
まずは上位20校です。大阪公立大や兵庫県立大が入ってきますので、順位が難関10国立と変わってきます。ベスト10のうち公立高校が8校入っています。4位の加古川東から大阪公立大に26名(学校HPでは27名)合格していますが、地理的にもちょっと意外です。

同じように散布図を作成してみましたが、これもあまり相関が無い、つまり同じ基準偏差値でも学校による合格実績の差が大きくなっています。これから高校受験をする中学生は、その理由にも注意しながら学校説明会を聞いて、学校選びの参考にしましょう。
まずは上位20校です。大阪公立大や兵庫県立大が入ってきますので、順位が難関10国立と変わってきます。ベスト10のうち公立高校が8校入っています。4位の加古川東から大阪公立大に26名(学校HPでは27名)合格していますが、地理的にもちょっと意外です。
同じように散布図を作成してみましたが、これもあまり相関が無い、つまり同じ基準偏差値でも学校による合格実績の差が大きくなっています。これから高校受験をする中学生は、その理由にも注意しながら学校説明会を聞いて、学校選びの参考にしましょう。
続いて兵庫県の高校の大学合格実績ランキングです。
まずは難関10国立大学のランキング、上位20校です。
1位は安定の灘。因みに国公立の医学部合格者数は現役で34名、既卒込で70名でした。旧帝大医学部合格の数字は重複するので単純加算はできませんが、それを割り引いてもほぼ全員が難関10国立か国公立医学部に合格しているようです。
3位の神戸大附属中等は昨年の10位から大躍進。1学年100名規模ですから、東大京大併せて11名というのは1割を占めていることになります。公立では長田、姫路西、神戸、加古川東が10位以内にランクインしています。
高校入学時の難易度と占有率の散布図を作成してみました。
高校募集のない学校は除外しています。大阪と違ってあまり相関が無いようです。つまり兵庫では、灘は例外ですが、入学時の難易度が高くても、進路には幅があることがわかります。
今回は産近甲龍+佛(今後、京都滋賀とも併せたランキングを作る予定なので、下ごしらえ)でランキングを作ってみました。
1位は昨年と同じ八尾、2位は昨年21位だった鳳。近畿大の合格実績が92名増の382名というのが大きな理由です。11位の泉陽の近畿大学実績は元資料では427ですが、学校HPでは314と発表されているので、学校発表の数字で計算しています。
こちらも分散図を作成してみました。
近畿大学系列の近大泉州は例外として、ほぼ偏差値55近辺の高校が集中してランクインしていることがわかります。産近甲龍佛を考えるなら、高校入学の段階でこのラインの高校をめざしておく必要がありそうです。
関関同立の占有率も集計してみました。
昨年9位だった春日丘が2位にランクイン、逆に昨年6位だった千里が同志社と立命館の合格者が4割以上減少して15位になっています。立命館大と関大に強い三島も安定のランクインです。
分散図を作成すると、入学難易度との相関が無いことがわかります。一般選抜では入試科目が少なく、出題傾向の変化が少ない関関同立ですから、正しく対策をしておけば合格できるというわけですね。
次に近畿圏の国公立大学の合計合格者数を卒業生数で割ってみました。昨年度から元資料に福知山公立大学が掲載されていないので、除外して集計しています。あれ?昨年トップだった茨木が8位。昨年よりも40名も減っています。念のため高校のHPでも確認しましたが、間違いなさそうです。大阪大の合格者数が20名以上減っていますので、京大以上に強気出願した受験生がいたのかもしれません。
同じく分散図を作成してみました。
これも難関10国立と同じような傾向になりました。文理学科ではない富田林、泉陽、春日丘でも卒業生の3割程度が国公立に合格しています。
今年も毎日新聞社刊行「サンデー毎日増刊 大学入試全記録 高校の実力」という本を買ってしまいました。436ページにデータが詰まって1870円。私にとっては安いぞ。
そこで、大阪府の高校についてデータ化してみました。
まず、最初は旧帝国大学+東工大(ああ、この名称もこれで最後かぁ)+一橋大+神戸大の難関10国立大学合格者数を卒業生数で割った「占有率」でランキングを作ってみました。SSというのは高校入試での開成公開テストでの基準偏差値です。要するに入学時点の難易度だと思ってください。
まずはベスト20校です。
ほお、北野は7割近くが難関国立に合格しているのですね。2位の大阪星光も半分を超えています。さすがですね。
それではこの割合と入学時の難易度で分散図を作成してみました。
すると相関係数R^2=0.77と強い相関が出ました。これらの大学をめざすのなら、まず高校入試から頑張る必要があるようです。
当グループの大学受験生に、「一番時間をかけた科目」と「受験直前に一番困った科目」をアンケートしたことがありますが、その結果、どちらも「英語」との回答が一番多くなりました。というわけで、龍谷大学のこの講座、多くの受験生が望んでいるものなのでしょう。
各地で行われるこの講座、毎週のように各地の会場で開催されます。しかも最寄り会場の日程で都合がつかなかった受験生向けにLIVE配信も用意されています。
人気の龍谷大学を志望している受験生は是非受講しましょう。
日本には多くのチアリーディング部がありますが、その頂点を決める「チアリーディング日本選手権大会」というのが毎年8月に開催されています。
過去16年分の優勝~3位までの学校名がウィキペディアに落ちていたので、それを元に日本チアリーディング協会のHPも参考に表にまとめてみました。今回の主役である梅花中高大を太文字で示しています。
【中学校の部】
梅花女子中学校のチアリーディング部は創部4年目にはいきなり優勝しています。しかもたまたまというわけではなく、2018年まで連続して準優勝以上です。
【高等学校の部】
歴代の優勝校を見ると、箕面自由学園と梅花の2校の校名しか出てきません。特に箕面自由学園はここ16年間で優勝か準優勝しかありません。全国大会は池田のアゼリアホールで良いんじゃないかな。
【大学の部】
箕面自由学園には大学がありませんので他の大学名が入ってきます。しかしこのようにまとめてみると梅花女子大の安定した強さが際立ちますね。
と前置きが長くなりましたが、梅花中学校・高等学校のチアリーディング部は創部20周年を迎えるそうですが、その記念公演が12月に開催されます。全国レベルの演技を間近で見ることができるチャンスです。ご興味のある皆さんは是非ご覧ください。
神戸市長田区の神戸常盤大学は、1908年の女学校がルーツですが、4年制大学が開学したのは2008年と創立16年の若い大学です。短大時代から設置していた幼児教育、衛生技術を軸に学科を増やしていき、教育学部にはこども教育学科が、保健科学部には看護、医療検査、診療放射線、口腔保健の4学科が設置されています。この中の看護学科が2025年から学部昇格する予定だそうです(現在申請中)。保健科学部の学科である現在でも高い就職率を誇っている看護学科が、学部としてさらにカリキュラムや教授陣が整備されるのは楽しみですね。詳しくは大学HPをご確認ください。
毎年近畿圏で何校の短期大学が廃止になっているのかをグラフにしてみました。すると2000年を境にそのペースが上がっていることがわかります。
因みに存続年数が15年未満と短命だった短大一覧も作ってみました。
立命館大学も1950年に短期大学の募集を始めますが、初年度から受験生が少なく、何と2年目には廃止の決断を行います。同志社も同じような状況で募集したのは僅か4か年だけでした。
短期大学は就業年数の短さから学費も抑えられ、早期から社会で働くことができるというメリットがありますが、もっと時間をかけて知識や経験を積める4年制大学の方が、今の高校生にとって魅力的に感じられるのかもしれません。