関関同立の占有率も集計してみました。

昨年9位だった春日丘が2位にランクイン、逆に昨年6位だった千里が同志社と立命館の合格者が4割以上減少して15位になっています。立命館大と関大に強い三島も安定のランクインです。

分散図を作成すると、入学難易度との相関が無いことがわかります。一般選抜では入試科目が少なく、出題傾向の変化が少ない関関同立ですから、正しく対策をしておけば合格できるというわけですね。
関関同立の占有率も集計してみました。
昨年9位だった春日丘が2位にランクイン、逆に昨年6位だった千里が同志社と立命館の合格者が4割以上減少して15位になっています。立命館大と関大に強い三島も安定のランクインです。
分散図を作成すると、入学難易度との相関が無いことがわかります。一般選抜では入試科目が少なく、出題傾向の変化が少ない関関同立ですから、正しく対策をしておけば合格できるというわけですね。
次に近畿圏の国公立大学の合計合格者数を卒業生数で割ってみました。昨年度から元資料に福知山公立大学が掲載されていないので、除外して集計しています。あれ?昨年トップだった茨木が8位。昨年よりも40名も減っています。念のため高校のHPでも確認しましたが、間違いなさそうです。大阪大の合格者数が20名以上減っていますので、京大以上に強気出願した受験生がいたのかもしれません。
同じく分散図を作成してみました。
これも難関10国立と同じような傾向になりました。文理学科ではない富田林、泉陽、春日丘でも卒業生の3割程度が国公立に合格しています。
今年も毎日新聞社刊行「サンデー毎日増刊 大学入試全記録 高校の実力」という本を買ってしまいました。436ページにデータが詰まって1870円。私にとっては安いぞ。
そこで、大阪府の高校についてデータ化してみました。
まず、最初は旧帝国大学+東工大(ああ、この名称もこれで最後かぁ)+一橋大+神戸大の難関10国立大学合格者数を卒業生数で割った「占有率」でランキングを作ってみました。SSというのは高校入試での開成公開テストでの基準偏差値です。要するに入学時点の難易度だと思ってください。
まずはベスト20校です。
ほお、北野は7割近くが難関国立に合格しているのですね。2位の大阪星光も半分を超えています。さすがですね。
それではこの割合と入学時の難易度で分散図を作成してみました。
すると相関係数R^2=0.77と強い相関が出ました。これらの大学をめざすのなら、まず高校入試から頑張る必要があるようです。
当グループの大学受験生に、「一番時間をかけた科目」と「受験直前に一番困った科目」をアンケートしたことがありますが、その結果、どちらも「英語」との回答が一番多くなりました。というわけで、龍谷大学のこの講座、多くの受験生が望んでいるものなのでしょう。
各地で行われるこの講座、毎週のように各地の会場で開催されます。しかも最寄り会場の日程で都合がつかなかった受験生向けにLIVE配信も用意されています。
人気の龍谷大学を志望している受験生は是非受講しましょう。
日本には多くのチアリーディング部がありますが、その頂点を決める「チアリーディング日本選手権大会」というのが毎年8月に開催されています。
過去16年分の優勝~3位までの学校名がウィキペディアに落ちていたので、それを元に日本チアリーディング協会のHPも参考に表にまとめてみました。今回の主役である梅花中高大を太文字で示しています。
【中学校の部】
梅花女子中学校のチアリーディング部は創部4年目にはいきなり優勝しています。しかもたまたまというわけではなく、2018年まで連続して準優勝以上です。
【高等学校の部】
歴代の優勝校を見ると、箕面自由学園と梅花の2校の校名しか出てきません。特に箕面自由学園はここ16年間で優勝か準優勝しかありません。全国大会は池田のアゼリアホールで良いんじゃないかな。
【大学の部】
箕面自由学園には大学がありませんので他の大学名が入ってきます。しかしこのようにまとめてみると梅花女子大の安定した強さが際立ちますね。
と前置きが長くなりましたが、梅花中学校・高等学校のチアリーディング部は創部20周年を迎えるそうですが、その記念公演が12月に開催されます。全国レベルの演技を間近で見ることができるチャンスです。ご興味のある皆さんは是非ご覧ください。
神戸市長田区の神戸常盤大学は、1908年の女学校がルーツですが、4年制大学が開学したのは2008年と創立16年の若い大学です。短大時代から設置していた幼児教育、衛生技術を軸に学科を増やしていき、教育学部にはこども教育学科が、保健科学部には看護、医療検査、診療放射線、口腔保健の4学科が設置されています。この中の看護学科が2025年から学部昇格する予定だそうです(現在申請中)。保健科学部の学科である現在でも高い就職率を誇っている看護学科が、学部としてさらにカリキュラムや教授陣が整備されるのは楽しみですね。詳しくは大学HPをご確認ください。
毎年近畿圏で何校の短期大学が廃止になっているのかをグラフにしてみました。すると2000年を境にそのペースが上がっていることがわかります。
因みに存続年数が15年未満と短命だった短大一覧も作ってみました。
立命館大学も1950年に短期大学の募集を始めますが、初年度から受験生が少なく、何と2年目には廃止の決断を行います。同志社も同じような状況で募集したのは僅か4か年だけでした。
短期大学は就業年数の短さから学費も抑えられ、早期から社会で働くことができるというメリットがありますが、もっと時間をかけて知識や経験を積める4年制大学の方が、今の高校生にとって魅力的に感じられるのかもしれません。
先ほど京都文教短期大学が2026年度から募集停止するとのニュースが飛び込んできました。
短期大学制度が認められた1950年には全国で149校の短期大学が作られましたが、その3年後には4年制大学を超える228校となりました。高度成長期には、短期大学卒業者は、流通業界はもちろん一般企業でも事務労働力としてもてはやされており、高い就職率を誇っていました。従って短期大学を志願する高校生女子も多く、例えば1980年代の予備校や塾での夏期講習の「短大進学クラス」は100名規模の定員がすぐに満席になるような状態でした。しかしその後、技術発展によるOA化や男女雇用機会均等法の影響もあり、4年制大学志向が進みます。それに伴い短期大学志願者は急減していきました。1995年を境に女子の4年制大学への進学率が短期大学への進学率を上回るようになり、その後も短期大学進学率は減少の一途を辿っています。
そんな中で、近畿圏でも4年制大学に付属している短期大学部の募集停止や4年制大学への転換が進みました。2015年以降でもご覧の17校が廃止、もしくは廃止予定となっています。その多くは同じ法人が運営する4年制大学へと引き継がれていますが、他の法人との合流や、これを機会に法人としては高等教育機関から撤退したところもあります。
(続く)
英検、留学に強い、というより関西で最強ともいえる大阪薫英女学院中学校からプレテストの案内が届きました。英語に強い学校ということで中学入試科目に英語も用意されていますが、昨年度から公立中高一貫校でも行われている適性検査型も導入されています。府立水都国際中学校受験者の併願としてもお勧めですね。
プレテストでも国語、算数、社会、理科に加えて英語と適性検査も選べるようになっています。適性検査型については1回目のみですが、公立中高一貫校女子受験者は力試しに受験してみてはいかがでしょうか。
因みにこのプレテストで国語、算数、(理科or社会)の3科型受験で高得点を取ると特別奨学の対象にもなるそうです。難関私立中学受験生も利用できそうですね。
大阪国際大学からオンラインの対策講座のご案内が届きました。学校推薦型(公募)入試に対する対策講座をオンデマンド方式で受講する事ができます。入試科目の英数国はもちろん、面接対策の講座まで用意されています。しかもこの講座を申し込めば入学検定料が免除という特典付き。というわけで大阪国際大学を考えている受験生は忘れずに利用しましょう。