高・中・小(全学年)対象の学力アップ・中学受験・高校受験・大学受験志望校合格を目指す個別指導の学習塾

ティーチングでなくコーチング。生徒の思いを引き出し目標に変える指導を

合格エピソード9選
JR尼崎教室 学習プランナー

錦戸 あゆみ先生

休校中もオンライン対応で成績アップ

彼女との出会いは、中学1年生終わりの春になるころでした。当初の成績は、1学期期末テストは英語も数学も高得点でしたが、2学期中間テストで英語と数学がともに50点台になっていました。以前の塾では宿題が多すぎて一夜漬けをしていたので辞めたと伺い、塾や宿題を上手くこなせていないことが点数ダウンの原因ではないかと考えました。保護者は学費を気にされていましたが、1:4グループ個別のユニットコースと春期1講座で受講開始となりました。

しかし、新学期に入って学校は休校となり、塾の授業もオンラインに……。私は教室で1人、タブレットで授業巡回をしながらお声掛けを繰り返しました。手が止まっていないか、オンラインで困ったことが無いか、聞き取ることに専念致しました。友達もユニットコースを受講していたため、少し安心されているよう見えました。休校の関係で1学期中間テストがなくなりましたが、フリーステップの学校準拠の教材を中心に、その後の期末テストで英語と数学をともに80点台まで取り戻してくれました。フリーステップの学校準拠教材を用いた理由ですが、彼女が通学していた中学校の定期テスト問題カバー率調査が86%で、フリーステップの調査平均である82%を上回っていたこと、残りの14%は実力問題であったからです。内申点で重要なテストが1回分なくなったことに対して私は心配しておりましたが、彼女は初めてのオンライン授業で成果を出してくれました。

「行きたい学校」を志望校に

中学3年の夏休み前、生徒保護者とともに面談を行いました。当時、とにかく公立高校に行ってほしいという思いが保護者にはあり、要望に応えて現状の成績から公立高校を何校かピックアップしました。しかし、私はそこで生徒本人に「行けたらいいな、ではなく行きたい高校」がないかを尋ねました。生徒が答えたのは、学区内では難易度も倍率も高い人気の公立高校。
文化祭が楽しそうだから、とのことでした。人気校ゆえか、保護者は恥ずかしそうにされていました。
私は入塾後1回目のテストで点数アップできる実力があるなら、志望校を目指すことは時期的にも可能だと伝えました。年間カレンダーや夏期講習前テストの結果で、学校のテスト時期や進路の最終決定時期を共有致しました。また、目標偏差値も確認致しました。
唯一気になっていたことは、自習がテスト前のみだったということです。志望校合格のためには、塾で受講している科目以外の対策も必要です。そこで私は生徒に自習誘導を行いました。ただ「自習に来て」とお願いするのではなく、時間を決めるか曜日を決めるか、どちらが自習を継続しやすいかを尋ねました。継続することがまず大事だと考えたためです。
本人なりに考えて、「毎週水曜日に自習室に来る」と宣言してくれました。授業の曜日が決まっていたので、水曜日に自習をしているかを木曜日に自習スペースの管理表を確認してすぐに把握することができました。
教材も、当初使用していた学校準拠のものから発展レベルの内容に切り替えました。以降は学校のテストで90点台を安定して取れるようになり、学年1位を獲得したこともありました。
講習会も時間割を調整しながらしっかりと受講。講習期間中に志望校に通っている生徒と自習時間が重なったので、学校情報を直接聞いて合格して通学することをイメージし、モチベーションを維持していました。
私立の併願も無事合格し、その後の公立高校入試直前まで約束した自習の日は必ず教室で頑張ってくれました。
本命の公立高校の受験では、理科の試験が難しかったと感想を聞いていましたが無事に合格。合格した時は、本人から直接教室へ電話をかけてきてくれました。

成功体験は新しい目標を生む

合格した後の面談で、保護者の方から「このまま本人が思うように勉強してほしい」というお言葉をいただきました。私から本人にどうするのか尋ねる前に、「塾を続けて次は大学を目指したい」と答えてくれました。これまでの積み重ねで信頼してもらえたこと、そしてこれからも一緒に頑張っていけることが本当に嬉しいです。
合格体験記には、このように記載されていました(一部抜粋)。
『もちろん、合格できて本当に嬉しかったですが、何よりも一番嬉しかったのは、中途半端な自分から抜け出せたことです。一年生の時は、宿題が提出日までに終わらないこともよくあったし、学年順位も三十位から五十位までを行き来してましたし、学年一位なんて夢のまた夢って感じでした。そんな私が初めて学年一位になった時は、実感が湧きませんでしたが、嬉しかったです。』

当初は自分でなかなか物事を決められない性格でしたが、次の目標を決めてくれたことで、一歩成長してくれたと感じました。現状維持ではなく、上を目指すよう促せたことが志望校合格や成長に繋がったと思います。ティーチングではなくコーチングで、生徒の考えを引き出させたことも理由の一つだと思います。かつて約束した自習は、今でも続けてくれています。これからは点数アップを継続しながら、大学の進路相談をしていきたいです。

※本文中の赴任教室名・部署名は原稿当時のものです。現在とは異なる場合があります。

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