【今、男女別学が熱い】報徳&武庫川女子、合同イベント【対象は新小1~新小6】

2025年2月17日 月曜日

共に兵庫県西宮市にある報徳学園中学校・高等学校と武庫川女子中学校・高等学校はそれぞれ男子校、女子校としての教育活動を永く続けていますが、今回合同の募集関連イベントを開催するようです。

そのイベント名も「報徳&武庫女オリジナルイベント~生徒が語る男女別学の魅力~」というわけで、生徒さんの発表がメインとなるイベントのようです。それに加えて個別相談ブースやワークショップなども用意されているようです。

10:00~11:00と11:30~12:30の入れ替え2部制で、それぞれ先着60名となっています。

いままで女子中学校合同のイベントはありましたが、お互い募集面ではライバルとならない男子校と女子校のコラボというのは面白い企画だと思います。因みに2024年入試の東大理三の高校別合格者数ランキング上位校は、開成(12人)、桜蔭(12人)、灘(12人)と3校が同数でトップ、筑波大付属駒場(8人)がそれに続くのですが、いずれも男女別学です。共学校には共学の良さがありますが、別学のメリットを知っておくのも大切ですね。

今回のイベントは事前申し込み制となっています。各校HPからどうぞ。

【もう始まります】2026年度入試向け 金蘭千里中学校「きんらんせんりデー」【お早めに】

2025年2月14日 金曜日

高校募集をしている私立学校は入試が終わって合否発表、来週から1.5次入試、という慌ただしい時期ですが、金蘭千里は高校募集が無いからでしょうか、学校の雰囲気も落ち着いております。

さて、来週末には毎年恒例の説明会+体験会である「きんらんせんりデー」が開催されます。学校説明会だけではなく、吹奏楽部や合唱部、ダンス部などの在校生によるパフォーマンスや校舎見学、クラブ体験などの企画も用意されているようです。お申し込みは学校HPか2次元バーコードからどうぞ。

【もう始まります】2026年度入試向け 大阪女学院中学校 中学校キャンパスNAVI JUMP【お早めに】

2025年2月13日 木曜日

このエントリーでもちょいちょい紹介している大阪女学院中学校でも次年度入試に向けた説明会+体験プログラムが始まります。こちらは対象が新小学5年、6年となっています。在校生によるアテンド付きの巡回型体験プログラムとなっています。学校の雰囲気を知るためにも女子小学生の皆さんは参加してみてはいかがでしょうか。申し込みは今週末からとなっています。Web経由でどうぞ。

【もう始まります】2026年度入試向け 追手門学院中学校 第1回オープンスクール【お早めに】

2025年2月12日 水曜日

今年も多くの受験生を集めた大阪府茨木市の追手門学院中学校ですが、3月に第1回オープンスクールが開催されます。今回は新小4~新小6を対象とした体験活動付きの説明会です。先生方の工夫が詰まった体験プログラムも魅力的なのですが、個性的な校舎の内部を普段見ることはできないので、一度参加してみてはいかがでしょうか。それぞれの体験プログラムは先着順の定員制となっていますので、お申し込みはお早めに。

【速報】 近畿圏 私立中学出願状況【まだ途中経過ですけど】(大阪府)

2025年1月16日 木曜日

近畿圏の私立中学校受験の解禁日は18日ですが、そろそろ出願状況の速報が集まってきました。あくまでも途中経過ですが、大きく志願者を伸ばした学校をいくつか紹介しましょう。

【大阪府 男子校】

大阪星光学院 710名(昨年度)→761名(今年度)今年は4倍を超えそうです。

明星(前期)133名→185名 特進の上にS特進という募集枠をつけたこともあり昨年度より4割近く増えています。

【大阪府 共学校】

大阪国際(1次A)105名→129名 プレテストでも大きく動員を伸ばしています。2022年の開校からいよいよ完成年度を迎えますが、グローバル教育も人気です。

関西大学第一458名→593名 男女とも増加し、名目倍率で2.5倍という狭き門になりそうです。

まだ、最終の数字が出ていませんが、近畿大学附属や香里ヌヴェール、常翔学園、羽衣学園初芝富田林、校名が変わった利晶学園大阪立命館も大きく増えそうです。

大阪府立中高一貫校 2025年度入試倍率確定

2025年1月15日 水曜日

1月25日に行われる大阪府立の中高一貫校3校の志願者数が確定しました。

咲くやこの花中学校(80名募集)=299名出願(3.74倍)昨年3.95倍

水都国際中学校(80名募集)=294名出願(3.68倍)昨年4.05倍

富田林中学校(120名募集)=298名出願(2.48倍)昨年2.79倍

昨年よりも少し落ち着きましたが、それでも咲くやこの花は3.74人に一人、水都国際は3.68人に一人しか合格できないという高倍率です。当グループからも多く受験します。受験生諸君の健闘を祈る。

【えっ?もう?】常翔学園中学校 2026年度入試向け 学校説明会【まだ今年の入試、始まっていないんですけど・・・】

2025年1月10日 金曜日

1月5日の全国高校ラグビー大会の準決勝、常翔学園vs東海大大阪仰星の試合では26対29の僅差で敗れつつ善戦した常翔学園ですが、3年の出場メンバーはことごとく明治や中央、立命館などの有名大学に進路が決まっているなど、卒業後の活躍の場まで用意しているのは流石です。このように、何ごとも一歩先まで読んでいる常翔学園、中学募集の動き出しも他校より早いです。

まだ中学入試が始まっていないこのタイミングで2月2日を皮切りに行われる説明会のご案内をいただきました。お近くに会場があれば参加してみてはいかがでしょうか。

ちなみに中学募集の戦いでは、昨年度実施プレテスト(Jテスト)動員数が、二日程合計のべ1167名と、近畿圏第2位(首位は帝塚山学院の1322名)の圧倒的な強さを見せています。今年も多くの受験生を集めることでしょう。

【明日はイブだ】近江兄弟社中学校・高等学校のクリスマス【楽しもう】

2024年12月23日 月曜日

西武セゾングループ、高島屋、伊藤忠商事、丸紅、住友財閥、三井財閥、トヨタ自動車、日本生命、武田薬品工業・・・これらの名だたる大企業や企業グループの共通点は・・・実は創業者や創設に大きな影響を及ぼしたのは滋賀県出身者なのです。経済的に恵まれていた滋賀は商業人材育成にも力を入れており、「近江商人」を生み出してきました。

1922年に滋賀大学の前身ともなる高等商業学校が彦根につくられたのは知られていますが、その36年も前の1886年(明治19年)に開かれたのが、かの評論家、大屋壮一に「近江商人の士官学校」と言わしめた滋賀県立八幡商業高等学校の前身となる滋賀県商業学校なのです。1901年(明治34年)に現在の近江八幡に移転しますが、そこに英語教師として派遣されてきたのが、ウィリアム・メレル・ヴォーリズだったのです。旧制膳所中学、彦根中学でも週1日教えていたそうですが、キリスト教の布教も併せて行ったため、仏教徒の反発などで解職されてしまいます。そこで洋館建築の設計事務所を始めました。関西学院大学や神戸女学院大学などにヴォーリズの設計した建物がいまも多く残っています。解職された八幡商業学校の建物も手掛けたそうです。

その後メンソレータムの国内販売など多角化したこの会社は医薬品メーカーの近江兄弟社となっていくのですが、一方で教育にも強い関心があり、1922年に幼稚園を、1933年に女学校を設立します。そしてこの女学校が戦後の教育改革で近江兄弟社中学校・高等学校となったのでした。

前置きが長くなりましたが、この流れからお判りのように近江兄弟社中学校・高等学校はキリスト教(プロテスタント)の学校ですので、クリスマスもとても大切にしています。

先週、学校にお邪魔すると、白いケープ(肩からかける白い布)を巻いた中学1年生がわらわらと玄関に並んで、賛美歌を歌い始めました。最後の「ジングルベル」では飛び上がりながら楽しそうに歌っていて、聴いているこちらも楽しくなりました。この日高校生は午前中、中学生は午後から校内のみならず、近隣の施設などで賛美歌を歌って回るのだそうです。季節感を感じることができました。

受験生の皆さん、今年はクリスマスだ、正月だと浮かれている場合ではありませんが、入学すれば思いっきり楽しめますよ、だから今年は頑張ってね、というお話でした。

【近畿圏中学入試】プレテスト受験状況 速報【今年の人気校はここだ!】その2

2024年12月20日 金曜日

③増加校(日程)ランキング

昨年と同時期のプレテストと比較して増加数の大きい学校と日程をランキングにし、上位10校(日程)を表にしてみました。

1位桃山学院。高校募集の方が大きいイメージがありますが、伝統的に充実している英語教育、自由な校風に加えて今春の大学合格実績は現役だけで東大1,京大9、阪大9と向上しており、中学校人気も次第に高まってきています。2位の明星のプレテストは今年で3年目(それまでは「チャレンジテスト」という小規模なテストのみ)ですが、実数で950名。1,000名超えも見えてきました。共学化した滝川も110件増加の4位、今年も多くの受験生を集めそうですね。5位は常翔学園、もう一つの日程では他校とのバッティングで微減となりましたが、こちらの日程では問題なく109名増加。勢いが止まりません。6位の金蘭千里は3年前から1教科入試、昨年から適性検査型を導入するなど入試改革が進んでいますが、その影響でしょうか、広い範囲から受験生を集めそうです。学校名が変わる10位の利晶学園大阪立命館もこちらの日程だけで500名を超え、ランキングには入っていませんが、次の日の10月20日にも486名を集めたので、この2日程を合わせるとのべ1,010名が受験しました。いやぁ先生方、採点だけでも大変!こちらも1月には多くの受験生を集めそうです。

というわけで、盛り上がりを見せる近畿圏の中学入試なのでした。

【近畿圏中学入試】プレテスト受験状況 速報【今年の人気校はここだ!】その1

2024年12月19日 木曜日

近畿圏の私立中学校で行われるプレテスト、ことしもそろそろ終盤となりました。そこで(株)エデュケーショナルネットワークから参加者数の調査データをいただきましたので、速報として現状をお伝えします。まだ学校様からのアンケートが届いていない、集計中のデータもあります(判明率147/151=97.4%)ですが、判明している範囲で分析してみます。

①今年のプレテストのべ受験者数は、合計29,760件(昨年28,445件)と昨年比で4.6%(実数で1,360件)の増加となっています。12歳人口は減少していますので、受験率は増加していると考えられます。

②今年の参加者ランキング

今年は大阪桐蔭が1位、昨年1位だった南海清風を抜きました。4位関大北陽、5位近大附属と大学附属系が続きます。共学化した滝川はさらに受験者が増えています。大学提携+伝統的な価値観と現代的な教育を融合させた独自の教育理念で多彩な教育活動を行っている帝塚山学院はこの2日程合計でのべ1,322名が受験しており、大学進学実績が爆上がりしている常翔学園や多彩な入試を取り入れた金蘭千里などの人気校ぶりもこの数字からうかがえます。(続く)