8月27日のこのブログで紹介した大阪府の公立高校入試改革【大阪府公立高校入試】「府学校教育審議会」答申発表される【2026年度入試から】 « 学校選びの道しるべ|開成教育グループ 入試情報室 学校・入試情報ブログ (kaisei-group.co.jp)
についての続報が9月25日に発表されました。
8月の段階では2026年度入試、つまり現在の中学2年生が受験する年度から変更するとしていました。しかし先のブログと同じように私立高も公立中もこの変更内容に対して懸念を表明したらしく、少なくとも導入時期を令和10年度(2028年度)へと先送りするようです。
令和10年度といえば現在の小学6年生が受験する学年です。ということは、来春から中高一貫型の私立中学に入学してしまえばこの混乱を回避する事ができるということでもあります。
もし、そのような流れが広がれば、令和10年度以降の公立高校入試は定員割れがさらに増加するのではないでしょうか。大阪府教育庁は入試の変更ではなく、府立高校の備品や設備(少なくともトイレ)のリニューアル、さらには教員の加配や実験・実習助手の導入などの後方支援を提案するべきだと思います。