大阪高等学校 見学会&講座体験day

2023年6月13日 火曜日

大阪市東淀川区、阪急京都線相川駅からすぐの大阪高等学校は、日本大学大阪中学校をルーツに持つ男子校でしたが、13年前に共学化して今では1学年500名近いマンモス校となっています。4年前から始動した探究コースでは、様々な地域問題、社会問題に向き合うなど、最新の教育理念も取り入れた実践が行われています。

メインのオープンスクールは8月にあるのですが、今年はそれに先駆けて「見学会&講座体験day」というイベントが行われます。

まずは14時から在校生による学校紹介と校内見学ツアーがあって、15時からご覧のように楽しそうな体験講座の中から一つ選んで受講という流れになっています。

どのような授業が行われているのか、中3の皆さんはひとまず体験してみてはいかがでしょうか。お申し込みは学校HPからどうぞ。

大阪府立天王寺高等学校「天高説明会」

2023年5月24日 水曜日

大阪府の中学生の皆さん、今年も「天高説明会」の季節がやってきました。授業見学と説明会、校内見学ツアーに部活見学もセットになっているのですが、定員オーバーで抽選となるほどの人気イベントです。

申し込み受け付けは学校HPから。受付開始は来週月曜日の午後4時からとなっています。申し込み多数の場合は抽選結果が6月2日にHP上で発表されるという予定になっています。ともかくお申し込みはお忘れなく。

【広大な校地での】近大泉州 COZY見学会【こじんまりした見学会】

2023年5月18日 木曜日

近畿大学泉州(高等学校)は泉州銀行(現池田泉州銀行)の元頭取によって50年前に創設された女子校がルーツですが、間もなく男子クラスを併設、女子バレー部と硬式野球部の活躍でも知られる学校となりましたが、24年前に完全共学化、14年前から近畿大学の準附属高校となって現校名となりました、岸和田市の山手の緑に囲まれた広大な敷地には硬式野球専用グラウンドや2層式の立派な体育館、特別教室のある建物でも広い共有スペースがあるなど、恵まれた学習環境も自慢です。普通教室の窓から見える葛城山の緑も気持ち良いです。

さて、このように広大な学校なのですが、中学生向けの学校見学会では定員を絞っての小規模な(cozy)形式となっています。学校の特色を丁寧に伝え、逆に受験生からの質問にも応えようということでしょう。ここにも一人ひとりを大切にする学校の姿勢が表れているような気がします。

7月1日の説明会はまだお席が空いております(17日現在)。お申し込みは学校HPからどうぞ。

【完全中高一貫】東大寺学園 高校募集廃止【中学からしか入れません】

2023年5月16日 火曜日

97年の歴史を持つ奈良の東大寺学園高等学校は、卒業生が毎年200名前後という規模の学校ですが、この春の大学入試では東大18、京大、64、阪大9、神戸大10とここまでの合計で既に約半数、これに国公立の医学部医学科を加えるとほぼ8割になるという超進学校です。この東大寺学園から、次年度から高校募集を取りやめるというお知らせが届きました。

今までも高校募集は1クラス40名だったのですが、教育課程が新しくなった今、中学校から進級した生徒さんに、外部から入学した生徒が高1で追いつくのは難しいとの判断でしょうか、完全中高一貫校になるようです。

制服も生徒手帳も無い自由な校風の東大寺学園に入るためには中学受験しか方法が無い、ということで、次年度の中学受験への影響も出そうです。要注意ですね。

因みに入試日(予定)は既に発表されています。2024年1月15日(月)の午前、とのことです。

【大阪府が大盤振る舞い】大阪府 高校授業料完全無償化【現高2生から順次】

2023年5月10日 水曜日

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大阪府は戦略本部会議を開き、高校授業料の「完全無償化」の実現に向けた具体的なスケジュールを示しました。

9日の戦略本部会議で大阪府は、公立・私立ともに所得制限を設けない高校授業料の完全無償化を検討。

府の案では来年度の高校3年から所得制限を撤廃し、学年を広げて2年後、全学年を無償化する方針です。(5月9日12:21配信)

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ABCテレビウェブサイト(https://www.asahi.co.jp/webnews/pages/abc_19557.html)より引用

大阪府では高校の授業料に関し、世帯年収に応じて段階的な手厚い支援策が設けられていますが、今回はさらに所得制限を撤廃し、全学年授業料無料にするという方針のようです。但し、その「授業料」は学校によって異なりますので支援の上限額や、大阪府民が大阪府外の高校に通学する場合の扱いについてなど詳細はまだ発表されていませんので、今後検討されていくことになるのだと思います。

この方針が定着すれば子育て世代の大阪府への流入につながるでしょうから、近畿圏の他の府県にも影響が出てくることになります。他の府県でも子育て支援が手厚くなることを期待しております。

【時間帯を選んで】私学フェアKYOTO【申し込みましょう】

2023年5月9日 火曜日

京都の私立中学校、高等学校に興味がある皆さん、6月10日11日に岡崎公園の「みやこめっせ」で合同説明会が開催されます。新型コロナウイルス感染症は昨日から5類に移行されましたが、まだ不安な小中学生への配慮でしょう、時間帯と1組の人数を制限しての開催です。都合の良い日時を選んで事前に申し込みましょう。申し込み受付は再来週からとなっています。お忘れなく。

【スクープ】京都翔英高等学校 看護科・看護専攻科 新設【京都府下で40年ぶり】

2023年5月8日 月曜日

次年度で創立40周年を迎える京都府宇治市の京都翔英高等学校は、野球、バスケット、サッカーなどスポーツの強豪校としても知られていますが、単位制を生かした多彩な学びやFA(フリーアカデミー)という中学校の学び直しもできるクラスを設置するなど、多様なニーズに応える体制が整っている学校です。

それに加えて次年度から「看護科・看護専攻科」の設置に向けて準備していることが発表されました。京都では看護師不足が進行しているとの事ですから、これまた地域のニーズに沿った改革というわけです。「看護専攻科」というのは高校卒業後2年間通学することで看護師の受験資格が得られるというコースです。つまり最短で20歳で看護師として就職できるというわけですね。現在設置申請中との事ですが、詳細については今後の説明会で発表されると思われます。注意が必要です。

【とても】相愛中学校 高等学校 入試関連イベント【シンプル】

2023年3月30日 木曜日

現在校舎全面改築中の相愛中学校、高等学校から年間の入試関連イベントのお知らせが届きました。必要最小限のシンプルかつスタイリッシュなチラシです。

見習って、このブログも今日はシンプルにしてみたのでした。

詳しくは学校のHPをご確認ください。

【年間予定が】桃山学院中学校 高等学校 入試関連イベント【ありがたい】

2023年3月29日 水曜日

2014年から2015年にかけてNHKで放送されていた朝ドラ「マッサン」の主人公は「ニッカウヰスキー」の創業者、竹鶴政孝をモデルにしたものだというのは知られていますが、当時からウィスキー製造で世界的にも有名だった竹鶴政孝氏、実は1年間だけ化学の教員をしていたことがあります。その学校というのが桃山中学(現:桃山学院高等学校)だったのです。今を思えば何と贅沢な話でしょう。

それはさておき、桃山学院中学校・高等学校は、今から139年前の1884年、川口外国人居留地(現:大阪市西区川口)にイギリス聖公会の宣教師によって開かれた男子校の小学校がルーツです。その後高等英学校となり、1912年に現在の校地に移転し、学制変更を経て現校名となり、2001年から共学化、現在の姿となります。

多彩な学校行事や部活動やサークルも多く、とても楽しい学校なのですが、進学校としての実績も、国公立に221名、関関同立に460名(2022年度実績)と立派なものとなっています。

入試関連イベントの年間予定が送られてきました。説明会も大切ですが、生き生きとした在校生の姿をご覧になるのもお勧めですので、オープンキャンパスやクラブ見学・体験会の日程などもチェックしておきましょう。

令和5年度 大阪府 公立高校 一般選抜 出願数確定

2023年3月8日 水曜日

大阪府公立高校の一般選抜の出願は3月7日で締め切られましたが、大阪府教育委員会から出願数が公表されました。

旧学区別に概要を紹介します。

【旧1学区】

出願倍率が1.5倍を超えているのは大阪府下で4校ですが、そのうち3校は旧1学区に集中しています。府下最高の1.68倍の激戦となる春日丘、1.56倍の豊中、今年定員が1クラス(40名)減少した茨木の1.51倍となっています。茨木の出願数は昨年の579名から562名と17名しか減少しませんでしたので、倍率が上昇したというわけです。一方、希望調査では定員未達だった7校は定員割れが回避されましたが、2校は未達となっています。旧1学区合計での平均倍率は1.25倍と高めになっています。

【旧2学区】

こちらは全体的にバランスの良い倍率となりました。最も高い所でも四條畷と東、昨年は茨田を除いて8校もあった定員割れが、今年は4校となっています。この地域の平均倍率は1.13倍と落ち着いています。

【旧3学区】

今までの中学校校長会の進路希望調査と似たような傾向になったのがこの地域です。昨年8校が定員を下回りましたが、今年は7校となっています。そのうち4校が4年連続、3校が3年連続となっています。この地域の平均倍率は1.14倍です。

【旧4学区】

進路希望調査では2倍を超え、昨年の入試でも1.44倍と狭き門だった三国丘が今年は1.59倍の激戦となっています。希望調査では1.14倍と落ち着いていた岸和田が1.31倍と増加しており、泉陽も1.31倍ですので、上位は高めの倍率になっています。そんな中で今年定員増をした鳳が1.04と落ち着いています。定員割れは4校ですが、その内2校は3年連続となっています。旧4学区の平均倍率は1.13倍と落ち着いています。

試験は3月10日(金)、合格発表は3月20日(月)です。受験生の皆さん、体調に気を付けて頑張りましょう。