なんとなく今年は季節感がしっくりこないのですが、一般選抜から戦う受験生は、そろそろ色々な日程を確認しておきましょう、という話です。ご存知のように出願期間というのは短いものですが、同志社大学は12月24日~1月8日となっております。というわけで、受験生の皆さん、今年はクリスマス気分をちょっと横に置いておいて、調査書の請求をお早めに。何かあったら高校の敷地に入れなくなるかもしれませんので・・・。

なんとなく今年は季節感がしっくりこないのですが、一般選抜から戦う受験生は、そろそろ色々な日程を確認しておきましょう、という話です。ご存知のように出願期間というのは短いものですが、同志社大学は12月24日~1月8日となっております。というわけで、受験生の皆さん、今年はクリスマス気分をちょっと横に置いておいて、調査書の請求をお早めに。何かあったら高校の敷地に入れなくなるかもしれませんので・・・。
6年前に開学した「大和大学」、最初は2学部のみの設置でしたが、2年後には関西初の政治経済学部が設置されました。(正確には大阪国際大学にもかつて政経学部がありましたが、2000年の学部改組で名称変更)その頃に大学にお邪魔してみると、 隣接するJR社宅が取り壊されているではありませんか。おおお、まさか、と思っているとその場所に2019年理工学部開設。その内装工事中の新教室を見に行った時に少し離れた場所が整地中。何ができるのかなとみていると、案内してくださった職員の方にあっさりと「あれは社会学部の建物が建つところですわ」と言われ、どきどきしながら待つこと1年、ついに認可が下りたそうです。おめでとうございます。早くも5学部を擁する総合大学となってきました。 但し今年はこのタイミングでの認可決定ですから学生募集はこれからとなります。募集定員は200名とのことです。詳しくは大学HPをご確認ください。
ところで、このように拡大を続ける大和大学ですが、JR社宅の建物が無くなると、その向こうに旧吹田市民病院の建物が見えるようになってきました・・・。えっ?まさか・・・。
昨日から関西大学の「リアル」入試説明会が始まっています。新型コロナウイルス感染症予防の観点から、こちらの大学でも事前予約が必須となっています。 昨日のさわやかな秋晴れの中、千里山キャンパスで行われた説明会には定員いっぱいの400件の申し込みがあり、9割以上が当日参加したとの事です。残念ながら昨日の説明会への申し込みができなかった方、または兵庫県や滋賀県・和歌山県など千里山から少し離れたところにお住いの受験生にとってはありがたいことに引き続き、さらに13回も各地で説明会が開催されます。こちらも完全予約制+定員制となっておりますので、早めの予約をお忘れなく。英語対策講座もセットになっておりますので是非ご参加ください。
109年の歴史を持ち、東京歯科大学・日本歯科大学と並んで御三家ともいわれる大阪歯科大学に関する情報です。このエントリーでこの大学を扱うのは初めてです。 治療のための椅子がフロアに数十台ずらりと並んでいる附属病院が大阪の天満橋駅にそびえたっていますので、大きな大学かと思われがちですが、募集定員では歯学部が1学年128名、医療保健学部は100名の合計228名という規模の単科大学です。 伝統のある大学ですので入試の難易度も高いのですが、今年度は入試に関してお得な情報が届きました。
① 後期入試に限られますが、歯学部の一般入試でまさかの「専願制」導入。(医療保健学部では公募推薦で選択可能)
② 複数回受験の場合、2回目以降の面接が免除されます(ずいぶん気が楽になります)
③ 英語の民間試験資格があれば、英語の入試が免除されます(たとえば英検2級なら受験者平均点+20点がもれなくプレゼント。大昔に取った資格でもOK。)
④ 大学入学共通テスト併用でも判定されます(高得点科目を1科目合計しての判定。追加検定料は1万円ぽっきり)
⑤ 成績優秀なら学費免除となります。(歯学部の学費は年間500万円以上ですので、夢のよう)
詳しくは募集要項をお読みください。歯学部は6年間、または医療保健学部で4年間学んでみるのは如何でしょうか。日本では高齢者の割合が増えていますので、訪問歯科の需要も高まっているようですよ。
今、学習指導要領の改訂が行われていますが、現行では選択科目として設置されている「情報」(社会と情報・情報の科学)という科目を必修科目の「情報Ⅰ」と選択科目の「情報Ⅱ」に再編成されることになっています。つまり、「情報Ⅰ」という科目は現代国語や英語コミュニケーションと同じような必修科目になるという大事件です。そうなれば大学入学共通テストにも取り入れられるのでは、とうわさされていましたが、ついに2025年度からの導入が検討されているという報道がなされました。
また、今までは日本史と世界史も選択科目でしたが、これからは世界史Aと日本史Aが合体した「歴史総合」という科目や「地理総合」、「公共」も必修になりますので、社会科の出題枠組みや傾向も大きく変わることが考えられます。今後、これらに関する発表も順次なされると思います。注意しておきましょう。
京都産業大学から、このようなリーフレットが届きました。関西8大学(関関同立産近甲龍)の中で、唯一「ワンキャンパス」(キャンパスが一か所に集まっている)という、学部間の移動や部活にも有利な恵まれた環境も魅力の一つです。しかし、春に集団感染が出てしまったためにキャンパス全閉鎖となってしまった教訓を元に、学内にPCR検査場を作ってしまうなど感染防止はどの大学よりも整備されていますが、入試に関しても十分な対策や対応が議論されたようです。
まず、試験範囲に関して、「発展的な学習内容」を避けるとの事です。入試日程の変更もあります。さらに調査書の扱いなど細かいところにも配慮します、とも書いてあります。 その中でちょいと気になるのは試験場で「換気も十分に行います」との内容ですが、一般選抜は1月~2月です。つまりとっても寒いかも・・・。今年は京都産業大学に限らず、どの大学でも同じような対応をすると思います。体温調整が可能な服装やカイロの準備といった防寒対策もお忘れなく。
今年度(正確には2021年1月)に初めて実施される「大学入学共通テスト」の出願期間は9月28日~10月8日でしたが、その出願者数速報が大学入試センターから発表されました。 それによると、今年の出願者数は535,224名と昨年より2万人減ですが、減少しているのは既卒生で、現役生はほぼ昨年と同数となっています。 今年は3月からの学校休校や、長引く大学でのオンライン授業の影響もあり、大学受験者が減少するのではとの見方もありましたが、少なくとも共通試験受験者層に関しては、ほぼ影響なかったことになります。但し今後の先行き不透明感から早く大学を確保したいということで学校推薦型選抜(かつての指定校推薦)の利用率が上がっているとの情報もありますので、実際の受験者はこれよりも少なくなることも考えられます。 (大学入学センターの発表では高等学校経由出願か、個人直接出願か、という区分けで発表されており、高等専門学校の第3学年などは、個人出願に含まれています。本来既卒生が選択できないはずの第2日程に1名がカウントされているのはそのためです)
また、休校による学習の遅れに対する対応として、1月16日・17日の2日間(第1日程)と30日・31日(第2日程)が選択でき、第2日程であっても各都道府県に試験会場を設置する、との方針が示されていましたが、結果的には私立大学の入試と重なり、国公立大学2次試験の対策期間が半減する第2日程を選択する高校はほとんどなかったようで、その希望率は現役に限ると0.18%に留まりました。 というわけで、自己採点による「センターリサーチ」(今年は「共通テストリサーチ」と名前が変わるみたいです)なども予定通り実施されることになるでしょう。
近畿大学に対応した模擬テストというのは、さすが出願数日本一だけあって複数の事業者から提供されていますが、10月ともなればどの模擬テストもほぼ終了しています。しかし、ここで近畿大学を志望しようという受験生も居るはずだ、というところに目を付けたのが他ならない近畿大学。オンライン模試を自前で開発してしまいました。 オンラインで受験してそれぞれの小問ごとの答え合わせができます。出題そのものは過去問題ですが、オンライン上で回答を行い、科目の組み合わせを選択すると学部ごとの判定結果がその場でわかるというシステムです。
今までに近畿大学対応の模擬テストを受けることができなかった方、受けたけれども、その段階では満足のいく結果が得られなかった方、もっと近畿大学の出題に慣れてみたい方、是非このオンライン模試を受けてみましょう。詳しくは大学ホームページをどうぞ。
2021年度大学入試にもコロナ禍の影響が出ています。横浜国立大学は、ついには独自の学力検査を取りやめて、「大学入学共通テスト」のスコアと自己推薦書などで判定すると発表しました。確かに大学側としても受験生が発症または濃厚接触者に認定された場合の対応も大変ですし、入試の当日はいくら座席定員を減らすなど試験会場内での対応を考えたとしても、会場までの交通機関や出入り口で多くの人が集まるのは避けられず、感染拡大のリスクが高まるのは間違いないとの判断でしょう。特に併願受験が多い私立大学では、できるだけ学校に出向かずに完結する「共通テスト利用」も増加するのではないでしょうか。
そんな中で、大阪府堺市泉ヶ丘にある、韓国語・韓国文化が学べることでも知られている「帝塚山学院大学」は共通テスト利用の検定料が全額免除と発表されました。基本はネット出願ですので、調査書と大学入学共通テスト成績請求票、角2封筒があれば出願可能です。受験料は無料!というわけで共通テストを受験予定の皆さんはさしあたり出願しておきましょう。共通テストをがんばるだけで合格通知が送られてきます。一応念のための確認ですが、現在では帝塚山学院大学は全面共学ですので、男子も大歓迎されておりますよ。
昔むかし、和歌山に辻本光楠(こうなん)さんという農家の四男さんがおったそうな。広い世界を知るために単身アメリカに行ってみたところ、何者かに襲われて片腕が無くなるほどの大けがをして帰国。後遺症に苦しみながらも英語を学び続けて立派な教育者になったそうな。その方が京都大学の近くに商業学校を作ったのが95年前。その3年後、花園妙心寺の塔頭(たっちゅう)が持っていた竹林を借りる形で右京区に移転してきたのが、今日の京都学園中学校・高等学校です。校地の一番奥がテニスコートなので、その塔頭の庭にはテニスボールが時々飛び込んできますが、和尚さんは特に気にしていないご様子。実はこの和尚さんは京都工芸繊維大学で蚕の研究をしていた農学博士でもある方ですが・・・(脱線しましたので軌道修正)それはさておき、実は2014年までは当時の京都学園大学も同じ法人「京都学園」が運営していたのですが、何があったのか6年前に中高だけが独立し、学校法人「京都光楠学園」となっていました。
一方、亀岡にあった大学の方はその後大きく姿を変えていきます。2015年の太秦キャンパス開設と併せて学部の増設、改組など拡大路線に走り始め、本部機能を京都市に移転、2018年には日本電産会長の永守氏が理事長に、2019年には法人名も「永守学園」、大学名は「京都先端科学大学」に変更。カリキュラムも大幅変更、英検2級以上持っていれば授業料免除+100万円/年プレゼントといったゴージャスな奨学金を用意するなどでも注目を集めています。 このように6年間の間に大きく進化した大学との協力関係は中高の充実につながるとの考えでしょうか、再び法人が統合されると発表されました。大学側も附属校を新設する構想がうわさされていましたので、一気に大学附属校を手に入れたことにもなります。中学からの10年一貫人材育成プランもかんがえていらっしゃるかも・・・。楽しみです。