開成教育グループでは公立高校入試対策の最後の仕上げとして、学習イベント「ステップアップ入試直前勉強会」を開催いたしました。 地域別に以下の日程で合計48の教室会場で実施しました。

1月29日（日）：京都府

2月5日（日）：兵庫県

2月12日（日）：東京都、埼玉県、千葉県、大阪府、滋賀県、奈良県

各会場では希望者に対してオンラインでの受講も対面受講と同時に実施しました。
公立高校を受験予定の中学3年生が総勢800名以上参加しました。

公立高校入試では英・数・国・理・社の一般的な知識問題や短答問題だけでなく、文章記述式の問題形式、国語の作文(小論文)、英語のリスニング、自由(条件)英作文など思考力・表現力が問われる問題もあります。
入試直前期のこの時期は過去問題を解いていて、自分の記述式の解答や国語の作文、英語の自由英作文の解答が、模範解答と見比べて正解なのか不正解なのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
また作文や自由英作文の対策、英語リスニングの対策として何をしたらいいのかと悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

「ステップアップ入試直前勉強会」は次の目的で行われます。

1. 入試問題と同じ形式の問題を用いた演習で試験に慣れる
2. 授業ではやりにくいリスニング対策を実施し、リスニング問題の解き方を理解する
3. 志望校合格に向けた知識の最終確認を行い、科目ごとに大問別の解答時間、解答順序の戦略を立てて、自信をもって受験に臨んでもらう

ガイダンスの後は、過去問を使用して問題の解答を行いました。最初の解答は大問ごとに時間を区切って実施しました。これによって各大問の解答にどれだけ時間を使っていいのかを感覚的に身につけることができます。 解答中は、すらすらと解答をしていく生徒、全く解答が進まない生徒、問題用紙に多くの書き込みをしている生徒などさまざまな様子が伺えました。しかし、どの生徒も本番の試験を受けているかのように表情は真剣そのものでした。同じ志望校を目指すライバルだけの空間での問題解答ということで、普段模試などを受験しているときとは違った雰囲気を感じているようでした。

勉強会では、朝の8：00から5教科の授業を合計630分実施しました。参加者は各都府県の入試の傾向に合わせて作成した予想問題を演習し、解答の解説を受けるだけでなく、入試直前期の過ごし方・勉強法なども併せて講師から指導を受けました。それらに加えて、1人では対策しにくい、小論文や作文、英語のリスニング、英作文対策についても講師から指導を受け、万全の態勢で試験に臨めるようにしました。