感単勉強会 実施レポート
開成教育グループでは2023年2月5日(日)に学習イベント「感単勉強会(感動!こんなに覚えやすい単語勉強会)」をオンラインにて開催いたしました。 多くの高校1・2年生が参加しました。
英語の学習に於いて英単語を覚えるというのは単純作業のように考えられがちです。
「com」や「ex」から始まる英単語多すぎじゃない…?見分けがつかない…
長文で知らない単語が出てきて困る…
「in」「at」どちらを使うのが正しいかわからない…
このようなお悩みを持っている人も多いのではないでしょうか。
そんなお悩みをお持ちの人におすすめするのが、感単勉強会!
「暗記だけに頼らない効率的な英単語学習法」を中心に学ぶ勉強会です。内容は事前テストの後、約30分×2回の語源に関する講義と長文の中で語源から単語の意味を推測する方法、長文を利用した単語の覚え方に関する講義を実施しました。それから修了テストを行い、勉強会の成果を測定。今までの自己流の勉強方法と比較してもらいました。また、勉強会の中で開成教育グループオリジナルアプリを使用して確認テストを行いました。
語源とは単語の成り立ちのことです。例えば日本語にもなっているinternational(国際の)という英単語は、接頭辞interが「間の、相互の」、語幹nationが「国家」、接尾辞alが前の言葉を形容詞にする働きを持っています。従って、「国家間の」を形容詞にしたもの、ということで「国際の」という意味になります。「国際」という日本語は「複数の国家が相互に関わっている」という意味です。
interが使用されている他の単語にはintercept(横取りする、妨害する)などがあり、接頭辞interが「間」、語幹ceptが「つかみ取る」を意味します。日本語としてもバスケットボールやサッカーで「相手のパスの間に入ってボールを奪うこと」を「インターセプト」と言います。
このように英単語は接頭辞や語幹の組み合わせでできているということを知ることで、ただの丸暗記ではなく理解を伴って単語を覚えることができます。
また、未知の単語の意味でも類推できるというメリットがあります。
感単勉強会では会の成果を参加者に実感してもらうため、前後でテストを実施しました。
事前のテストと修了テストの得点を比較すると事前テストから修了テストにかけて平均で30%以上の得点率の上昇が見られました。
参加者の声(アンケートより抜粋)
- 単語を接頭辞や語根、接尾辞などに分ける時の説明がとても分かりやすかった
- 新たな考え方を得られた
- 今まで覚えているようで覚えていなかった単語を解体することでより覚えることができた
- 今まで単語帳に出てきても覚えられなかったのがこの勉強会ですぐ覚えられた
- 効率よく覚えていけそうだと感じた
- 単語の意味を知らなくても意味を推測して活かせることを学べた
この学習イベントに参加した高校生の皆さんが、志望校合格に向けて今後の英語学習において効率的な学習を行うことができればと思います。開成教育グループでは今後もこのような学習イベントを通じて、生徒の皆様が第一志望校に合格できるよう指導します。