと判断できれば、チャレンジするという考え方もできるのではないでしょうか。
詳しくは7月12日に新大阪丸ビル別館にて開催予定の「関西8大学大研究」でお知らせします。お楽しみに。

