中学受験ガイダンス~受験準備回~ 実施レポート
開成教育グループでは2023年1月14日(土)に『中学受験ガイダンス~受験準備回~』を関西・関東に分かれてオンライン配信にて実施しました。当日は小学3年生~小学5年生の方で中学受験を検討している方、中学受験予定の方など、多くの方にご視聴いただきました。
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年3回実施している『中学受験ガイダンス』。 その中でも今回実施の受験準備回は『受験意思を固め、志望校対策をスタートする』ことを主な目的としています。受験意思を固めることで、具体的な志望校(目標)が決まります。具体的な志望校(目標)が決まることで入試までの残りの期間でのやるべきことが決まります。中学受験においては、受験意思を固めることがその後の行動につながります。
多くの私立中学校では、基本の授業時間が長いという中高一貫教育のメリットを活かし、中3の1学期までに中学課程を終了して高校範囲の学習に入ります。このように、中高一貫校における学習カリキュラムは速く学習を進めていく内容であるため、大学受験に向けた対策時間を確保することができます。
学習や生活環境の面でも、海外語学研修などを含む英語教育やデジタル教科書やプレゼン資料作成や発表などでタブレット端末を十分に活用するICT教育のほか、習熟度別授業・少人数制授業を取り入れ、生徒と先生の接点を増やし、学習状況に合わせた授業を展開する学校が多く存在しています。
中学受験の学習では通常、小学校では扱わない発展的な考え方や知識を扱います。例えば、算数において、旅人算、つるかめ算、といった特殊算法の学習では問題文を図示(可視)化することや、柔軟な思考力が要求されます。こういった問題に日ごろから取り組むことで思考力・判断力・表現力がより一層身につきます。
志望校を決めるためには、『どのような方向に進みたいのか』『どのような教育を受けたいのか』『どのような雰囲気のもとで育っていきたいのか』を考えることが重要です。志望校選びのポイントは、「偏差値のみ」で志望校を選ぶのではなく『6年間いかに充実して過ごすことができるか』という視点が大切です。
中学受験を経験された多くのご家庭で、志望校を決める際に進学実績だけで判断せず、『校風』『教育方針』も重視し、6年間の学校生活をイメージする志望校の選び方をされています。
志望校の話以外にも、中学受験をする小学校4年生~6年生の学年別の今後1年間のスケジュールについて、全体と各項目の情報を詳細にお話しさせていただきました。
- 今後の日程や対策等、どの時期にどういうことをやればいのかを知ることが出来ました。
- 科目別の勉強法、模試の捉え方などを知ることが出来ました。
- 親子で拝聴させて頂きましたが拝聴後、娘の中学受験に対する意欲と自信が向上しています。
- 受験勉強の各学年の内容を知ることができました。
- 中学受験に関する知識が全くなかったので概要を知れて満足しています。
開成教育グループでは今後もこのようなガイダンスを通じて小学生、保護者の皆様を授業だけなく、情報提供なども通じて今後も全力でサポートしていきます。
次回は2023年5月13日(土)中学受験ガイダンス~データ分析回~をオンラインにて実施します。中学受験をされる方はぜひご参加下さい。