ジェンダーレスといわれている中で、このような時代錯誤な話題もどうかと思いつつ、「女子は実家から通う大学を選ぶ傾向が強い」という都市伝説を実証して見ようと思いまして、当グループの受験生動向を調べてみました。
通学が不可能と考えられる都道府県の国公立大学に進学した生徒の性別を調べてみると
2020年 | 2021年 | 2022年 | |
男子 | 61.6% | 60.2% | 55.3% |
女子 | 38.4% | 39.8% | 44.7% |
やはり、思った通り男子の方が多かったのですが、年々その割合は下がってきています。因みに合計実人数はコロナ禍の影響をものともせず?増加しています。
ところで、地方国公立に合格したけれども入学しなかったという生徒がここ3年間合計で66人いたのですが、その性別を調べてみると・・・
2020年 | 2021年 | 2022年 | 合計 | |
男子 | 15人 | 17人 | 17人 | 49人 |
女子 | 4人 | 4人 | 9人 | 17人 |
あれ?男子の方が明らかに多い?
そうかぁ男子は浪人を選んだのか?と思って調べてみると、関西なら立命館大学に17人、関西大学に15人などお家から通える私立大学に入学しているのです。というわけで、親元を離れたくない男子が増えているかも、というお話でした。