小学生・中学生・高校生対象の学力アップ・中学受験・高校受験・大学受験志望校合格を目指す個別指導の学習塾

初めから完璧を求めず、まず一分野ができるように集中する。

教務課 教育技術研究所
十三駅前教室 学習プランナー

延康史先生

まず1つ得意な教科・分野・問題・パターンをつくる

私は、教室で一人ひとりの生徒さんを指導する際、心がけていることの一つに特化というものがあります。

特化=目標と学習内容の絞込みについて

具体的に申し上げますと「まず1つ得意な教科・分野・問題・パターンをつくる」ということです。
「学校の成績が全体的(全科目)に良くない」という悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。
生徒さん一人ひとりの状況にもよりますが、塾の1回80分の授業で扱える学習内容と量は普段学校で扱う内容と量に比べると本当に限られたものになります。そのため塾の授業で扱う内容、授業外(自習・宿題)で扱う内容、授業で扱う量、授業外で扱う量、について生徒さん一人ひとり慎重に決めていきます。
先ほどのお悩みの場合、私はよく保護者の皆様、生徒さんに以下のことを提案させていただきます。
「初めから全教科・全範囲の完璧を求めず、まずは1科目・1分野・1つのパターンを出来るようになることに集中してみてはいかがでしょうか」と。

理由は2点あります。
1点目の理由は「完璧にあれもこれもしましようというより、絞り込み・集中してこれだけしましょうという方が、勉強に対するやる気の出る可能性が高い」からです。
2点目の理由は「複数のことを同時並行でこなすよりも、1つのことを集中してこなす方がやるべき内容・量も絞り込まれ、1つのことに対して使える時間も増え、成果が出る可能性が高い」からです。 成績が上がるかどうかは今更申し上げるまでもなく、生徒さんご自身のやる気と一定の学習絶対量(授業時間および自学習時間)が大きく影響してきます。そのため少しでもやる気が自然に出てくるように目標設定は慎重に行い、目標達成のための学習の絶対量を確保できるように、するべきことを絞り込みます。

成績が全体的に良くないという生徒には

「成績が全体的(全科目)に良くない」という生徒さんにとってはおそらく「勉強すること」自体に嫌悪感を抱いている場合が多いかと思われます。そのような状況でこちらからいきなりただでさえ嫌なものをよりにもよって全部頑張りましょう、と提案したところで、生徒さんがやる気になるのかは非常に疑問を感じるのではないでしょうか。
例えば大阪府の中学生の方で公立高校を志望する場合は、確かに副教科まで含めた全9教科を勉強して全9教科で点数を伸ばすことが志望校合格のための1つの目標にはなりますし、成功体験を重ねた生徒さんには右記の目標を提案します。
しかし、例えば、今回、全科目の成績が45点前後の生徒さんに最初の目標として次回の試験の目標点を提案する場合、次のどの提案が生徒さんにとってやる気が出やすいでしょうか。

①「次の試験で全教科80点越えよう」
②「次の試験で英語と国語と数学を80点越えよう」
③「次の試験で英語だけ80点越えよう」

大方は①よりも②、②よりも③の方が難易度が下がるので、勉強が嫌いな生徒さんも「頑張ればできそうだな、できるかもしれない」と思うのではないでしょうか。この「できそうかな」ということを生徒さん自身に感じてもらうことが非常に重要です。
少し極端な例を出しましたが、これは何も科目だけの話ではなく、1科目の中の分野についても同様に言えることですし、1分野の中の問題パターンについても言えることです。
このように私の教室では、一人ひとりの生徒さんの現状と目標をふまえた上で、その生徒さんにあった目標を提示させていただき、さらにその目標にあわせて絞り込まれた内容の授業を提供することを心がけて実践しています。

※本文中の赴任教室名・部署名は原稿当時のものです。現在とは異なる場合があります。

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