入試説明会や対策講座の案内ばかりしていたので、ちょっとここらへんでお楽しみイベントも紹介しておきます。

大阪の大谷中学校・高等学校では今月28日(土)29日(日)の2日間、文化祭が開催されます。こちらはもちろん在校生向けの行事なのですが、小学生女子及び保護者も見学する事ができます。
というわけで、大谷中学校志願者はもちろん、少しでも興味のある小学生は一度在校生の様子を見てみてはいかがでしょうか。事前申し込み制となっていますので学校HPよりお申し込みください。
入試説明会や対策講座の案内ばかりしていたので、ちょっとここらへんでお楽しみイベントも紹介しておきます。
大阪の大谷中学校・高等学校では今月28日(土)29日(日)の2日間、文化祭が開催されます。こちらはもちろん在校生向けの行事なのですが、小学生女子及び保護者も見学する事ができます。
というわけで、大谷中学校志願者はもちろん、少しでも興味のある小学生は一度在校生の様子を見てみてはいかがでしょうか。事前申し込み制となっていますので学校HPよりお申し込みください。
2022年2月28日に一人で盛り上がって書いたブログ
【速報】京都府立大学に付属高校を設置??【京都の私学に激震走る?】 « 学校選びの道しるべ|開成教育グループ 入試情報室 学校・入試情報ブログ (kaisei-group.co.jp)
の続報が発表されました。
私の2年前の妄想では洛北?と思っていたのですが、全く異なるかたちになりそうです。
9月6日の京都府の発表では、対象高校は2校となります。1年次は農業学科群、2年次より農業バイオ科、環境緑地科に分かれる南丹市の京都府立農芸高校と、普通科に加えて、森林リサーチ科のある本校と、農業科、家政科を設置する美山分校から成る京都府立北桑田高校が京都府立大学の「系属高校」という位置づけになるそうです。
受け入れ側の京都府立大学は農学食科学部の農学生命科学科と環境科学部の森林科学科の2学科のみですから、この2校の農業系の学科からの優先枠が設けられるわけです。京都府立大学の受け入れ学科の募集人員の1割を「系属高校」からの優先入学枠にするとの事ですが、農学生命科学科の募集人員は一般選抜35名、学校推薦型選抜15名の計50名、森林科学科の募集人員は一般選抜25名、学校推薦型選抜11名の計36名ですから、それぞれで4~5名という枠になりそうです。2027年度入学生から、とのことですから現在の高校1年生以下の学年が対象となるようです。
この協定の調印は10月下旬ということですので、そこがスタートラインというわけですね。しかしこういった目的の高大連携は想像していませんでした。まだまだですわ。
ハンドボールも3位決定戦を行わないので、準決勝で敗退した学校も含めたベスト4校を紹介します。
【男子】
優勝 駿台甲府高等学校(山梨県)
準優勝 香川県立香川中央高等学校(香川県)
準決勝 岡山県立総社高等学校(岡山県)
準決勝 茨城県立藤代紫水高等学校(茨城県)
昨年は準決勝で敗退した駿台甲府高校と香川中央が共に決勝戦に進み、駿台甲府高校が初優勝を決めました。
【女子】
優勝 昭和学院高等学校(千葉県)
準優勝 白梅学園高等学校(東京都)
準決勝 神戸星城高等学校(兵庫県)
準決勝 香川県立高松商業高等学校(香川県)
昭和学院高校は昨年準優勝、その前は優勝で、今年準優勝だった白梅学園高校は昨年の優勝校というわけで、どちらも安定して強豪校なのですね。
因みに、近畿大会での優勝・準優勝校は・・・
【男子】
優勝 京都府立洛北高等学校(京都府)
準優勝 大阪偕星学園高等学校(大阪府)
【女子】
優勝 神戸星城高等学校(兵庫県)
準優勝 四天王寺高等学校(大阪府)
この結果、神戸星城高校は昨年度に続いてインターハイに参加し、立派に全国ベスト4まで進んだのでした。神戸方面在住のハンドボール女子、神戸城星高校はいかがですか?
大阪府には2012年に成立した、3年間連続で定員を下回った公立高校は再整備(統廃合検討)の対象にするという条例があります。
大正白稜高校は泉尾高校と大正高校を統合して6年前にできたばかりの高校ですが、定員を上回ったのは開校初年度だけで5年連続定員割れとなりました。また人口急増期の1983年に地域の要望により作られた堺市の福泉高校も4年連続の定員割れとなっていました。
最初に紹介した条例の規定によって、残念ながらこの2校の、2026年度以降の募集停止が先日発表されました。今の中学3年生の学年が最後の入試となります。因みに福泉高校は吉本興業のタレント、山田花子氏の母校だそうです。もちろんここはタレントを養成するところではありませんが、あのような個性的なキャラクターを育んだ学校が無くなるというのも寂しいかぎりです。
大阪府は世帯年収に関わらず、私学も含めて高等学校の「高等学校授業料無償化」が段階的に導入されていますが、この影響もあって2024年度入試では私立高校の専願率が上がりました。その結果、大阪府立高校145校のうち70校が定員割れとなってしまいました。
今後も大阪では公立高校募集停止の流れが続いていくことになるのでしょうか。
3泊のテント泊を含む4日間で行われる登山のインターハイは、この暑さですから、技術や知識だけでなく、体力も勝敗には大きく影響します。さて、全国から集まった登山部、山岳部、ワンダーフォーゲル部で総合成績上位3校を紹介します
【男子】
1位 北海道旭川東高等学校(北海道)
2位 愛媛県立松山南高等学校(愛媛県)
3位 秋田県立秋田高等学校(秋田県)
旭川東は121年前に開かれた旧制中学校、松山南は133年前に開かれた旧制高等女学校、秋田高校は151年前に設立された洋学校をそれぞれルーツに持つ、超伝統進学校が並んでいます。
【女子】
1位 長崎県立長崎北陽台高等学校(長崎県)
2位 北海道旭川東高等学校(北海道)
3位 岩手県立盛岡第一高等学校(岩手県)
旭川東は男子のところで紹介しましたが、盛岡第一高等学校も144年前に設立された旧制中学校がルーツです。登山には伝統校が強いのか?とおもいきや、長崎北陽台高校は創立45年の比較的若い学校です。しかし男女とも登山部は強豪で、女子は2年ぶり3度目の優勝です。3年生が多く参加していたようですが、この持久力と集中力は今後の進路決定にも生かされることでしょう。
因みに近畿圏の最高位は男女とも兵庫県立長田高等学校の山岳部(男子は15位、女子は11位)でした。そういえばこちらも104年の伝統を持つ進学校(2024年度合格実績=東大4、京大26、阪大41、神戸大50を含む国公立217)です。中学生諸君、進学校の登山部・山岳部をめざしましょう。
2024年度の大阪府高校入試は段階的に導入されている授業料無償化の影響もあり、多くの公立高校で定員割れする事態となりましたが、それに対応するべく2026年度入試(現在の中学2年生が受験する入試)からの改革が検討されています。
そこで、府教育委員会は「府学校教育審議会」という諮問機関を作って、そこで制度設計を行ってきましたが、23日にその内容がマスコミ各社から報道されました。
ポイントは以下の3点です。各項目を番号、「発表内容」=理由と解説>このブログを書いている人の個人的な意見、の順番で紹介します
①「数週間程度早めることが望ましい」=入試日程を早くするということです。公立高校の志願者が減ったのは入試日程が私立よりも遅いから、との理由で、現時点では2月下旬に特別選抜と同じ日程での開催が提案されています。>いやいや、前期入試が導入されたこともありましたが、基本は何十年も日程は変わっていません。このことは今年公立志願者が大きく減った理由にならないと思うのですが・・・。それよりも2月に入試が終わるということは、中学校の3学期って実質1か月ほどしか授業ができなくなると思います。これは義務教育の質の低下につながるのではないでしょうか。
②「アドミッションポリシー選抜枠」(仮称)の新設=各学校が求める生徒像に合う生徒を優先的に合格させる「枠」を作ることが提案されています。>入試には公平性も求められると思うのですが、学力以外の基準で合格できる道をつくることで、その公平性は担保できるのでしょうか。そもそもですが現在発表されている各校の「アドミッションポリシー」はそれほど大きな違いはなく、各高校での運用も難しいのではないでしょうか。
③「複数校志願」制度の導入=第一志望校が不合格になっても第2志望の合否判定が受けられる、という制度が提案されています。近隣では兵庫県の学力検査や京都府の中期選抜でも行われている制度です。>②の枠によって各学校の特色・独自性を重視するという方針と矛盾する考え方だと思います。例えば京都府の制度では、募集定員の90%までは第一志望校の合格、残りの10%枠に対しては、他校で10%枠に入った人も含めて改めて選抜されるわけですが、これは「公立高校の教育内容はどこも同じ」との建前があるから成立している制度です。公立高校には特色や違いがあるよ、と言いつつ、空いている席があればそれと関係なく入れてあげてもいいよ、というのは高校の御都合主義ではないでしょうか。その学校の特色を理解して選択し、受験した生徒を不合格にして、他校を志願していた受験生を入学させる必要性は理解できません。公立高校の学費の安さというアドバンテージが無くなるわけですから「第一志望校ではないけれど、この学校も良さそうだ」との考えで選んだ私立高校に結果的に入学する事もある現在の制度で何ら問題は無いのではないでしょうか。
将来の15歳の子どもを不安にさせるような事のないように、今後の関係者による冷静かつ建設的な議論を期待したいと思います。
長崎で開催されたホッケーの結果です。こちらは3位決定戦を行っていないので、ベスト4を紹介します。
【男子】
優勝 島根県立横田高等学校(島根県)
準優勝 富山県立石動高等学校(富山県)
準決勝出場 岩手県立沼宮内高等学校(岩手県)
準決勝出場 滋賀県立伊吹高等学校(滋賀県)
【女子】
優勝 福井県立丹生高等学校(福井県)
準優勝 岐阜県立岐阜各務野高等学校(岐阜県)
準決勝出場 富山県立石動高等学校(富山県)
準決勝出場 宮崎県立真鍋高等学校(宮崎県)
すべて公立高校。近畿圏からは伊吹高校だけとなっています。因みに大阪の羽衣学園もホッケーの強豪で知られていますが、今年は女子が準々決勝で惜しくも敗れています。恐らく高校入学後に初めてこの競技に触れたという選手も多いはずです。高校入学を機に新しい競技を始めてみるのも良いかもしれませんね。
こちらは長崎で開催されたアーチェリーの団体戦の結果です。高校生も一般と同じく70m先に設置された的を射るわけですが、炎天下の屋外で集中力を維持するのも大変そうです。
【男子】
1位 愛知産業大学三河高等学校(愛知県)
2位 近畿大学附属高等学校(大阪府)
3位 広島県立佐伯高等学校(広島県)
【女子】
1位 聖マリア女学院高等学校(岐阜県)
2位 近畿大学附属高等学校(大阪府)
3位 大分東明高等学校(大分県)
男女とも近畿大学附属高等学校(学校の部活名は「洋弓部」)が2位というのは快挙ですね。この高校は毎年1000名前後が入学するマンモス校ですので、運動部だけでも20のクラブがあります。これは魅力的ですね。
この夏も九州北部を主会場として全国高等学校総合体育大会(インターハイ)が開催されました。
ヨットに関しては和歌山で今週開催されました。そして学校ごとの総合順位のベスト3は以下の通り
【男子】
1位 霞ヶ浦高等学校(茨城県)
2位 慶應義塾高等学校(神奈川県)
3位 清風高等学校(大阪府)
確かに清風高校ヨット部は世界大会にも出場の強豪校ですから納得です。因みに清風高校のボート部も男子舵手つきクォドルプル(一人2本ずつのオールを持つ4名と舵手1名、計5名で戦うボート競技の花形)で全国3位になっています。5名のチームワークがものをいうこの種目は体力だけでは勝てません。さすが水都大阪代表校ですね。
【女子】
1位 山口県立光高等学校(山口県)
2位 千葉県立磯辺高等学校(千葉県)
3位 愛知県立半田高等学校(愛知県)
こちらはベスト3すべてが公立高校です。ヨットは艇庫の維持や練習場所への移動など費用が掛かりそうなイメージですが、これらの学校には何か特別な背景があるのでしょうか。因みに関西の学校での最高位は15位の兵庫県立西脇高等学校なのですが、西脇市には海がありません。これまた不思議。
小中学生の皆さん、このような種目の部活がある学校を選んでみても面白いかも知れませんよ。
いやぁ今年の夏も暑いですな。もはや「異常」だと言っていても仕方がないので、こちらから環境に適応すべく、庭にバナナとタロイモ植えたら、食費が浮くかなと・・・
それはさておき9月15日(日)開催予定の「開成進学フェア2024」(大阪会場)は来場者の申し込み受付中なのですが、こちらも既に来場予約が3000名を超え、熱く盛り上がっています。
「高校入試分析会(大阪)」は3回に分けて開催する予定だったのですが、各回の定員700名(つまり合計2100名)がすべて満席となり、急遽あと1回分増設することにしました。
「公立高校教育講演会」も天王寺、住吉、市岡、四條畷の各校が満席、北野と生野も残席わずかとなっています。360名定員の「中学入試分析会(私立)」もそろそろ満席。この様子ですと過去最高の来場者数になるかも。
(ブース出展予定の私立中高教職員の方への業務連絡です。多くの来場が見込まれます。休憩時間を確保するために交代要員のご用意をお勧めします。休憩室はいつもの通りマイドームおおさかの8階にお部屋を用意しております。よろしければ1階のファミリーマートとミスタードーナツの特設店舗もご利用ください。)