高校ごとの大学合格実績2024(大阪府)難関10国立大学

2024年10月10日 木曜日

今年も毎日新聞社刊行「サンデー毎日増刊 大学入試全記録 高校の実力」という本を買ってしまいました。436ページにデータが詰まって1870円。私にとっては安いぞ。

そこで、大阪府の高校についてデータ化してみました。

まず、最初は旧帝国大学+東工大(ああ、この名称もこれで最後かぁ)+一橋大+神戸大の難関10国立大学合格者数を卒業生数で割った「占有率」でランキングを作ってみました。SSというのは高校入試での開成公開テストでの基準偏差値です。要するに入学時点の難易度だと思ってください。

まずはベスト20校です。

ほお、北野は7割近くが難関国立に合格しているのですね。2位の大阪星光も半分を超えています。さすがですね。

それではこの割合と入学時の難易度で分散図を作成してみました。

すると相関係数R^2=0.77と強い相関が出ました。これらの大学をめざすのなら、まず高校入試から頑張る必要があるようです。

【和歌山の学校だけど】初芝橋本高等学校 「学校説明会inなんば」【大阪府民が約半数】

2024年10月9日 水曜日

初芝立命館中高、初芝富田林中高、初芝橋本中高を運営する学校法人大阪初芝学園が「利晶学園」と名称変更したニュースは5月にこのブログで紹介しました【スクープ】初芝立命館中学校 高等学校が「利晶学園大阪立命館」に【校名変更】 « 学校選びの道しるべ|開成教育グループ 入試情報室 学校・入試情報ブログ (kaisei-group.co.jp) 。それに伴い初芝立命館は「利晶学園大阪立命館」と校名変更したのですが、それ以外の2校の校名変更はありませんでした。その中の一つ、初芝橋本から説明会のご案内が届きました。

今回の会場はなんばパークス。確かに初芝橋本の在校生の半分ほどが大阪府民なので大阪で説明会をするのも合理的です。

立命館大学とも提携している初芝橋本高校に興味のある受験生は参加してみましょう。

【楽器経験のある女子】ノートルダム女学院 オーケストラクラブ推薦入試制度【大歓迎】

2024年10月7日 月曜日

ドボルザークの交響曲第9番「新世界より」・・・世界中の人が知っているクラシックの名曲で、2楽章の一部の旋律が「家路より」と名付けられ、下校時のチャイムとしても使われているので日本でも有名ですが、この全曲を2024年4月にびわ湖ホールで全曲演奏したのが、このノートルダム女学院のオーケストラクラブなのです。

オーケストラとは弦楽器5部(バイオリン2チームにビオラ、チェロ、コントラバス)に管楽器、打楽器が加わった演奏形態のことですが、ここ400年弱の間に作られた多くの管弦楽曲・交響曲がこの編成で再現できるようになっています。この4月にノートルダム女学院の中高生が、1893年にドボルザークが楽譜に書いた通りに、当時と同じ構造の楽器を使って手分けして音を出したら、131年前にニューヨークのカーネギーホールのお客さんに与えたのと同じ(いや、それ以上の)感動を、びわ湖ホールでも与えることができたというわけです。(正確に言うと、ドボルザークの手書きの楽譜をドイツの出版社が清書して印刷したのですが、ドボルザークの書き間違いと出版社の清書し間違いをドイツ在住のブラームスらが校正したので、初演楽譜と違っている部分があるようですが、演奏者でなければ気がつきません。)

閑話休題、このような演奏形態をクラブとして持っている学校は京都市では文化都市といえども5校(洛星、同志社、同志社女子、京都女子、京都ノートルダム女学院)の私立のみとなっています。

前置きが長くなりましたが、ノートルダム女学院中高では、「オーケストラクラブ推薦」という制度があります。合奏経験のある楽器経験者(特に弦楽器)はもちろん大歓迎されるのですが、そうでなくてもピアノなどの楽器経験があれば初心者でも戦力になれる教育力がこのクラブにはありますので、大丈夫です。ひとまず一度相談してみてはいかがでしょうか。びわ湖ホールの舞台、気持ちいいですよ。

梅花中学校・高等学校 チアリーディング部 創部20周年記念公演

2024年10月4日 金曜日

日本には多くのチアリーディング部がありますが、その頂点を決める「チアリーディング日本選手権大会」というのが毎年8月に開催されています。

過去16年分の優勝~3位までの学校名がウィキペディアに落ちていたので、それを元に日本チアリーディング協会のHPも参考に表にまとめてみました。今回の主役である梅花中高大を太文字で示しています。

【中学校の部】

梅花女子中学校のチアリーディング部は創部4年目にはいきなり優勝しています。しかもたまたまというわけではなく、2018年まで連続して準優勝以上です。

【高等学校の部】

歴代の優勝校を見ると、箕面自由学園と梅花の2校の校名しか出てきません。特に箕面自由学園はここ16年間で優勝か準優勝しかありません。全国大会は池田のアゼリアホールで良いんじゃないかな。

【大学の部】

箕面自由学園には大学がありませんので他の大学名が入ってきます。しかしこのようにまとめてみると梅花女子大の安定した強さが際立ちますね。

と前置きが長くなりましたが、梅花中学校・高等学校のチアリーディング部は創部20周年を迎えるそうですが、その記念公演が12月に開催されます。全国レベルの演技を間近で見ることができるチャンスです。ご興味のある皆さんは是非ご覧ください。

【韓国行きチケットが】建国中学・高等学校オープンスクール【当たるかも?】

2024年10月3日 木曜日

大阪住吉区の建国中学・高等学校からオープンスクールのご案内が届きました。韓国系の学校ですが、半分くらいは日本国籍の生徒が在籍しているこの学校は、日常的に日本語、韓国語、英語が飛び交っており、以前お邪魔した時にはドラマを使った中国語の授業まで行われていました。いろんな言語ができたら便利ですね。

こちらのオープンスクールもその自慢の韓国語講座とキムチチゲの給食がセットになっており、クラブ体験も用意されています。

というわけで、韓国系のルーツでなくても、韓国の言語や文化に興味のある小中学生は参加してみてはいかがでしょうか。

因みに参加すると景品が頂けるそうですが、抽選景品に韓国行きのチケットが含まれているそうです。これは熱いぞ!

【ひとまず】大阪府公立高校入試日程変更 令和10年から?【先送りか?】

2024年9月27日 金曜日

8月27日のこのブログで紹介した大阪府の公立高校入試改革【大阪府公立高校入試】「府学校教育審議会」答申発表される【2026年度入試から】 « 学校選びの道しるべ|開成教育グループ 入試情報室 学校・入試情報ブログ (kaisei-group.co.jp)

についての続報が9月25日に発表されました。

8月の段階では2026年度入試、つまり現在の中学2年生が受験する年度から変更するとしていました。しかし先のブログと同じように私立高も公立中もこの変更内容に対して懸念を表明したらしく、少なくとも導入時期を令和10年度(2028年度)へと先送りするようです。

令和10年度といえば現在の小学6年生が受験する学年です。ということは、来春から中高一貫型の私立中学に入学してしまえばこの混乱を回避する事ができるということでもあります。

もし、そのような流れが広がれば、令和10年度以降の公立高校入試は定員割れがさらに増加するのではないでしょうか。大阪府教育庁は入試の変更ではなく、府立高校の備品や設備(少なくともトイレ)のリニューアル、さらには教員の加配や実験・実習助手の導入などの後方支援を提案するべきだと思います。

【岸和田に】私立6校 合同イブニング 進学相談会 2024【6校集結】

2024年9月26日 木曜日

毎年岸和田の南海浪切ホールで開催されている私立高校合同の説明会のご案内が今年も送られてきました。大阪府南部の6校が合同で開催するブース相談形式の説明会です。9月の開成進学フェアに参加できなかった方はもちろん、その後に志望校を変えようかなと考えている受験生も是非参加してみましょう。平日ということもあり、早い時間帯が空いています。参加費はもちろん駐車場も無料です。自家用車をお持ちのご家庭はおうちの方に連れて行ってもらいましょう。

【満員御礼】開成進学フェア【滋賀】来場者の学年別割合

2024年9月19日 木曜日

こちらも学年別の集計を計算してみました。

滋賀県はそもそも中学受験率が低い地域ですから、小学生の割合が低くなっています。従ってこのデータから中学受験への関心度の変化を読み取るのが難しいのですが、中学生に関しては大阪と同じように受験学年の中3ではなく、中2の割合が高くなっています。やはり学校選びのタイミングが早くなっているようです。中2生対象の募集イベントやガイダンスが求められているのかも知れません。

【満員御礼】開成進学フェア【大阪】来場者の学年別割合

2024年9月18日 水曜日

昨日の続きですが、学年別の割合計算し、昨年との比較をしてみました。

コロナ禍前は中3生の割合が7割を超えていたのですが、昨年度は6割を下回り、今年はさらに低くなっています。同じく小学6年生の割合も下がっています。

と、いうことは・・・受験学年ではなくその前の学年の割合が増えているということです。

当日「進学相談ブース」という当社員による進学相談ブースも作ったのですが、設置した2ブースでは長蛇の列ができてしまい最終8ブースまで増設して対応したのですが、ほとんどが私学に関する質問でした。やはり大阪では私学への関心が今まで以上に高まっていると考えられます。中学受験に関してはこれからプレテストのシーズンに入りますが、その動員数にも注目していきたいと思います。

【満員御礼】 開成進学フェア(大阪会場)無事終了

2024年9月17日 火曜日

9月15日(日)に開催されました開成進学フェア(大阪会場)ですが、多くの来場者を集めて無事終了しました。予定されていた講演も全て実施する事が出来ました。ご尽力いただいた皆様に御礼申し上げます。

来場者数は速報値ですが3,705,名。昨年3,566でしたのでそれを超える結果となりました。

因みに1階会場で出店していたファミリーマートの特設店舗は13万円以上、ミスタードーナツは26万円以上の売り上げだったとの事。来場者の滞留時間が伸びたということかもしれません。久しぶりに復活した抽選会も大盛り上がり。

受験生の皆さん、ここだ!と思う学校は見つかりましたか?見つかった方はその学校に合格するための対策を、まだの方はさらにオープンスクールなどに参加してみましょう。